- ポスティングバイトが歩合制だからたくさん配りたい
- 体力とか根性論以外で配布するコツってないの?
- チラシを早く配って効率的に稼ぎたい!
ポスティングバイトは時給制と歩合制がありますよね。
その中で歩合制を選ぶと、『少しでも早くたくさん配って稼ぎたい』と思うのは当然です。
今回は『ポスティングのバイトのコツ』についてお話しします。
ポスティングバイトは単純作業の連続というイメージですが、戦略と準備で配れる枚数はメチャクチャ変わります。
体力をつけるとか、深夜まで配るとか根性論は言いません。
ちょっとした考え方と配布の仕方で、積み重なったチラシの山を効率的に配っていきませんか?
ポスティングを早く配るコツ① 効率が下がる日や時間帯を避ける
まず大前提として、いつポスティングをするかという日程を決めるのが大事です。
なぜならいくら配り方を工夫しても、雨が降っていたり真夏でジメジメしてると、配布物を配るスピードが落ちてしまうから。
雨でぬれたチラシを見ても、申し込む人なんていませんよね。
それに他の郵便物を濡らしてしまったらクレームの元になるかもしれません。
強風がふいてチラシが飛んでいってしまったら、もうお手上げ。
だからポスティングの日程を自由に決められるなら、まず見たいのは天気予報アプリ。
アプリやヤフーの天気を見て『降水確率』、『3時間後との天気』、『週間天気予報』をチェックします。
その上で降水確率が40%以上の日は避けた方が無難ですね。
あともし、8月にポスティングをする予定なら時間帯も大事になります。
昼間は暑すぎて休憩を多く取らないといけません。
参考⇒ポスティングバイトがきつい瞬間!天気や季節で天国から地獄へ
休んだ時間だけ1時間当たりに配れる枚数が減るので、真夏は朝や夕方など時間帯を考えましょう。
本当は『チラシ禁止』など注意書きが見やすいお昼の方が配りやすいのですが、真夏は例外です。
ポスティングで早く配るコツ② エリアごとに自転車と原付を使い分ける
ポスティングのバイトで早く配るコツの2つ目は乗り物について。
自由に選べるなら、エリアによってバイクと自転車を使いこなすと効率が上がります。
例えば集合住宅だと原付よりも自転車の方が回りやすいんですよね。
少し漕いでポスト、少し漕いでポストと小回りが利く自転車を選びます。
逆に高級住宅街や地方など、住宅同士が離れている地域は移動が大変。
徒歩なんてありえないし電動自転車でもきつい。
体力を使わずに早く移動できる原付が有利になります。
ポスティング会社から乗り物の指定があれば従うしかありませんが、自由に選べるなら配るエリアによって使い分けましょう。
ポスティングに適した自転車は『電動自転車×カゴが2つ』
自転車の種類によってもポスティングの効率が変わってきます。
まずはカゴが1つよりも2つの方が配布物を乗せられます。
あとは体力がなくなりにくい電動自転車の方が良いですね。
何時間ポスティングしても電動自転車なら疲れにくいです。
わざわざポスティングをするからといって自転車を買い直す必要はありません。
ただポスティング向きの自転車を友人に借りれそうだったら、配布する日だけ借りるのもアリです。
『車×歩き』で配るなら靴選びが大切
ポスティング会社によっては配布エリアが山奥になることもあります。
このときにたまに使われることがあるのが車。
アルバイト4人でグループを組み車で住宅街に移動。
そして任された場所をそれぞれ歩いて配り、配り終えたら車に戻って、また隣のエリアまで車で移動します。
このように徒歩で配るときに大切なのが靴選び。
サイズが合ってなかったり、靴底が薄いものだと、疲れやすくなって足がダルくなります。
こうなると配るスピードも落ちてしまうんですよね。
徒歩でチラシを早く配るためには、ウォーキングシューズのように靴底が厚くクッション性がある靴がベスト。
疲労感を感じにくい靴で、任された枚数のチラシをさっさと配ってしまいましょう。
