- どんなに意識しても自然な笑顔ができない
- 苦手意識→笑えない→苦手意識の悪循環
- 笑顔を作るコツを知って”雰囲気の良い店員さん”になりたい
接客業だから笑わないといけない
そう思えば思うほど、自然な笑顔を作るのって難しいですよね。
同期が自然に笑って接客してるのに自分にはできないと落ち込む。
店長に怒られでもした日にはメンタルがやられて、さらに笑顔を作れなくなる
接客業で自然に笑顔を作るにはどうすればいいのか?
働くときの笑顔の作り方と、笑えないときの対処法についてお話しします。
接客のバイトで笑顔ができない!自然な笑顔の作り方とコツ
飲食店で接客バイトをするときの笑顔を作り。
自然な笑顔を作るには3つのポイントがあります。
私自身も根暗で感情が顔に出ないタイプだったんですね。
でもこの3つのポイントを抑えることで笑顔作りの苦手意識を克服できました。
生まれ持った性格や顔つきは関係ありません。
スマホのカメラアプリがあれば実践できますよ。一度だけでも試してみてください。
STEP① 接客業に明るい性格はいらない!無理に笑っても引きつる
最初私が「笑顔を作れ」と店長に言われたときに、明るい性格キャラで接客しようとしました。
『笑顔=ポジティブ=明るい人』みたいな公式があったんですね。
だから働いている時間だけでも、明るくなろうと努力してました。
でもこういった感情や性格を無理に変えようとしても上手くいかなかったんです。
少しでも気を抜くと普段の自分に戻ってるし、無理をすればするほど精神的に疲れるんですよね。
最終的に行きついた結論が『性格や感情は関係ない。周りからみて笑顔ならOK』というもの。
無感情でも良いんです。お客さんや店長から見て『笑顔』であれば問題ナシ。
明るくなろうとか心から笑おうとすると、どんどんシンドくなってきます。
だからまずは「周りから見て笑顔」に見える顔の動かし方を意識しましょう。
STEP② 印象が良い”接客笑顔”のトレーニング!大切なのは歯とタイミング
まず最初にあなたの本当の笑顔を鏡で見て確認しましょう。
右手にカメラアプリを持ちながら楽しかったこと、楽しくなることを少しだけやってみてください。
(スマホのカメラアプリなら写真を撮って保存できるので手鏡より便利です。)
- バラエティー番組
- YouTubeの爆笑動画
- 犬や猫のほっこりすTwitter動画
- 赤ちゃんの可愛いインスタ動画
こんな感じで自然と笑顔になることをやって、真顔と笑顔の違いを確認します。
カメラアプリで真顔の写真と笑顔の写真を連続で撮ると、スワイプして表情の違いがわかりやすいですよ。
特に表情の中でも、『目と口』に注目してください。
笑ってる時は目尻が下がって、口角は上がってませんか?
これが笑顔の基本なんです。
だから楽しくて笑わなくても、カメラに写ってる笑顔と同じくらい目尻を下げて口角を上げる。
それだけで他人からすると笑ってるように見えるんです。
口角は歯磨きをイメージすると良いですね。
あとは接客笑顔を作るタイミングもポイントです。
接客中にずっとこの顔だったら、お客さんも違和感を感じる。
だから私はお客さんと目が合ってから、接客笑顔を作っていました。
すると表情が変わった分、笑顔が印象的になるんですよね。
- タレントのベッキーさんはずっと笑顔だから、真顔だと機嫌が悪く見える
- 芸人の有吉さんは毒舌を言うときに笑顔になるから憎めない
これと同じような理屈です。
あとは普段から表情筋をほすぐのも効果的ですね。
筋肉が固いとふとしたときに、笑いづらくなってしまいます。
最近はマスクをつけて接客する機会も増えています。
その場合は目元を意識するといいでしょう。
STEP③ それでも笑えないときは声を笑顔にして上手に逃げる
これは私個人がコッソリやっていた逃げ方です。
(なのであくまで参考程度にしてください)
それがどうしても笑顔が上手くできないときは、声だけでも笑顔にするという方法。
↑意味がわかりませんよね?笑
要は声を少しだけ高くして、声だけ明るくするんです。
声だけ聴いてたら『この人は笑顔だな』って周りの人が勝手に思いこむようなイメージ。
スマホのポイスレコーダーで録音するとわかりますが、怒り顔の『いらっしゃいませ』は声が低い。
でも笑顔で『いらっしゃいませ』というと声が高いことがわかります。
お客さんも店長も、一人ひとりのホールスタッフが笑っているかを見ていません。
だから声が明らかに『笑顔のときに出す声』なら、多少はごまかすことができました。
それでも接客などバイト中に笑顔ができないときは疲れたサイン
あと上手に笑顔を作れるようになるまでは、1日の仕事中の接客回数を減らす工夫をしましょう。
手っ取り早いのは忙しい日のシフトを減らすことですね。
お客さんが多く来れば来るほど忙しくなり、接客回数も増えます。
まだ笑顔に自信がないときは、忙しい時間帯や曜日を避けた方が無難。
あとはみんなが嫌がる仕事を引き受けるのも良いですね。
お客さんが帰った後のテーブルの片づけや食器洗いなど、面倒な仕事を率先する。
その仕事をしてる間はオーダーは他のアルバイトがやってくれます。
このように笑顔を作れるようになるまではシフトや仕事を上手くズラして、接客回数を減らしましょう。
少しずつ接客笑顔に慣れてきたら、回数をこなしていけばOK。
苦手意識があるときは少しずつ練習していける働き方を見つけると良いですよ。
どうしても笑顔ができないなら接客がいらないバイトに変える
- 無理に感情や性格をポジティブにしない
- 周りから見て笑顔に見える作り方を知る
- 声だけでも明るくすると上手くごまかせる
- しんどいときはシフトや仕事内容をズラして接客回数を減らす
ここまでしても接客への苦手意識が減らない。
むしろ働くごとに辛い気持ちになる。
そんなときは思い切って、接客自体がないアルバイトに変えることを検討しましょう。
別に『必ずバイトを変える』というわけではありません。
大事なのは『嫌ならアルバイトは変えられる』と知ること。
いざとなったらバイトを変えても良いと思うだけで心がフッと軽くなります。
求人誌を見たり求人サイトをみて、いろいろな仕事を知りましょう。
もし接客以外のバイトを試したくなったら応募すればいい。
まずは『辞めても良い』と想うことで、自分に優しく接してあげませんか?
バイトで笑顔ができなくても大丈夫!接客は”笑顔っぽい顔”でOK
今回は飲食店などでの接客バイトで上手に笑顔が作れないとき。
そんなときの『自然に見える笑顔の作り方』についてお話しをしました。
大切なのはできない自分を必要以上に追い込まないコト。
自分を責めればそれだけ笑いにくくなってしまいます。
あとは『明るさ→笑顔』ではなく、あくまで『周りから笑顔に見える顔』を作るように意識すること。
歯とタイミングを意識しながら、怒られない接客を目標にすると良いですよ。
参考⇒バイトの接客に疲れた!嫌になった接客業を軽くする3つの案
上手く笑えないということは、それだけあなたが素直だとも言えます。
悩み過ぎずに『いざとなったらバイトを変えればいい』と考えて、少しずつ改善していきましょう。