リゾートバイトは誰にでも向いているわけではありません。
住み込みバイトならではのメリットもあれば、デメリットも存在します。
“稼げそうだから”とテキトーに応募すると、逃げられない環境でストレスが溜まりますよ。
そうならないために、今からリゾバのメリットとデメリットの両方を確認していきましょう。
そうすれば、あなたがリゾートバイトに向いているか向いていないかもわかります。
ちなみに具体的な求人が見たいときは、以下の求人サイトを使うのがおすすめです。
リゾートバイトのメリット!リゾバのどこがいいの?
リゾートバイトのメリットはたくさんあります。
- どんな求人にも当てはまること
- 可能性としてありえるもの
この両方を紹介していきますね。
以下のメリットに魅力を感じないなら、リゾートバイトは辞めた方がいいでしょう。
① リゾートバイトは儲かる!時給も高いし貯金しやすい環境
リゾートバイトの最大のメリットは稼げること。
繁盛期に募集を出す職場が多いので、時給が高いのが特徴です。
高い時給でフルタイムで働くので、短期間でも一気に稼げるんですね。
例えば時給1200円だとすると、1日8時間働けば日給9600円。
月20日以上働けば、月収20万を狙うことも可能です。
夜勤だったり英語が話せると、さらに時給が割り増しになりますよ。
何かまとまった資金が必要な人にリゾバはおすすめ。
- 留学資金
- ワーホリ資金
- 車の免許費用
- 旅行費用
さらにリゾートバイトは稼げるだけでなく、貯金がしやすいという面もあります。
リゾート地で住み込みで働くので、生活費がほとんどかからないんですね。
食事付きの求人を選べば食費もかかりません。
- 寮費が無料
- まかないがある
- 水道光熱費もかからない
- 交通費支給
地元の友達に誘われても、リゾート地にいれば断るしかありません。
ショッピングでつい散財することもないし、稼いだお金がどんどん貯まっていきます。
注意したいのはリゾバ先でのバイト仲間との出費。
毎日のように飲んだり、休日にリゾート施設へ遊びに行くときはお金の使いすぎに注意しましょう。
② バイト中も休日もリゾート地の非日常を味わえる
リゾートバイトの2つ目のメリットは、非日常を味わえるという点。
勤務地のほとんどは、普段は旅行で行くようなリゾート地です。
働く場所も旅館やホテル・リゾート施設などが多い。
- 北海道のスキー場
- 京都の旅館
- 沖縄の離島
このような非日常な環境に身を置くと、気分がリフレッシュできるんですね。
実際に旅行感覚でリゾバをして全国を渡り歩いている人もいます。
新しい職場で気分を一新して働く。
休日は周辺の観光スポットへ行き、その土地の魅力を感じる。
このように仕事中もオフの時間も、非日常を味わえるのがリゾバのメリット。
リゾートバイトはカップル同士や友達同士でも応募が可能な求人もあります。
複数人で応募すれば、オフの日も一緒に遊びに行くことができますよ。
③ リゾートバイトの寮で一人暮らしができる!まかないなしなら自炊も!