ポスティングを早く配るコツ③ 便利グッズとアプリで時短
ポスティングを早く配るには効率を上げる便利グッズもあると助かります。
見やすい地図アプリ、チラシを配りやすいアイテムなどを事前に準備する。
これだけで、チラシを配るときに生まれる無駄な時間が削れますよ。
ポスティングの便利グッズ(ⅰ) チラシを取りやすい指サック(イボ付き軍手)
ポスティングの仕事はポストまで移動する時間と、チラシを配る時間に分かれます。
チラシを配る時間を短縮するのが指サック。
滑り止めを付けるだけで、チラシを取りすぎたり取り損ねることなく、1枚だけを正確に取れます。
もし素手でスパッと指を切ったら血が止まるまでチラシを配れません。こんなの時間のロスでしかない。
例えばチラシを取るスピードが2秒短縮できたとしましょう。
その日にチラシを1000枚配る予定なら1000枚×2秒で2000秒。つまり33分働く時間が短くなる。
実際にチラシを配る時間を短縮するだけでなく、指先を守り精神的なイライラも抑える指サックは必須アイテムです。
(100均に売ってて手軽に手に入るのも素晴らしい)
ポスティングの便利アプリ(ⅱ) 地図アプリで事前に回り方を調べる!印刷するとラク
地図アプリは効率的なルート確認や、自転車やバイクで回るイメージを作るのにとても役立つアプリです。
地図アプリなら何でも構いませんが、私は普段から使い慣れているGoogleマップを愛用。
配布するエリアのルートをGoogleマップで見て、自転車で回るルートをイメージします。
家にコピー機があれば印刷したいですね。
紙にすることで、ポスティング当日に配った場所をペンで消していくことができます。
これで同じ場所に配ったり、何度も同じ道を行ったり来たりすることもなくなりますよ。
もし印刷できないならグーグルマップのタイムライン機能を活用しましょう。
これで自分が通った場所に目印がつきます。
いちいちスマホで起動する時間を短縮できるので、可能であれば印刷した方がいいのは確かです。
ポスティングの便利グッズ(ⅲ) バックで配布物が取り出しやすいタイプ
カバンもポスティングバイトには大切なアイテムです。
できれば両手が空くタイプを使いたいですね。
ポスティングバイトはチラシを1枚1枚とって、ポストに投函する仕事。
カバンを持つために手がふさがっていると、配布するのに手間どってしまいます。
私は当時リュックサックを使っていましたね。
チラシも大量に入るし、両手も自由に使えるのがメリット。
ショルダーバックを持つ先輩もいました。
ショルダーバックを前にかけて、チラシをパッと取りやすくしていたんですね。
わざわざカバンを買いそろえる必要はありません。
ただリュックかショルダーバックがあれば、ポスティング当日に心強い味方になります。
ポスティングの便利グッズ(ⅳ) 傘とカッパ!ビニール袋は何枚も持っていく
いくら天気予報で晴れと出ていても、急な夕立や一時的な雨はつきもの。
何の対策もしてないとチラシがビショビショに濡れて、配布できるような状態ではなくなってしまいます。
必須アイテムとしては雨宿り場所を見つけるまで雨を防げる傘。
小雨くらいなら配っちゃおうという思ってるならカッパもあると便利ですね。
チラシを守るアイテムとしてはビニール袋が重宝できます。
ビニール袋を頭からとお尻から2枚重ねにすれば、チラシが雨でぬれる心配もありません。
ビニール袋自体は軽いので何枚いれていてもカバンは重くないのも素晴らしい点です。
【補足】汗をかく季節なら飲み物も持参しておくと節約
最後は暑い時期にどうしてもポスティングをするとなったとき。
夏対策として必要なのは、『水筒・飴・虫よけグッズ』になります。
まず水筒にはスポーツドリンクをいれてリュックの脇にでも挟んでおきます。
そもそも喉が渇いたからと、コンビニを探したりする時間がムダなんですね。
