ティッシュ配りのバイトって簡単そう…
街を歩く人にティッシュを配るだけ。
何も覚える必要はないし、単純作業の繰り返しだから簡単そう。
そんな楽なイメージを持ったままティッシュ配りのバイトをするのは危険かもしれません。
今からティッシュ配りのバイトのメリットデメリットを私の実体験から紹介します。
誰もが楽に感じるバイトではありません。向き不向きがハッキリ分かれます。
あなた自身に向いてそうかを、今から話す内容で確認してください。
ティッシュ配りのバイトはきつい?どんな感じかメリットを語る【体験談】
まずティッシュ配りを実際にして感じたメリットをお話しします。
このメリットに魅力を感じないなら、ティッシュ配りは辞めた方が良いですね。
メリット① ティッシュは適当でも受け取ってもらるから楽
私がティッシュ配りを始めた直後に感じたのが『チラシ配りと比べてメチャクチャ楽だ!』という事実。
通行人に何かを配るサンプリング系のバイトではティッシュ配りは圧倒的に楽な部類に入ります。
なぜならティッシュだと受け取ってくれる確率が高いから。
過去にチラシ配りやったこともあったんでえすが、全然受け取ってもらえず心が折れた経験がありました。
でもティッシュは『もらって損しないモノ』なので、通行人も受け取ってくれるんですね。
ティッシュ配りのバイトに慣れてる先輩とかは配るのも上手で、すぐ終わってましたね。
ウチワ配りも経験がありますが、ティッシュの方がスムーズでした。
メリット② 時給が良い!ティッシュ配りのバイト代の相場
ティッシュ配りのメリットは他にもあります。
他のバイトと比べて時給もいいし稼ぎやすいんですね。
ティッシュ配りの求人には時給と歩合があります。
時給も相場と比べて高めだし、歩合制だとしても受け取ってもらいやすいので早く終わります。
ティッシュ配り楽だな
これで時給1250とかいいバイトだ
— トマとまと (@hideTomatox) 2012年4月15日
それにバイトに慣れるほど、1時間当たりの稼ぐ額が増えるんですよね。
ティッシュ配りは信号で停まってる人を狙うなどコツもあります。
ティッシュ配りのやり方についてはこちらの記事を参考にしてください。
メリット③ 大学生やフリーターの掛け持ちに最適
ティッシュ配りのバイトの特徴として『不定期で単発に募集されること』があります。
週に3回、きちっとティッシュ配りをするのは難しいんですね。
単発バイトの求人に募集したり、派遣型のバイトに登録してティッシュ配りの求人を選ぶ必要があります。
だから掛け持ちバイトとして使いやすいバイトでした。
私も大学生~フリーターの時期に2つ目のバイトにとしてティッシュ配りをしていたんです。
覚えることもないし、家でダラダラしてるよりは気分転換になって稼げました。
しかも都心でティッシュを配ることがあるので、帰りに買い物をしたり遊んでましたね。
ポツッと暇な日ができたときに働けるのもティッシュ配りバイトのメリットです。
メリット④ 髪型や服装などラフで働ける
意外なメリットとしては気軽に働けることがあります。
飲食系のバイトだと制服に着替えたり、髪色やネイルなど制限が多い。
ただティッシュ配りのバイトは私服が基本で、外見の規則もゆるめです。
たまに企業のパーカーを着て配ったり、塾系の広告だとスーツで配ったりはしますが楽なのは確かです。
あまりにも派手だとNGかもしれませんが、飲食系など接客バイトと比べると気軽に働けますよ。
- サンプリング系のバイトの中では受け取ってもらいやすい
- 時給が良い。歩合制でも割が良い
- 掛け持ちバイトとして始めやすい
- 外見の規則やルールがゆるい
ティッシュ配りのバイトはきつい面も!評判に惑わされるな
ここまでの話を聞くと『ティッシュ配りバイト』には良いイメージしかわかないかもしれません。
ただどんなバイトにもデメリットはあるもの。
