大学2年でバイトを変えることはできます。
今のバイトを辞めたからといって、新しいバイト先が決まらないということはありません。
ただ職場によっては、来年以降に本格化する就職活動を懸念される可能性も。
そこで今回は『大学2年でバイトを変えるか迷っているとき』の対応を見ていきます。
本当にバイトを辞めるべきかや、職場の辞め方・新しいバイト先の見つけ方をお話ししますね。
大学2年でバイトを変えることは可能?辞める人はいるのか?
今からだと就職活動もあるし、長期バイトは受からなそう
大学2年という微妙な時期だと、そう思うかもしれません。
そこで周囲の学生の動きや、今からできる働き方を見ていきましょう。
① 大学2年からバイトを始める学生も多い?
SUUMOが行った調査によると、大学2年からバイトを始めた学生が約10%となりました。
引用元 スーモ
全体の67%は1年生からバイトをスタートさせています。
ただ10%の学生は、大学2年からバイトを始めているんですね。
つまり大学2年からバイトに採用されるケースもあるということ。
なので『今からだと受からない』というのは間違いなんです。
② どんな長期バイトでも受かるわけではない
受かるチャンスがあるといっても、どんなバイトでも採用されるわけではありません。
例えば長期歓迎と募集されている職場の場合。
あなたが大学3年生の就職活動でバイトを辞めるなら、受かる可能性は低くなります。
またスターバックスなど募集が多い人気店も、倍率が高いので厳しいです。
なので面接対策を、前回より入念に行う必要があるんですね。
(バイト探しや面接対策は後で解説しています)
③ 長期バイト以外の働き方もある
もしシフトにもあまり入らず、マイペースに働きたい場合。
そんなときは長期バイト以外の働き方も検討しましょう。
例えば1つ目はシフト自由のバイト。
シフト申告制の職場なら、就職活動やテスト期間などプライベート優先で働けますよ。
2つ目は派遣型バイト。
空いた日を申請すると、その日に単発バイトを紹介してくれるという働き方。
いろんな仕事を体験したいという人向けですね。
また在宅バイトをするという方法もあります。
このようにマイペースに取り組めるバイトは、就活後からでも始めることが可能。
将来を見据えて、今のうちにいろんなアルバイトの種類を知っておくと対策しやすいですよ。
- 大学生の約10%は2年から始めている
- 人気店や長期歓迎のバイトは受からない可能性もある
- マイペースに働きたいなら派遣型や在宅バイトも検討
大学2年でバイトを辞めるかの決断!変える理由って何?
本当に今のバイトを辞めた方がいいのかを考えて行きます。
勢いとか、何となく決断するとあとで後悔することに。
次の3ステップを踏むと、後悔しない決断ができますよ。
① 今のバイト先の不満や、変えたいと思ったキッカケを書き出す
まずは今のバイトから、新しいバイトへ変えようと思ったキッカケを書き出していきます。
今のバイトの不満や、新しいバイト先への興味など何でも構いません。
- 仕事に飽きた
- 職場が地味に遠い
- 店長と合わない
- 就職活動の時期も働いて欲しいと言われた
このように不満や、辞めたい理由を書いていきます。
誰に見せる必要もないので、スマホのメモ帳などに正直に書いていきましょう。
② バイト先の不満を今の職場で解決できないか考える
次は先ほどの不満を、今の職場で改善できないか考えて行きます。
今の職場で悩みが解決すれば、新しいバイト先を探す必要もありませんよね。
- 仕事に飽きた
⇒店長に部署や仕事を変えてもらえるか相談する - 職場が地味に遠い
⇒電車の乗車中に勉強する習慣を作る - 店長と合わない
⇒店長の出勤日を避けてシフトを申告する - 就職活動の時期も働いて欲しいと言われた
⇒土日だけなどシフトを減らせないか相談
このように少しでも負担を減らしたり、根本的に解決できないか検討。
もしこれで上手くいけば、無理をしてバイトを変える必要もありません。
③ バイト先の悩みが解決しないときは変えた方がいい
もしあなたの努力や工夫で解決できなかった場合。
このときはキッパリとバイトを変えた方が良いです。
新しいバイトに切り替えると、以下のようなメリットもあります。
- 新しい仕事を体験できる
- 別のスキルが身につく
- 別の人間関係が生まれる
もし迷っているなら、単発バイトや短期バイトでのお試しも検討しましょう。
今のバイト先のシフトの合間に、短期で働いて他の職場を体験してみる。
