リゾートバイトは楽しいことばかりではありません。
実際にやってみる、と”後悔した”という声もあります。
後悔の原因はリゾバの理想と現実のギャップからくるものでした。
今回は『リゾートバイトの後悔する瞬間』を紹介。
仕事内容と職場環境で、それぞれ3つずつ体験者のリアルな声を紹介します。
後悔した人の意見を参考にすれば、求人を選ぶときの参考になりますよ。
リゾバ選びで失敗したくないなら、どのような点を意識すればいいか今から見ていきましょう。
リゾートバイトで後悔する人の共通点は?理想と実態のギャップ
リゾートバイトで後悔する人の悩みには、ある共通点がありました。
それが理想と現実のギャップ。
特に①仕事内容・②職場環境の2つでギャップを感じやすいです。
① リゾートバイトの仕事内容が合わない!選び方を間違うと後悔
リゾートバイトの多くは、フルタイムでの仕事になります。
1日6~8時間ほど働き、1ヶ月で20日ほど出勤を続ける。
このような働き方をするので、仕事が合わないとなると大きなストレスになります。
仕事が合わないというのは、以下の3つのケースが多いです。
- 働き方が慣れない
- 仕事内容が合わない
- 稼げない(お金が貯まらない)
リゾバ求人を見るときは、仕事内容が自分に合っているかを確認。
フルタイムは慣れるまで疲れを感じやすいので、休憩をしっかりとることが大事です。
時給が高いホワイトバイトを見つけたいなら、以下の求人サイトを使いましょう。
② 住み込みの寮や職場環境が合わないのも後悔しやすい
2つ目に後悔しやすいシチュエーションが職場環境になります。
仕事中で関わらる人間関係はもちろん、住み込みの場合は寮生活の満足度も重要。
相部屋やシェアハウス型を選ぶと、一人の時間を確保できずストレスが溜まることが多いです。
- 職場の人間関係が合わない
- 寮の住居スタイルが合わない
- 日用品が足りなかくて後悔
求人を探すときは、時給や仕事内容だけを見ていてはダメ。
寮の写真を見て、暮らしやすそうかの確認も必須となります。
- 仕事内容…働き方や職種の相性
- 職場環境…人間関係や住環境
リゾートバイトで後悔【仕事内容】
まずは仕事内容で後悔しやすいシチュエーションを見ていきましょう。
働き始めて感じることや、仕事が自分と合わないと感じたときに後悔します。
① 初めてのリゾバだと働き方に慣れるまで疲れる
今まで週3で1日4時間のバイトしかしてこなかった
こういった人はリゾートバイトのフルタイムで働くことは初めてのはず。
なので慣れるまでは、体力的にもきついと感じます。
働き始めた段階で、『こんなに大変だとは思わなかった』と後悔しやすいんですね。
とくに中抜けなどで長時間、働くスタイルは慣れるまで大変です。
ただフルタイムで働くことに慣れると、このキツさは感じなくなります。
バイト中のペース配分ができるようになり、休憩時間の過ごし方もわかってくるので大丈夫。
初期の段階の後悔は、しばらくすると思い出話になることが多いですね。
寮生活なども初めてなら、最初は戸惑うことも多いでしょう。
“自分の部屋がない”のが、”逃げられない”という感覚に近いです。
なのでリゾバを始めてすぐは、心身をリラックスさせる時間を意識的に作ると良いです。
② リゾートバイトの仕事内容が合わないと辛いし辞めたくなる
働き方と同じく、仕事内容で後悔を感じることもあります。
例えば高時給につられて、苦手な仕事を選んでしまった場合など。
接客業などが苦手なのに、給料で惹かれて応募すると、精神的に辛い時間が続きます。
注意したいのは、小さい旅館などの全般業務ですね。
これは裏方など、そのときに人手不足の場所に働く仕事。
なので苦手な仕事をしないといけなかったり、仕事量が増えてしまいます。
飽きないために、たくさんの仕事をしたいのなら全般業務はオススメ。
ただ『トイレ掃除はしたくない』などこだわりがあるなら、業務が事前に決まっている求人を選ぶと良いですよ。
またリゾートバイトの場合は、裏方だとしても、どうしても人と関わるシーンは出てきます。
仕事や寮も含めて、人と関わるのが嫌な人は、そもそもリゾバに向いていないかもしれません。
③ リゾートバイトで想像より稼げなかった!(お金が貯まらない)
お金で後悔する人もいます。
短期間で稼げるからと選んだリゾートバイト。
それなのに思ったよりお金が貯まらなくて、ガッカリしてしまうというパターンですね。
これには2つの原因が考えられます。
まず一つ目は時給が低い求人を選んだこと。
例えばリゾートバイトの定番である沖縄は、リゾート地で働けるのが魅力。
ただ地域的に物価が安いので、時給も都心より安くなってしまうんですね。
繁盛期や都会での求人を選ぶと、リゾバは比較的に高時給の仕事が多いですよ。
2つ目に考えられる原因は出費がかさんだこと。
バイト終わりにスタッフと飲み会をしたり、休日にバイト仲間と遊びにでかける。
こんな過ごし方をしていると、あっという間にお金が減っていきます。
せっかく観光地で働くから、たまに遊ぶのはもちろんOK。
ただ毎回のように観光地で遊び続けていると、リゾバをしてもお金が貯まらず後悔しますよ。
まずはできるだけ福利厚生がしっかりしている求人を選ぶこと。
食費・寮費・光熱費が0であれば、それだけでお金を貯めやすくなります。
ただ周りに何もない寮で過ごせばお金が貯まりますが、夜道を歩くとき危険を感じることもあるので注意。
- 慣れるまではフルタイムがきつい
- 合わない仕事を選んでしまった
- お金が貯まらなかった
リゾートバイトで後悔【職場環境】
リゾートバイトは住み込みなので、働いていない時間も満足度に関係してきます。
職場環境や住環境で後悔してしまうケースは以下の3つが多いですね。
① 少人数のリゾバだと変な人に影響される?