ティッシュ配りのバイトも例外ではありません。
以下のデメリットをリアルにイメージしてみましょう。
これらの状況に耐えられないなら、ティッシュ配りバイトは辞めた方が良いです。
① 通行人に無視されるのでコミュ障だと心折れる
ティッシュ配りは確かにチラシ配りと比べて受け取ってもらいやすいです。
ただ100人に配って100人に受け取ってもらえるわけではありません。
スルーされることもあるし、無視されたり嫌な顔をされることもあります。
こういった無視への免疫ができてない豆腐メンタルの方はティッシュ配りは向いていません。
職場の人間関係は0ですが、通行人からのストレスは多少はあります。
『どうぞ』とティッシュを差し出したのに無視された状況をイメージしましょう。
もし精神的にストレスを感じそうなら、他のバイトを選んだ方が良いかも。
② 迷惑な通行人のクレームがうざい
ティッシュ配りのバイトは基本的に人通りが多い場所で行います。
なのでいろんな人がいて、中には面倒くさいパターンもあります。
- 私には何でくれないの?と言ってくるオバサン
- 邪魔なんだよと忙しいアピールしてくるオジサン
- 関係ない話題を話しかけてくるおじいちゃん
- ティッシュ目的で何度も貰おうとするおばあちゃん
- 政治家批判の演説をする人がうるさい
このように面倒くさい人への対応もたまにあります。
ココロの中で上手く処理したり、イライラを引きづらい工夫が必要。
私は逆に『ありがとう』とか感謝してくれる通行人に意識を向けてました。
真冬に配ってる時に缶コーヒーをくれた方もいましたね。
③ 休憩時間にトイレに行きづらいのは地味に大変
ティッシュ配りのバイトはティッシュが入った段ボールを近くに置いて配ります。
そうすると働く場所を移動しづらいのがデメリットになります。
よくあるのがトイレですね。
急にもよおしてきたときも、段ボールをもって移動するわけにもいかないし大変。
置いておいたら誰かがもっていったり、取られる可能性もあります。
複数でバイトしてたらお互いに見てもらえるので安心。
ただ1人1人で持ち場が違うときは事前にトイレは済ませた方がいいですね。
職場にいないとサボってると判断されるリスクもありますし。
④ 真夏・真冬に外で働くのは辛い
季節や天候の影響をモロに受けるのもティッシュ配りバイトのデメリットです。
大雨や台風が近づいてると事前に中止になるので安心。
それに屋内で配る場合は快適な環境で働けます。
ただ屋外で急に雨が降った時は大変。
ティッシュが濡れないように段ボールをもって避難しないといけません。
それに真夏や真冬に外で配るのもきついですね。
何時間も立ったままティッシュを配るのは体力的にシンドイ。
昔ティッシュ配りのバイトしてた時、「どうしてこんな雪の中ティッシュ配らないといけないんだ…」と思いながら仕事してたけど、今めちゃめちゃティッシュ欲しいしティッシュ配りが女神に見える
— 駒田真子(まこ) (@mahjong_mako) 2016年11月24日
時給制で休憩時間も設定されてるならまだマシ。
でも歩合制で全然ティッシュが減らない時は、早く終わりたいのに終われない悪循環になります。
真夏や真冬に応募する時は求人要項を細かくチェック。
時給制を選んで休憩もきちっと確保できる求人を選びましょう。
⑤ 雨の日に中止になるなどバイト代として計算しにくい
先ほどもティッシュ配りバイトは『単発での募集が多い』という話をしました。
これって掛け持ちバイトには最適なんですが、固定収入としては計算しにくいんですよね。
単発だと月に何回募集されるか、何回採用されるかは決まっていません。
それに雨が降って中止になれば働かなくていいけどバイト代ももらえない。
掛け持ちとしてはオススメですが、長期的なバイト代が欲しくて募集するアルバイトではありません。
⑥ 1人で働くので出会いがない