そうすれば今のバイト先の隠れたメリットなどにも気づけるかもしれません。
『やっぱり別の仕事の方が楽しい』と思ったら、退職の手続きを行いましょう。
参考⋙バイトを辞めるときのメールやLINE術!挨拶やアポ取り
- 今のバイトの不満や悩みを書き出す
- その悩みを改善できないか考える
- もし無理そうなら辞めた方がいい
- ※迷うなら短期バイトなどお試しで働いてみる
大学2年からバイトを変える手順3ステップ
『やっぱりバイトを変えよう』
そう思ったら、次の3つの手順を踏みましょう。
円満退社をして、心機一転で新しいバイトの面接に挑めますよ。
① 今のバイト先に辞めると伝えよう
まず最初に行いたいのが、退職の報告です。
新しいバイト先を探すのはまだ辞めて、まずは退職の相談をしましょう。
理由は『できるだけ早く伝えること』がマナーだから。
急に『バイトをすぐに辞めたい』と言うと、店長やスタッフも困ります。
シフト調整などで、先輩や後輩にも負担がかかりますよね。
なのでできれば1ヶ月ほど余裕をもって辞めることを伝えましょう。
1ヶ月もあれば新人を採用して、引き継ぎを行う余裕もあります。
その間に新しいバイト先をゆっくりと探せば問題ありません。
伝える相手は、店長など採用権を持っている人。
伝えるときはハッキリと、「来月末でバイトを辞めさせて頂きたいと思っています」と言います。
迷っているようなニュアンスだと説得されてしまうので。
② 今のバイト先での最後の過ごし方
『辞めます』と伝えたら、最終出勤日まで残された時間は少ないはず。
残りの期間の過ごし方としては、次の3つのポイントを押さえましょう。
まず1つ目は仕事の引継ぎ。
あなたの代わりに入ってくる新人や後輩に、自分がしていた仕事を教えてあげます。
教育の手間を自分が負うことで、スタッフさんに誠意が伝わり円満退社ができます。
2つ目にすることは退職の準備。
例えばロッカーを掃除したり、制服やエプロンも洗濯などを始めます。
最終出勤日などには、入館証なども返却することになるので忘れずに。
出勤最終日に伝える、お世話になった人に挨拶なども事前に考えておくと良いですよ。
3つ目は新しいバイト先の候補をピックアップすること。
具体的な応募はまだにして、新しいバイト先の候補を探していきます。
未経験歓迎・週3からOKなど、あなたの希望する職場をゆっくり探しましょう。
応募するときは、採用されたときにお祝い金がもらえる求人サイトを使うのがお得です。
③ 新しいバイト先に応募して面接対策へ
今のバイト先を辞めたら、本格的に次のバイト探しを始めます。
候補に挙げたバイト先を下見して、従業員さんの働いている様子を確認。
そして候補の中から、『ここが良い』と思った1つに応募します。
面接日が決まったら、あとは面接対策をするだけ。
まずは前日に混乱しないように、面接で必要な持ち物を用意しましょう。
- 履歴書
- 学生証や免許証
- 振込先情報(通帳/印鑑等)
- 筆記用具
- 応募先の住所・電話番号
- 面接担当者の部署・氏名
あとは面接当日に着ていく服装も、決めておくと安心。
シンプルで清潔感のある服装を選びましょう。
最後は当日に聞かれる質問への回答も用意しておきます。
アタフタしていると面接でマイナス印象を与えてしまいます。
事前に考えおくことで、自信をもって受け答えできますよ。
- 志望動機について
- 前のバイトを辞めた理由
- 希望のシフト
- 年末年始など長期休暇に働けるか
- いつから働けるか
大学2年だからといって、特別な選考を受けることはありません。
ただ就職活動時にバイトを辞めるのかや、前回のバイトを辞めた理由は聞かれる可能性は高いです。
就職活動に関しては正直に答えないと、採用後に『話が違う』と揉める原因になるので注意。
辞めた理由に関しては『コピペ』などと回答しましょう。
- 今のバイト先へ退職の報告をする
- 最後の期間は引継ぎと職場探し
- 退職してからバイト面接の応募と準備をする
大学2年からバイトを変えることは可能!ただ辞める理由は慎重に。
大学2年からでもバイトを変えることはできます。
あなたの希望が合う職場であれば、面接で不利になるということもありません。
ただ勢いに身を任せた退職は、おすすめできないんですね。
軽い理由で辞めると、別のアルバイト先でもすぐ辞めたくなります。
なので『自分の努力で解決できるか』を試してから、辞めるかどうかを決めましょう。
もし今のバイト先で退職を伝える勇気がない場合は、以下の記事も参考にしてください。