住み込みのバイトはきついと感じる人もいます。
職場や近くの寮で生活しながら働くので、出勤は楽。
食事や家賃も無料なら、バイトしながらコスパよく稼げるのがメリットです。
ただ仕事内容や寮生活が合わないと、体力的にも精神的にもきついという意見も。
今回はそんな『住み込みバイトのメリット・デメリット』を見ていきましょう。
事前にどんな仕事かを確認すれば、あなたに向いているかもわかります。
実際の求人は、以下のサイトを参考にすると良いですよ。
住み込みのバイトはきつい?
住み込みのバイトは仕事内容や住環境が、求人によって変わります。
なのでまずは、どんな仕事が募集されているかを見ていきましょう。
実際に求人を探すときも、『仕事』と『住環境』の2つに分けると候補を絞りやすいですよ。
① 住み込みバイトに多い仕事内容って?
住み込みバイトといっても、仕事内容はたくさんあります。
例えば期間限定で募集されるものは、季節性があったり、繁盛期があるお店が多いですね。
- 農業…農作業の手伝い
- 旅館…仲居や部屋の清掃
- ホテル…飲食店アルバイトと同じ
- スキー場…パトロールやリフト係
- マリンスタッフ
これらはリゾートバイトとも言われていて、住み込みバイトの定番ですね。
未経験でも応募できるし、寮も個室やシェアハウス型など充実。
同世代で友達もできやすいし、休日にリゾート地で遊べるなどのメリットがあります。
一方で定番のバイトを、住み込みで取り組むこともあります。
場所が都心から離れているなど、アクセスが悪い勤務地での募集が多いです。
- 清掃
- 新聞配達
- ドライバー
- パチンコ店
- 工場
- 介護職
体力が必要な仕事や、手が器用な人が活躍できる場所もあります。
接客がない仕事も多いので、住み込みバイトに興味があるけど接客はしたくない人向け。
② 住み込みバイトの住環境は?寮の種類は多い
住み込みバイトで言うと、仕事内容と同じくらい大切なのが住環境。
どこに住みながら働くかで、その職場の満足度もガラっと変わりますよ。
- 個室…トイレやお風呂も個室
- 一部共同の個室…トイレやお風呂が共有
- 客室…館内の空いている客室
- 社員寮
- 相部屋
プライベートな時間を確保したいなら完全個室がおすすめ。
一人の時間も欲しいけど、友達も作りたいなら共有部屋がある寮が良いですね。
旅行気分を味わいたいなら客室寮が良いです。
通勤も楽だし、お客さんが使う部屋を使えるので景色も良かったりしますよ。
相部屋などは同居人との相性で満足度が変わります。
コミュ力が高い人は、相部屋やシェアハウス型も検討しましょう。
- 仕事はリゾート系と通年に分かれる
- 寮は個室から相部屋まで種類が多い
- ※バイトを探すときは仕事と住環境の2つで探す
住み込みのバイトはきつい?住み込みのデメリット
では住み込みのバイトで、きついと感じるのはどんなときか。
住み込みバイトのデメリットを見ていきましょう。
① 住み込みバイトだと仕事が合わないと大変
住み込みバイトのリスクは、家から離れて働くこと。
仕事があなたに合わないと、住み込みの期間が長いほど苦痛になります。
特に体力を使う仕事をするときは、慣れるまではキツイと感じやすいですね。
筋肉痛になったり、バイト終わりに寮でグッタリすることも。
リゾバであれば体を動かす仕事が多いです。
“体力に自信が無い”とか、”バイトで体力をつけたい”と考えている人はきついかも。
苦手な仕事ではなく、あなたが得意な仕事の求人が出るまで待った方が良いですよ。
② 住み込みバイトは寮生活が合わないときつい!