ティッシュ配りのバイトは1人で気軽に働けるのが特徴。
職場の人間関係もないし、通行人とのやりとりだけです。
これはストレスがないというメリットでもありますが、出会いがないというデメリットにも繋がります。
バイト先で友達ができるわけでもないし、恋人ができる気配すらありません。
ティッシュ配りのバイト楽で時給高いけど孤独感
— きりゅん🇷🇺🇹🇭🇯🇵 CCCP (@rx0uz) 2019年12月21日
もしバイト先で友達や恋人も作りたい方はティッシュ配りバイトはダメ。
いつまで経っても出会いが生まれることはなし。
通行人に一目ぼれされるまで待つしかないけど、そんなの期待するだけムダですしね。
ティッシュ配りのバイトがきついかは求人による!選び方と仕事の流れ
最後はメリット・デメリットを踏まえて、どんな求人を選べばいいかについてお話しします。
ティッシュ配りバイトは業者ごとに働き方もけっこう変わります。
闇バイトに応募しないためにも、全体的な働く流れを見ていきましょう。
① 派遣型バイトに登録すれば落ちる心配はなし
ティッシュ配りのバイトをするには2つの方法があります。
まず1つ目が派遣型のバイトに登録するコト。
これで空いた日を指定するだけでバイトを紹介してくれます。
私も派遣型のバイトからティッシュ配りを経験しました。
派遣型のメリットは『他のバイトもできること』です。
単発バイトだと採用されるかも不透明なのでバイト代が計算しにくいんですよね。
興味本位ではなくバイト代がちゃんと欲しくて仕事を探してるなら派遣型のバイトに登録した方がいいですよ。
② 単発バイトはノルマなしの時給が安全
単発バイトとして求人を出している会社に応募する方法もあります。
採用されるかもわかりませんが、1回きりで済む気軽さはありますね。
できれば求人でも時給制を選んだ方が安心です。
歩合制だといくら通行人が受け取ってくれなければ仕事が終わりません。
それよりも決められた時間働けばお金がもらえる時給制の方が安心して働けます。
③ 現地集合&現地解散のパターンもある
ティッシュ配りのバイトといっても当日の働き方はさまざまです。
楽なのは現地集合で現地解散のパターンですね。
会社で説明を受けることもないし、ティッシュが入った段ボールを持ち運ぶ手間もかかりません。
逆に一度配る前に会社へ行くケースもあります。
ティッシュ配りの方法などレクチャーを受けてから、段ボールを車に詰め込み、配布場所まで移動する。
ティッシュ配りの仕事は簡単なので説明を受けるのは配るお客さんについてです。
コンタクトレンズなら学生を中心に、消費者金融ならサラリーマンなど、『どんな人に配ってほしいか』の説明が多いですね。
そしてティッシュを配り終わったら、そのまま解散。
現金手渡しなら会社に戻りますが、振込だとそのまま帰ることもあります。
これも募集をかけた会社によって変わりますが、どちらでも時間はかかりませんでした。
ティッシュ配りのバイトはきついと感じる人もいる!どんな感じかは個人差あり
今回はティッシュ配りのバイトのメリットとデメリットをお話ししました。
簡単な仕事だからこそ、誰にもおすすめできるアルバイトではありません。
単純作業が苦手だったり、通行人に無視されるのがつらい人は避けましょう。
逆に何かを覚えるのが苦手で体力に自信がある人には向いてます。
最初は時給制のティッシュ配りに応募して、配り方のコツを掴んだら歩合制にチャレンジしてもいいですね。
早く配り終えることができるなら、1時間当たりの時給は歩合制の方が高くなるので。
街を歩いてティッシュ配りをしている人を見たら、『もし自分だったら』と想像するのがオススメ。
どんどん通行人いスルーされますが、それを苦痛に感じないなら前向きに検討しましょう。
何かを覚える必要もなく、働いたその日から戦力になるティッシュ配りが向いています。