リゾートバイトは友達ができやすいのは事実。
ですがどの求人を選んでも、確実に友達ができるわけではありません。
職場に合わない人がいると、ストレスとなります。
特に少人数で働く職場だと、嫌な人に引きずられやすいので注意。
大型旅館やホテルなど、大人数で働くような職場だと仲がいい人も見つけやすいですよ。
(求人の延長率や満了率が高いと満足度が高い職場なので安心して応募できます)
リゾートバイトは20代の参加者が最も多いです。
ただ30代以降のスタッフもいるので、相部屋などで年齢差を感じることも出てきます。
参考⇒リゾートバイトは50代~60代でも受け入れてもらえるのか?
リゾバで”友達をたくさん作ろう”とか、”恋人ができるかも”と期待するのは当然のこと。
でも期待値が高すぎると、実際に働き始めてギャップで後悔するのでほどほどに。
どうしても不安なら友達や恋人と一緒にリゾバに応募するのも良いですね。
② 寮が嘘みたいに古くて汚い?応募前に確認は必須
寮といっても実家のように、ワガママに暮らせるわけではありません。
今まで実家暮らししか経験してないと、寮生活で苦労し後悔する人もいます。
まず求人をあまり見ず選んだときにありがちなのが、寮の古さ。
歴史ある旅館やホテルだと、寮も古いままの状態であることが多いです。
応募前に寮の室内を写真で確認しておくのは必須ですね。
(室内の写真を掲載していない求人は、怪しいので避けた方が無難)
また部屋の種類によっても満足度は変わってきます。
完全個室であれば一人の時間を確保できますが、一部共同などだと生活音が聞こえることも。
それに相部屋なども仲良くなれればいいけど、”いびき”など不満が溜まる原因にもなります。
『相部屋でも大丈夫と思ったけど、一人の時間が欲しい』という後悔はしがち。
時給だけで選ばず、寮が自分にとってストレスがないかも確認が必要ですね。
客室利用タイプであれば、ホテルの口コミを見るのも参考になりますよ。
最後は寮がどこにあるかです。
自然がある場所で働きたいと思っていても、周囲に何もないと生活が不便で後悔しやすい。
近くにコンビニがないときは、館内の売店などが使えないかチェックも必要です。
③ 『持ってこればよかった』と後悔する日用品って?
細かい後悔する瞬間でいうと、日用品が必要になるケースもあります。
100%の準備ってなかなか難しいのですが、”○○があれば”と後悔することってあるんですね。
なので事前に日用品を準備しておくことは大事。
旅行ではなく長期滞在なので、意外と必要な品って多いんですね。
- 部屋着
- 外出着
- 下着
- 靴下
- 洗剤
- 洗濯ネット
- 風邪薬
- 酔い止め
- 虫よけスプレー
- 生理用品
- ドライヤー
- 充電器
- 歯ブラシ
- フェイスタオル
- カップ麺など間食
- お箸・スプーン・フォーク
- ティッシュ
- ポケットWi-Fi
- ゲーム機など暇つぶし系
- シャンプーやリンスの詰め替え
- 現金
- 筆記用具
職場によってどこまで用意してくれているかも変わります。
コンビニやスーパーがあれば、足りない分を買い足すことは可能。
またリゾートバイトの職場によっては郵送がOKなところもあります。
郵送OKであれば、親に送ってもらうこともできますよ。
- 少人数だと職場の人間関係でストレス
- 寮は室内の快適さ・住環境・立地に不満を感じる
- 日用品で”○○がない”と感じやすい
リゾートバイトで後悔を減らすための方法
先ほどの利用者の声をもとに、どのように求人を選べば後悔が少ないのかを見ていきます。
こちらも仕事内容・職場環境の2つに分けました。
① 仕事は未経験可や即戦力になれるか大事
仕事では働き始めは、体力的にきついと感じることはあります。
なので慣れるまでは休憩時間やオフの日に、意識的に体を休めましょう。
あと気を付けたいのは、あなたに合わない仕事を選ばないこと。
時給や福利厚生を優先せず、未経験可や過去に経験がある職種を選んだ方がストレスは少ないです。
体力に時間があるなら歩く回る接客業が未経験でも採用されやすいのでおすすめ。
体力に自信がないなら、清掃や調理補助などを選ぶと良いですよ。
② 寮はリラックスできるか?我慢しない環境を選ぼう
小さい旅館などは人間関係が密なので、当たり外れがあります。
逆に大型施設であれば何人もの従業員がいるので、気が合う人を見つけやすい。
寮は長期滞在でもリラックスできるかで選びましょう。
1日2日であれば、誰でも相部屋で過ごすことはできます。
ただ1ヶ月となると、どうしても一人の時間が欲しくなることもあるんですね。
もし一人の時間が欲しいタイプなら、客室利用など個室を選ぶのがおすすめ。
誰と一緒でも気にしない性格なら相部屋を選ぶと、選べる求人が増えますよ。
リゾートバイトの理想と現実から後悔することは多い
リゾートバイトは万能はアルバイトではありません。
稼げるし遊べるし、友達もできやすいですが完璧ではない。
理想を高くし過ぎると、現実とのギャップで後悔することになるので気を付けましょう。
不安なら過去に経験がある職種や未経験可の仕事を選ぶのが無難です。
またリゾートバイトの選び方で迷ったら、以下の記事も参考にしてください。