どれだけ頑張ってもティッシュの在庫が減らない
自分では一生懸命に働いてるつもりなのに誰もティッシュを受け取ってくれない。
そんなときはティッシュの配り方が間違ってないかを確認しましょう。
今回はティッシュ配りのコツを私の体験談を踏まえてお話しします。
時給制ではなくノルマがあるバイトだと、相手がティッシュを受け取ってくれないと仕事が終わりません。
なるべく早く仕事を終わらせるためにも、ティッシュ配りの流れと基本動作は知っておいて損はないですよ。
ティッシュ配りのコツは?バイト前の準備が大事
通行人がティッシュを付け取ってもらえるかは、働く前の準備でも変わります。
少しでもコスパよく働くために、今から話す3つのポイントは抑えておきましょう。
頑張ってるけどティッシュ配りが終わらないという人は、この3つができていないことが多いです。
① 警戒されない服装をする
見知らぬ人にいきなりバッとティッシュを渡されても拒否する人は多いです。
とくに配ってる人の第一印象が悪かったら余計に。
だからこそ通行人が警戒心を持つような服装は避けた方が無難。
一瞬で『この人なんか変かも』と思われるとティッシュは受け取ってもらえません。
- マスクはしない
- ネイルはやめる
- ジャケットなどキレイ目コーデにする
- 帽子もかぶらない
- スニーカーなど足が疲れにくい靴を選ぶ
求人によっては会社のジャケットを着て、ティッシュを配ることもあります。
私服よりもジャケットを着て『仕事中』だとわかる方がティッシュも受け取ってもらいやすいんですよね。
基本的にティッシュ配りのバイトは私服出勤ですが、どんな服装か迷ったら通行人に警戒されないかを基準に決めましょう。
② 季節に負けない工夫【夏・冬】
春や秋以外だと働きやすい服装をするのも必須。
例えば夏はどうしても暑くて汗をかきます。
Tシャツは汗がにじまないような色を選んだ方が不快感を与えずにすみますよ。
逆に冬は寒さ対策が必要。
同じ場所でじーっと立ってるだけなので冬の方がキツイです。
貼るカイロを背中につけたり、ヒートテックで暖かくする工夫がいります。
理想は駅チカなど屋内でのティッシュ配りですが、アルバイトは場所を選べません。
③ ティッシュを配る直前は場所取りと情報収集
最後はどこでティッシュを配るかの場所取りです。
基本は会社から指定された場所があるはず。
(許可をとってる場所以外で配ると問題になります)
その場所の中からティッシュを配りやすい、受け取ってもらいやすい場所を探します。
例えば以下のような場所ですね。
- 通行人が多くムラがない
- 在庫のダンボールを近くに置ける
- 信号など立ち止まる場所
大原則は人がよく通る場所です。
ティッシュ配りで誰も通らない時間ほどムダな時間はありません。
信号待ちをする場所とかも良いですね。
みんな立ち止まるので1人1人にティッシュを配ることができます。
またダンボールをそばに置けるかも重要。
取りに行く時間の手間を省けると効率的にティッシュを配って早く仕事を終えることができます。
あとは配る前にティッシュの広告を見ておくと良いですよ。
ティッシュを配っているとたまに『この店舗どこにありますか?』など質問されることがあります。
そういったときにスムーズに答えられるように、店舗の場所や目印など事前に知っておくと安心です。
- 通行人に警戒心を与えない服装にする
- 帽子やマスク・ネイルは辞めた方が無難
- 季節や天候に影響されない工夫をする
- 暑さより寒さ対策の方を徹底にする
- 許可されたエリアの中で人通りが多く信号がある場所を選ぶ
- 事前にティッシュの広告を確認しておく
ティッシュ配りのコツ【実践編】!プロを真似て声掛けもしよう
では服装や場所どりなど準備をしたら、いよいよティッシュを配っていきます。
実際にティッシュを配るまでの流れにそって5つのコツをつかみましょう。
どれも簡単ですが、やるとやらないとでは大違いです。
(特にノルマ制の仕事だと)
①ティッシュの広告向けのターゲットを見つける
まずは誰にティッシュを配るかについて。
厳密に言うとティッシュを受け取ってくれる人と、依頼した会社が受け取ってほしい人は違うことがあります。
例えばティッシュを受け取ってもらいやすいのは主婦層ですね。
ティッシュなら損しないしお得だからという理由で受け取ってもらいやすい。
ただ広告が男性向けだと、依頼した会社からすると女性に受け取ってもらっても意味がなくなってしまいます。
なので広告の内容を見ながら、どういった人に受け取ってもらいたいかを考えましょう。
例えば塾の広告なら子供が学生の主婦の方。
女性アイドルなどの広告なら男性、美容師なら10代~30代の女性、コンタクトレンズなら若い世代の男女。
こんな感じで先にターゲットを決めておくことで狙い打ちができます。
② 最低限の笑顔と姿勢を作る
次はティッシュを配るときの第一印象を良くするコツ。
できれば姿勢をただして笑顔で配った方が、相手もサッとティッシュを受け取りやすくなります。
逆に無愛想でだるそうに立ってティッシュを配っても、みんな嫌な感じがして受け取ってもらえません。
ニコニコ笑ったりする必要はないので、口角を上げて無愛想に見えないように気を付けましょう。
③ ティッシュ配りは声かけも大事