住み込みバイトのリスクは仕事だけではありません。
バイト以外では寮や客室で暮らすことになります。
このプライベートな時間も、精神的にストレスを感じやすいんですね。
まず求人内容をよく読まずに応募した人にありがちなのが、寮の劣化。
『思ってたより古い』とか、『狭い』という不満に繋がります。
また寮で相部屋やシェアハウス型を選ぶと、一人になれる時間がありません。
友達ができやすいメリットはありますが、ゆっくりできないという意見もあります。
また寮の立地によっては、コンビニやスーパーが遠いこともあるんですね。
バイト終わりでヘトヘトなのに、コンビニまで遠出するのはキツイ。
なので求人内容を見るときは、立地などにも注目すると良いでしょう。
住み込みバイトは職場でも寮でも、限られた人間関係となります。
その人間関係に合わないとなると、精神的な苦痛に繋がります。
③ 住み込みバイトで女性は恐怖を感じることも?
住み込みバイトでは、仕事や寮での相性に影響を受けやすいという話をしました。
とくに女性は安全な職場を選ばないと、危険を感じるシチュエーションが多くなります。
例えば寮が奥地にあって、コンビニなどが遠い場合。
夜遅くに買い物をするのって夜道を歩くのが怖いですよね。
自然が多いということは野犬や動物も多いということ。
夜行性の動物なども出てくるし、女性一人だと外に出るのが怖いという声もあります。
さらに同僚の男性スタッフから言い寄られるなども面倒。
お互いに好意があればいいし、出会いが多いのがリゾバの醍醐味でもあります。
ただ興味がない異性に言い寄られると、明日以降も働かないといけないので苦痛。
寮が男女別になっていたり、完全個室の部屋を選んだ方が一人の時間を守れますよ。
- 仕事が合わないと余計に疲れる
- 寮が合わないと休めない
- 同僚にアプローチされると気まずい
住み込みのバイトって楽しい?口コミでわかるメリット
住み込みバイトは嫌なことばかりではありません。
いろんな仕事がありますが、共通して以下の3つのメリットがあります。
自分に合う仕事や寮生活を選べば、一気に稼ぐことができますよ。
① 住み込みバイトは収入が増えて出費が減るので一気に稼げる
住み込みバイトの最大のメリットは、稼ぎやすいことです。
時給が高い仕事を選べば、長時間働くことになるので日給が上がる。
さらに住み込みだと家賃や食費も無料や格安になるので、出費を防げます。
つまり『バイト代⋙生活費』となるので、一気にお金が貯まるんですね。
稼ぎたいなら、時給が高くフルタイムで勤務できる求人を選びましょう。
その上で食事付きだったり、電気やガス代も会社負担の寮を選ぶのがポイント。
休日にリゾート地で無駄遣いさえしなければ、一気に貯金ができます。
留学やお店を開くなど、将来の夢のために資金集めしたい人は住み込みバイトが超おすすめ。
② 住み込みバイトの求人は未経験や初心者でも取り組みやすい
住み込みバイトにはいろんな仕事がありますよね。
リゾート地での求人や、通年で取り組める求人などさまざま。
- 農業…農作業の手伝い
- 旅館…仲居や部屋の清掃
- ホテル…飲食店アルバイトと同じ
- スキー場…パトロールやリフト係
- マリンスタッフ
- 清掃
- 新聞配達
- ドライバー
- パチンコ店
- 工場
- 介護職
これらの多くの求人は”未経験OK”となっています。
バイト初心者でも安心して応募できる仕事が多い。
たまに介護職や調理師など、スキルや経験や必要な仕事もあります。
ただそれでも総合的に見れば、多くの求人は未経験でも取り組める仕事が多いんですね。
一から仕事を覚えるといっても、すぐに戦力になれる求人ばかり。
つまり『仕事内容が複雑で大変』という心配はないということです。
先ほどのように体力的についていけるかで仕事を絞ると良いですよ。
③ 住み込みバイトは職場で出会いがある?カップル率が高いワケ
『稼げる・未経験でも応募しやすい』
この2つは住み込みバイトのメリットとして確実にあるもの。
最後の3つ目のメリットは運要素があり、それが出会いです。
同世代で同じ職場で働き、休み時間や休日も一緒に過ごす。
そうすると自然と距離が近くなり、友達になったり恋人関係になるんですね。