リゾートバイトの魅力は仕事だけではありません。
仕事がない時間は寮で暮らすことになります。
1ヶ月ほど実家を離れて暮らすことになるので、一人暮らしの練習になるんですね。
- 実家にいると親にイライラする
- 兄弟喧嘩が多い
- 早く一人暮らししたい
まかないが無い求人なら、食事も自炊で作ることになります。
面倒という見方もありますが、これも一人暮らしをする良いキッカケになりますよね。
将来的に一人暮らししたいなら、リゾートバイトなど住み込みバイトで練習してみましょう。
両親の大変さもわかるので、実家に戻ったあとも家族との関係が良くなりますよ。
④ リゾートバイトをすると高確率で友達できる
ここからはリゾートバイトで”あるかもしれない”メリットについて。
高確率で起こるメリットが、バイト先での人間関係になります。
仕事中もオフの時間も一緒に過ごすことになるリゾバ先のスタッフたち。
仲間意識が芽生え自然に距離が近くなり、友達になりやすいんですね。
休日に集まって一緒に遊びに行くことも全然あります。
友達になると仕事中でも連携が取れて、お互いに助け合って働くことが可能。
とくに無理せず自然と仲良くなるので、一人で応募することに不安を感じる必要はありませんよ。
同世代が多い職場でさえあれば、バイト仲間はできやすいと言えます。
⑤ リゾートバイトは出会いも多い?恋愛の可能性
バイト先で友達ができやすいのと同様に、恋愛に発展する可能性もあります。
同じ場所で一緒に暮らしながら働く。
信頼関係が生まれ、そこから恋に発展するケースもあるんですね。
そもそもリゾートバイトのように、長期で住み込みをする人は恋人がいない人が多い。
なのでLINEやSNSなどで連絡先を聞いたり、休日に遊びに行くハードルも低い。
期限があるので最後に思い切って告白しても、失敗のリスクが低いのもメリットですね。
⑥ リゾートバイト先の特典がアツい!ジム付きなら痩せる
リゾートバイト先では、従業員を確保するために特典がついていることが多い。
その特典をフル活用することで、リゾートバイト生活を充実させることもできます。
多いのは寮費・食費・水道光熱費が無料で住めるという条件。
そこから仕事ならではの特典がついていることが多いんですね。
例えばスキー場のバイトなら、リフト券が無料でもらえたりします。
これで休憩時間やオフの日に無料でスキーを滑ることが可能に。
さらに旅館など温泉地であれば、仕事終わりに無料で温泉に入れます。
ホテルで働けば、さらに館内のジムを使える求人もある。
このように求人の特典を活用すれば、仕事以外の時間を充実させることもできますよ。
⑦ リゾートバイトなら英語の勉強もできる
最後のメリットは学習がしやすい環境にあるということ。
リゾートバイト先の寮は、必要最低限のものしか用意されていません。
なので余った時間を資格の勉強に当てる人もいるんですね。
例えば英会話の技術を学びたいなら、外国人観光客が多い場所で接客業を選ぶ。
仕事で英語を使いながら、バイト終わりには自分の部屋で英語を学ぶというイメージ。
リゾートバイトの求人サイトには、オンライン英会話を無料で使えるサイトもあります。
このようにリゾバは仕事中もオフの日も、英語を勉強しやすい環境にあるんですね。
だからこそ留学をしたい人は、資金集めや勉強目的でリゾバをすることが多いんです。
- 稼げる(貯金しやすい)
- 非日常の空間で暮らせる
- ひとり暮らしの練習になる
- 現地で友達ができやすい
- 恋人ができる可能性もある
- 職場の特典で休日が充実する
- 英語の勉強ができる
リゾートバイトにはデメリットもある!リゾバの嫌なところ
リゾートバイトはメリットばかりではありません。
実際に体験してみると、リゾバならではのデメリットも存在します。
どういったところは一般的なバイトと違うのか。
次の5つのデメリットに耐えられないなら、リゾバは辞めた方が良いですよ。
① リゾートバイトは疲れやすい!辞めたいときも簡単に辞められない
住み込み特有の働き方に合わない人がいます。
リゾートバイトの多くは、アルバイト時間が長いんですね。
1日6~8時間で月20日ほど出勤するフルタイム形式が多い。
週3で1日4時間のバイトしかしてこなかった人は、このフルタイムに慣れるまでは疲れを感じます。
特に中抜けのシフトは、体力的にキツイという声が目立ちます。
(※中抜けとは朝から働き、昼に数時間休憩して夜まで働くこと)
働き方を覚えると自然とペース配分できて、疲れなくなるもの。
ただ最初の働き始めの時期は、慣れるまでは大変です。
それにリゾバは住み込みバイトなので、すぐ辞めるのも難しい。
『明日から行きません』とか、バックレなども物理的にできないですよね。
もし体力的な面で不安なら、あまり体を動かさない仕事を選びましょう。
座りながらやる仕事であれば、フルタイムでも体力は不要です。
