品出しバイトって女子でもできるのかなぁ
求人誌や求人サイトをいろいろ見て、興味をもったスーパーの品出しバイト。
でも何となく男性の仕事ってイメージがあるし、もし力仕事があるなら女性には不向きかもしれません。
結論から言うと、スーパーの品出しバイトは女性でも活躍できる仕事です。
私が4年間働いていた職場は男子5人、女子3人でシフトを回していました。
それにその8人は学校を卒業する以外の理由で、バイトを辞めることはありませんでした。
品出しバイトって他のバイトと比べて働きやすいんですよね。
今日はスーパーの品出しバイトの仕事内容を女性向けに切り取ってみました。
①基本的な仕事内容、②女性だと辛いと感じる瞬間、③品出しバイトに向いてる女性
この3つについてお話ししますね。
① 品出しバイトって何するの?日配は男も女も仕事内容は同じ
品出しバイトの基本的な仕事は以下の3つです。
この3つの仕事を男女で分けられていることはありませんでした。
どの業務も、教えてもらったその日からすぐ覚えることができるレベルなので安心してください。
(ⅰ) 品出し~お店の陳列で不足してる食材・食品を運んで並べる~
まずはお店に出て、不足している食材や食品をメモ。
そして裏の倉庫や冷凍庫に行って、メモした商品をカートに乗せます。
そしてカートごと店内に出て、商品を陳列棚に並べていくだけ。
この流れを品出しというのですが、品出しバイトの仕事はほぼこれです。
「これだけ?」と思うかもしれませんが、混んでる日はキツイですよ。
売れ筋商品や値引き商品はドンドン売れていくので、どれだけ働いても陳列棚が完璧に補充されることはありません。
品出しのペースが遅いと、在庫があるのにお客に買ってもらえないという最悪のケースになります。
いかに商品の優先順位を決めて商品を補充するかが、お店の売上に直結する大事な仕事です。
中には重量が重い商品もありますが、カートに乗せるので女性でも負担なく働けますよ。
(ⅱ)陳列棚の商品を並べ直し&前出し!キレイ好きな女性は向いてる
お客さんは手に取った商品を必ず買うわけではありません。
そして手に取った商品を元に戻すときに、キレイに戻す人も少ないです。
品出し作業と同じくらいする作業が『商品の整理整頓』
雑に置かれた商品をサッときれいに棚に並べ直す作業です。
あとはお客は商品を前からとっていくので、しばらくすると棚の前列だけ商品が無くなるんですね。
なので奥の方に置かれた商品を前列に並べる”前出し”という作業もやります。
この2つの作業の目的は『キレイに並べること』
お店に入って商品が雑に置かれていると、商品の中身には問題ないはずなのに清潔感に欠けるイメージを与えてしまいます。
そんなネガティブな印象を与えないためにも、つねに店内を見渡して商品をキレイに並べ直すのも私たちの仕事でした。
こういった整理整頓は女性向けの仕事と言えますね。
細かいところを見逃しがちな男ばかりでは、品出しバイトも成立しないでしょう。
(ⅲ) 商品を探しているお客さんの誘導!お客は女性店員に話しかけやすい
たま~に不定期であるのが、この仕事。
ある商品を探しているけど、どこにあるかわからないお客さん。
そんなお客さんに『〇〇はどこにありますか?』と聞かれることがあります。
知っていればその商品まで誘導してあげる。
もし知らないなら社員さんや先輩にお客さんを引き渡します。
でもだいたいは自分で答えられるようになりますよ。
お客さんが聞いてくる商品ってパターンがあるんですよね。
(見つけにくい場所にある商品が限られてるので)
この仕事も女性向けだと思います。
お客さんは女性が多いので同性の方が気軽に聞けるからでしょうか。
② 品出しバイトをしていて女性だと辛いと感じること
仕事内容だけ見るとスゴク簡単そうに見えますよね。
実際にカンタンです(笑)。安心してください。
ただ女性だと『辛い』と感じる瞬間もあることはあります。特に次の3つは”あるある”。
(ⅰ) 部門によっては重い荷物を運ぶ力仕事もある!
基本的に商品をお店に運ぶ時はカートを使います。
なので想像よりもラクに品出しできるのですが、中には例外もあります。
例えば野菜(ジャガイモやニンジン)のダンボールは1箱15kgくらいはします。
2Lのペットボトルが6本入ったダンボールは12kgするし、牛乳1ダースの箱もカートに乗せたりします。
こんな感じで商品をカートに乗せるときの力仕事はありますね。
ただ職場にいた女性でこういった力仕事ができない人はいませんでしたが、男性と比べるとシンドイのは事実ですね。
あと余談ですが、こういった力仕事は部門によって変わります。
もし面接で落ちたら、農産部門や日配部門など力仕事が多い部門で募集していた可能性が高いですね。
参考⇒品出しバイトできつい瞬間!働いて分かった向いてる人の特徴
(ⅱ) キツイ香水は暗黙の了解でNG!爪も短く切って手袋で守る
食品を扱う仕事なので、従業員が香水プンプンさせてるとイメージは良くないですよね。
特に注意されたことはありませんし、誰かが注意されたという話も聞きませんでした。
ただ、だからといって『香水OK』かというと、そうではありません。
プライベートで香水が好きなら、バイト中は控える必要があります。
あと爪も伸ばせませんね。
週に1度の従業員同士の検査で爪のチェックが必ずありました。
これもお客さんの立場にたつと当然ですね。
(ⅲ) 体力が極端にない女性は立ち仕事がしんどいかも!慣れるまでは辛い
これまで運動なんて一度もしたことがない。
こんな女性は立ち仕事を辛いと感じる可能性があります。
過去に飲食店のホールスタッフやレジをしていた人なら大丈夫。
ただこれが初めてのバイトなら、慣れるまでは立ち仕事からくる足の疲れは覚悟しましょう。
1週間もすれば慣れて何も感じなくなるので、慣れるまでは我慢する必要ですね。
③ 品出しバイトに向いてる女性の特徴
最後は品出しバイトに向いている女性について。
これまでの話を元に、向いてる人・向いていない人をまとめてみました。
■ 品出しバイトに向いてる女性
- 人見知りで接客バイトが苦手
- 簡単な仕事をしたい
- きれい好き
- 整理整頓が好き
- 体を動かして運動不足を解消したい
■ 向いていない女性
- 人と関わる仕事がしたい
- 極端に力がない、体力がない
- 髪色が明るすぎる
- 爪はネイルをかかせない
- 香水は絶対につけたい
個人的には平日にシフトに入れる人がオススメだと思ってます。
平日は(特に雨が降ると)お客さんがこないで、お店もガラガラなんですね
だから運が良いと、賞味期限が今日までのパンやお惣菜をもらったりもできます。
キズが入った果物も翌日には傷口から腐ってしまうので、果物をカットして皆で食べていました。
平日は暇だとつまみ食いもできたりする日があります。
混雑する土日はありえませんが、平日にシフトを入れられるなら品出しバイトもオススメですよ。
『女性だから品出しバイトはできない』ということはありえません。
向いてるか向いてないかも性別より、性格の方が大事です。
次はこちら⇒品出しバイトのコツ!時短で効率よく働くテクニック
もし迷っているなら、実際に働きたいなと思ってる職場で買い物をしてみましょう。
そこに女性はいるか?、どういった仕事をしているか?
その様子が自分の目で確かめることができますよ。