個人的にはココが最大のポイントだと思っています。
いきなりティッシュを配っても通行人は受け取る準備ができてないのでスルーしてしまう。
それを防ぐにはティッシュを配る前に声をかけて相手に気づいてもらうことです。
基本的には声掛けはパターン化してOK。
私は以下の3つでパターン化してました。
- おはようございます
- 広告のメリット
- ありがとうございます
まず相手と目を合わせて挨拶をして存在に気づいてもらいます。
次に『無料キャンペーン中です』とか『割引クーポン付きです』とティッシュを受け取るメリットを伝えます。
そしてティッシュを受け取ってもらたっら『ありがとうございます』というだけ。
ちょっとしたコツとしては、私は『ありがとうございます』を次に渡す通行人に聞こえるように言っていました。
これで次の通行人の関心を引けるので受け取ってもらいやすいんですよね。
『ありがとうございます』というと、なぜか連続で受け取ってもらいやすかったです。
④ 相手が歩きながらでもつい受け取ってもらう工夫
声掛けをしながら渡すという話でした。
実際にティッシュを渡すときは、相手が最小の労力で受け取れる工夫をします。
例えばカバンやスマホを持っていない手に近づけて渡すとか。
子連れの主婦の方だと子供と手をつないでない方の手へティッシュを差し出します。
あとは相手の目の前にティッシュを出して2歩粘ります。
ティッシュを差し出されて一瞬で受け取れる反射神経を持ってる人は少ないです。
『もらおうかな』と思って相手が手を差し出すまで、目安として相手が2歩ほど歩くまで粘ります。
- 通行人の開いてる手へ差し出す。
- 相手が手を出すまで2歩ほど粘る。
この2つを意識してティッシュを配るだけで、通行人が受け取りやすい工夫ができます。
⑤ ティッシュ配りが上手い人を真似る
ここまで話したのはあくまで基本的なこと。
私の体験談に基づいた話でしたが、もし上手くいかなかったときは誰か上手い人を真似ると良いです。
ティッシュ配りの経験者や、普段から街中でティッシュを配る人をチェック。
受け取ってもらいやすい人は、どのようにティッシュを配ってるかを見て真似れば、あなたの仕事効率も上がります。
- ティッシュの広告に合ったターゲットに絞る
- 無愛想や猫背などマイナスイメージを避ける
- 声掛け3パターンで相手に気づいてもらう
- ティッシュを配るときは通行人の手を見る
- 相手が手を差し出すまで2歩粘る
- 上手な人や仕事が速い先輩を真似る
ティッシュ配りのコツ!不効率な配り方を避ける
最後はNGなティッシュ配りのやり方について。
以下のことをついやってしまわないように気を付けましょう。
面倒くさい人に絡まれたりすると時間をロスしてしまいます。
スルーされる辛さに心が折れる悪循環を断つ
たまに道の端にボーっと立ってるティッシュ配りのバイトを見かけます。
だるそうに立って手だけを動かして通行人に片っ端からティッシュを差し出す。
誰ももらってくれない前提でティッシュを出してはすぐに引っ込める。
こんな働き方をしてると疲れにくいかもしれませんが、ティッシュを配り終えるのは難しいです。
やる気下がる⇒受け取ってもらえない⇒やる気下がる
この負のループに陥ってしまうんですね。
私も気持ちはわかります。
何度も断られたり嫌な顔をされたらモチベーションも下がってしまう。
だから私は心の中で成功した数だけを数えていました。
まず左手に10個のポケットティッシュを持つ。
そして右手で通行人にティッシュを差し出し、1つ貰ってくれたらカウント。
これで10数えたら手元にティッシュがなくなるので、ダンボールからまたティッシュを10個出します。
こんな感じで成功した回数を数えるだけでも失敗に目がいかなくなります。
ティッシュ配りはチラシと違って受け取ってもらいやすいですが、それでもスルーされることは多い。
そんなときはぜひ成功したときにカウントをとってモチベーションを保ちましょう。
マナーは守る!しつこいと迷惑だし危ない
先ほど2歩だけ粘るという話をしましたが、しつこいのは禁止。
ティッシュはもらって損はないと言っても、いらない人はいます。
だからしつこいと邪魔になるし、苦情やクレームの原因にもなります。
私の友人がチラシ配りをしていたときに、しつこさが原因で怒られた経験がありました。
『チラシの会社に電話してやる!』とキレられたんだそうです。
こういった時間ロスと不必要なストレスは避けましょう。
明らかに避けて通る人にはティッシュは差し出さない。
機嫌が悪そうな人や忙しく歩いている人もスルーします。
参考⇒ティッシュ配りのバイトには監視するカラスという人がいる?
ティッシュ配りのコツを実践してバイトを効率化しよう
今回はティッシュ配りのコツについてお話ししました。
準備編と実践編を参考に、当日の仕事に取り組んではいかがでしょうか。
そして実際にティッシュを配っていくと、あなたなりの成功パターンが見えています。
それがわかったらあとは自己流でOK。
なんとなくティッシュを受け取ってくれる人がわかるようになったり、受け取ってもらいやすい渡し方がわかってきます。
こうなったらもうティッシュ配りのプロですね。
最初は基本から実践して、ドンドン自己流にアレンジしていきましょう!