② リゾートバイト先の寮って意外と汚い!話が違うという声も。
リゾートバイトのデメリットは仕事だけではありません。
住環境でストレスを感じることもあるんですね。
例えば寮が想像より古くて汚いというケース。
求人欄の写真を確認せず応募すると、あとで後悔することになりますよ。
また寮は綺麗でも、住み方が合わないという声もあります。
寮は大きく分けると、個室か相部屋の2タイプがあるんですね。
相部屋の方が友達ができやすいと思ったけど、プライベートな時間が持てない
このように仕事から疲れて帰ってきた時に、誰かがいるとリラックスできないという場合もあります。
住環境も応募前にしっかりと確認しておきましょう。
『古くても我慢できる』とか、『時給が高いから相部屋でもいいや』という決断はダメ。
長期で住むと我慢もできなくなってきます。
数カ月住んでも、あなたがストレスを感じにくい環境かの方が大事ですよ。
③ リゾートバイトの寮は立地が悪いと最悪
寮は室内だけでなく、立地も満足度に関係してきます。
例えば寮の場所が山の奥にある場合。
こうなると気軽にコンビニなどに寄れなくなるんですね。
これは長期で住むにあたってデメリットとなります。
長期で住むとお菓子を食べたいとか、シャンプーが足りないときも出てきます。
でも観光地のなかには、交通の便が悪い場所もあるんですね。
女性だと夜道を歩くのも怖いですよね。
コンビニなどがない場所であれば、館内の売店などを使えるか事前に確認した方がいいです。
④ リゾートバイトをしても出会いがなかった!ぼっちで辛い可能性
リゾートバイトは友達ができやすいというメリットがあります。
でも100%絶対に友達ができるわけではありません。
少人数で働く職場で年齢差があるなど、打ち解けられないケースもあります。
馴染めなくなると、固定された場所でずっと働くのはストレスですよね。
リゾートバイトは良くも悪くも人間関係が濃いです。
優しい社員さんとバイト仲間がいれば最高の環境。
でも性格が悪い人がいると、職場の雰囲気も一気に悪くなります。
応募前にできる対策としては、同世代がたくさん応募している求人を選ぶこと。
大勢で働く職場であれば、自分と気が合う人も見つけやすいです。
参考⇒リゾートバイトは30代~40代でも働ける?男女別の注意点
⑤ リゾートバイトにカップルで応募すると別れる?
可能性としては低いですが、友達同士やカップルで応募したことが仇になることも考えられます。
仕事中も休み時間もずっと一緒にいて、相手の嫌な部分が見えてくるからですね。
もちろん友達や恋人とリゾート地でバイトすれば、メリットもあります。
一緒に稼いでオフの日に観光すれば、旅行気分を味わえます。
ただ働いて相手の嫌な面をみたり、ストレスで関係性にヒビが入ることも考えられます。
リゾバに応募するときは、事前に応募する2人の関係性を再確認しましょう。
多少のことで亀裂が入らない関係性であれば問題ありません。
- フルタイムの働き方に慣れるまでは大変
- 寮が古いとリラックスできない
- 寮の立地が悪いと買い物しにくい
- 100%友達ができるわけではない
- 複数で応募すると仲が悪くなるかも
リゾートバイトに向いてる人
先ほどのメリットとデメリットを踏まえて、リゾートバイトに向いている人の特徴を挙げていきます。
希望する条件や、性格などでリゾバに向いているのは以下のような人たち。
- 短期間で一気に稼ぎたい
- 旅行しながらバイトしたい
- 実家から離れて暮らしたい
- 将来的に留学やワーホリを考えている
- バイト先で出会いも欲しい
- 自分から人に話しかけられる
- 人と関わるのが好き
リゾバの働き方で言うと、稼ぎたい人や観光も兼ねて働きたい人におすすめ。
職場環境で言うとコミュ力に自信がある人も向いています。
職場や寮で積極的に交流できて友達ができると、メリットの方が大きくなりますよ。
リゾートバイトに向いていない人の特徴とは?
一方でデメリットを踏まえると、以下のような人はリゾバに向いていません。
働き方や性格などで、以下のような条件に当てはまっていませんか?
- 仕事が嫌ならすぐ辞めたい
- 持病など体力に自信が無い
- 週3ペースで働きたい
- 人と関わるのが苦手
人と関わるのが嫌ならリゾートバイトは向いていません。
接客業を避けても、職場の人と連携をとる必要があるからです。
リゾートバイトにはメリットもデメリットもある!向き不向きを確かめよう
リゾートバイトは他のバイトとは働き方が全く違います。
だからこそメリット・デメリットの両方があるんですね。
短期間で一気に稼ぎたい人や、旅行気分でバイトしたい人には超おすすめ。
一方でマイペースで働きたい人や、人と関わるのが嫌いな人には不向きです。
次はこちら⇒リゾートバイトのやりもく男に注意!
次はこちら⇒リゾートバイトは50代~60代でも働ける?