お互いに不慣れな場所で新生活が始まるので、団結して取りくみやすい環境。
友情や愛が生まれるのも、ごく自然なことといえます。
ただ人間関係についてはデメリットでも伝えたように、マイナスにも働く可能性があります。
同世代が多いかが求人を選ぶときの大事なポイント。
参考⇒リゾートバイトのメリット・デメリットとは?後悔しない戦略
- 『バイト代⋙生活費』となり稼ぎやすい
- 未経験や初心者でも応募できる求人が多い
- 同世代で働ける職場なら出会いがある
住み込みのバイトに向いてる人・向いていない人
先ほどの良い評判と悪い評判を聞くと、あなたと住み込みバイトの相性も見えてくるはず。
そこで次は住み込みバイトに向いているか、向いていないかを確認していきますね。
① 住み込みバイトに向いている人の特徴
住み込みバイトに向いている人は『短期間でガッツリ稼ぎたい人』
もしくは上京や旅行したいけど、家賃などを払いたくない人が向いています。
- たくさん稼ぎたい(貯金したい)
- バイトしながら移住先を探したい
- 全国各地のいろんな人と関わりたい
- 留学など英語を学びたい
- できるだけ早く家を出たい
住み込みバイトのメリットは稼ぎやすさや、未経験求人が多いこと。
それを利用して全国をリゾバしながら旅行する生活にあこがれている人は向いています。
場所にとらわれずに働きたい人は、住み込みバイトを検討しましょう。
早く一人暮らししたい人も、家を出れるし資金も集まるので一石二鳥ですよ。
② 住み込みバイトに向いていない人の特徴
一方で以下のような働き方をしたいなら、住み込みバイトは向いていません。
時給など表面的な条件だけ見て応募すると、後悔することになります。
- 週3くらいで働きたい
- 人と関わらない仕事がしたい
- 1日の単発バイトを探している
- 暇なお店でバイトしたい
住み込みバイトの多くは一時的に繁盛するから募集しています。
なので時給が高い分だけ、忙しい時期に働くことになります。
マイペースに働きたいなら、住み込みバイトは辞めましょう。
住み込みだと、どうしても人と関わりながら生活することになります。
なので一人で仕事をしたり、一人で生活したい人にも不向きです。
- 短期間で一気に稼ぎたい人向き
- マイペースに働きたい人は不向き
住み込みのバイトに興味があるときの始め方について
最後は住み込みバイトに興味があるときの求人選びについて見ていきます。
悪い評判を参考にすると、求人のどこに注目すればいいかわかりますよ。
① いきなり長期は危険?短期でお試しが良い
いきなり半年以上の長期バイトに応募するのはリスキーです。
ホームシックになったり、家に帰りたくなったら、契約が終わるまでストレスが溜まりっぱなし。
そこでまずは短期契約の住み込みバイトを探しましょう。
1週間~1ヶ月ほどであれば、もし仕事が合わなくても我慢できる範囲内ですよね。
コツとしては少し物足りないと感じるくらい簡単な仕事を選ぶこと。
少し簡単だと感じるくらいなら、仕事がきつくて大変という目に遭うことはありません。
複数の求人サイトを使い分けながら、簡単ですぐ終わる仕事を探してみましょう。
② 高時給より住環境に注目!特に女性は安全性を確認
仕事内容を選びつつ、同時に優先したいのが住環境です。
寮でストレスを感じないで生活できるかが、住み込みバイトをやり遂げるために必要なこと。
もしプライベートな時間が欲しいなら、完全個室の寮が良いです。
『できれば友達も欲しい』というなら、一部共有の個室タイプもありますよ。
『誰と一緒でも問題ない』というメンタル強者であれば、相部屋も検討する価値あり。
女性だと館内にコンビニなど買い物できれば、夜道に歩くこともなく安全です。
住み込みバイトはきついところもあるが稼げるのは事実
住み込みバイトは確かにキツイところもあります。
仕事や寮生活が合わないと、リラックスできる時間がないので大変。
なので事前に自分に合った仕事や、住環境を選ぶのがポイントです。
不安なら仕事は少し簡単だと感じるレベルに応募しましょう。
個室を選べば一人の時間も確保できるので、リラックスしやすいですよ。
仕事選びで迷ったら以下の記事も参考にしてください。