それに飲み物代もコンビニで買うと高い。
もし100円のドリンクを買ったら、1枚2円のチラシを50枚配るのと同じになっちゃいます。
これなら最初から家でスポーツドリンクを作って水筒に入れた方が時短にも節約にもなります。
私は水を混ぜるとポカリスエットになる粉末を愛用していました。
水筒の水滴でチラシが濡れないように、水筒はタオルとビニールで包んでおきましょう。
飲み物以外でも塩分が含まれた飴もポスティング中に舐めるのもアリ。
あとは虫が嫌いなら虫よけスプレーも会った方が安心ですね。
イヤホンで音楽を聞きながらポスティングするのは辞めよう
ポスティング中は一人だし、音楽を聴きながら配れば気分転換になるんじゃないか。
そんな思いがあるかもしれませんが、私はイヤホンで音楽を聴くのはオススメしません。
ポスティングって効率重視なので、自転車を漕いだり集合住宅を小走りで走ったりしますよね。
イヤホンをつけてると、イヤホンが外れたりコードが絡まってうっとうしかったりします。
そもそも音楽を聴きながら自転車を漕ぐのも周りの音が聞こえないので危険。
ポスティングを効率よくするうえでは、イヤホンって邪魔にはなるけど役立つシーンはないんですよね。
ポスティングを早く配るコツ④ チラシの入れ方
- 天気や季節を選ぶ
- ベストな乗り物はエリアによって変わる
- 便利グッズを活用して効率を高める
これらについてお話ししてきました。
最後はポスティングをするときのエリアの選び方と、当日の配り方について解説していきます。
実はポスティングバイトってエリアを選んだ時点で、コスパって決まっちゃうんですよね。
早く配れるマンションが多いエリアを選ぶと楽
歩合制の契約なら、いかに預かった配布物を早く配れるかがポイント。
そうなったときのエリアを選ぶ基準は『集合住宅』と『土地勘』になります。
団地やアパートやマンションってポストが一か所に固まっていることがほとんど。
だから一気に配布物をさばけるというメリットがあります。
ただマンションで配るときは管理人さんがいたら許可をとる必要があり、必ず許可を出してくれるわけじゃないのがネック。
なので管理人さんがいない夕方や日曜日なら、配布物も入れやすいですよ。
(“ポスティング禁止”と注意書きがあれば避けましょう。クレームの元になります。)
あとは自宅近くや、以前住んでいた市区町村など、土地勘がある場所を選びましょう。
裏道や近道を使えたり、地図を見る回数が減るので早く配れるようになりますよ。
ポスティング当日は集合住宅→住宅街を攻める!
ポスティング当日はルーティンに沿って考える時間を減らすのがコツ。
流れとしてはまず、担当するエリアを印刷した紙を用意。
そのエリアをさらに、複数のブロックに分けてペンで囲っていきます。
ポスティング当日はそのブロックごとに集中して配るようにします。
ブロッグを配り終えたら、紙で分けたブロッグをペンで消していく。
これで同じ場所を通ったり、配り終えた場所に戻ることがなくなります。
ブロックを攻めるときも、先にマンションがあるところを優先的に選びましょう。
一軒家を先に配ってマンションを配ってる最中に配布物を配り終えるより、先に集合住宅でチラシを大量にさばいた方が効率的です。
集合住宅が多いブロックを配り終わったら、次は一軒家が多い住宅街を攻めます。
このときのイメージは一筆書きですね。
道幅があると1戸ずつ左右のポストに入れるのは不効率。
それよりも、ぐるっと円を描くように住宅街を周った方が早く配れますよ。
このようにまずはバイト中に迷いが出ないようにエリアをブロックに分けること。
そして集合住宅が多いブロックから配って、次に住宅街を攻めます。
このように配ることで1時間当たりに配れる枚数が増えていきますよ。
時間のムダを省く!避けるのは”クレーム”と”離れた一軒家”
バイト中に避けたいのがまず『住民のクレームを受けること』です。
面倒くさいおじいちゃんとかがたまにいて、グチグチと文句を言ってくることがあります。
そういったクレームを避けるために、注意したいのが以下の3つ。
まずポストに『チラシ禁止』と書かれた家には配らないこと。
勧誘のチラシが嫌いな人にチラシをいれると、会社にクレームを入れたりします。
あとはマンション全体で『チラシ禁止』としてる場所も避けましょう。
マンションは一気に配布物をさばける場所ですが、禁止されてるマンションで配るのはリスキーです。
ちなみに私は一軒家の前に住民がいるときもチラシを入れませんでした。
『チラシ入れときますね』といっても断られるし、『何勝手に入れてるんだ』となりかねません。
ポスト周りに住民さんがいるときは、何事もなかったかのようにスルーしてました。
またチラシを捨てるのももちろんダメです。
誰も見てないからといって捨てる人がたまにいますが、基本的にバレると思っていいでしょう。
過去には捕まった人とかもいるので、不正して楽してバイト代をもらおうとか考えるのはNG。
参考⇒ポスティングでチラシを捨てるのは危険!バレるキッカケと”その後”の展開
あとのはコスパが悪い立地にある家にも、チラシを配らないケースがありますね。
例えば長~い階段を上った先に一軒だけ家があるところとか。
ポスティングバイトはいかに効率的にチラシを配れるかがポイントになります。
エリアの端から1件ずつ正確に配る必要はありません。
集合住宅や一軒家同士が近いエリアを先に配って、コスパが悪い立地は配らなくても大丈夫です。
【補足情報】成果報酬型の契約なら反響率も気にして配る
たまに契約条件に成果報酬がある求人があります。
成果報酬とは『あなたが配ったチラシから電話がかかれば1件500円の報酬』というようなケースですね。
こうなるとチラシの配り方にも、ほんの少しの工夫をしたいところですね。
その工夫とはポストに入れるときのチラシの向きです。
住民の人がポストにたまった郵便物をとったときに、一番上に表向きになってるのが理想。
だからチラシを表向きにして、ポストに入れるように心がけましょう。
郵便物の一番上にくるかは運要素がありますが、主婦の方が買い物から帰るお昼ごろ。
または旦那さんが会社から帰る19時以降だと、一番上にくる可能性が高まります。
あとは飲食店やピザ屋のチラシだと休日前に配るのも効果的ですよね。
『割引券がついてる!明日はこれにしよっか!』となる可能性があります。
ポスティングのコツは事前準備にあり!
今回はポスティングのバイトのコツについてお話しをしました。
ポスティングのバイトは前日までの準備で、当日の効率が変わってきます。
事前にきちっと準備すれば、当日はスムーズに配布物をさばけます。
逆になんの下準備もなく根性だけで配ろうとすると、不効率に働くハメになるかもしれませんよ。
コツ① そもそもコスパが悪い日や時期を避ける
- 天気で降水確率が40%以上の日
- 8月など暑い時期は朝か夕方に配る
コツ② 乗り物はエリア別で使い分ける
- 集合住宅が多いと自転車の方が小回りがきく。
自転車はカゴが2つついてる電動自転車が理想 - 高級住宅街や地方は原付で早く移動する
- 車で移動して徒歩で配る場合はウォーキングシューズを使う
コツ③ 便利グッズを準備する
- 指サック…チラシを1枚だけ取りやすい
- グーグルマップ…可能なら印刷して紙にしておく
- カバン…両手が空くリュックかショルダーバック
- 雨対策…傘・カッパ・ビニール袋
- 夏対策…スポーツドリンク・飴・虫よけスプレー
コツ④ 配布物の入れ方
- 『集合住宅』や『土地勘』があるエリアがコスパが良い
- エリアをブロックで分けて集合住宅から攻める
- その次に一軒家がある住宅街へ行く
- チラシ禁止と書かれた家には配らない
- 遠く離れた一軒家も行かなくていい
- 成果報酬ならチラシを表向きにしたり休日の前にポストに入れる