- ポスティングバイトって一人でやるよね?
- だったらチラシって捨ててもバレないんじゃない?
- 実際どうなの?やってる人いそうだけど…
体を動かしながら住宅街のポストにチラシを投函してると、頭の中の悪魔がささやくときがあります。
『誰も見てないから捨ててもバレないよ』って。
でも本当に捨てたら、一体どんなリスクがあるのでしょうか。
今回は ポスティングバイトを勝手に捨てたときの結末と誘惑に打ち勝つ方法について。
過去にチラシを捨てた人はどんな対応をされたかや、モチベが下がらない求人の探し方をお話しします。
結論から言うと、バレたらヤバいことになりますよ。
ポスティングバイトは捨てるとバレる?絶対にバレずに捨てるのは無理
結論から言うと、ポスティングのバイト中にチラシを捨てればバレます。
もちろん100%バレるというわけではありませんが、高確率でバレるし、何度も続ければ絶対にバレる日が来ます。
そもそもポスティングバイトって昔からあるんですよね。
だから昔から『捨ててもバレないよな』って誘惑に負ける人はいるわけで。
それでもアルバイトとして成立してるのは、不正した人を見つける仕組みができてるからなんです。
ポスティング会社が『あれっ?不正してる?』と思うキッカケの1つが反応率。
チラシって1000枚も配れば、数件の反応は必ずあるもの。
それなのに、特定の人が配ったエリアだけ反応がないときは『おかしい』と思うのは自然の流れ。
しかも後日に、別の人が同じエリアで配って反応があったら、”クロ”と確定されます。
(反応率はクレームも含まれます。クレームの電話が0でも逆に怪しいので。)
ここからはポスティング会社によりますが、それぞれの会社で独自のチェックはしています。
手っ取り早いのがGPS付きの自転車やリュックを支給すれば、どのルートを周っているか一目瞭然にすること。
同じ場所にずーっといて、帰ってきたら配布物がないときは捨てたことがバレます。
GPS以外だと張り込み刑事みたいに、調査員を雇う会社もあります。
このエリアでチラシを配るなら、この道は必ず通るという場所で待ち伏せ。
キチンと配っているかをチェックしています。
あとはチラシを配るエリアに電話をかける会社もありますね。
『以前、チラシをお配りしたのですが…』と営業の電話をかける。
相手が『そんなの知りません』と答えることが多いと、ちゃんと配ってないと判断されます。
また現地の人からのタレコミでバレるケースもあります。
たとえばコンビニのゴミ箱に捨てたときや、公園のゴミ箱に捨てたときなど。
コンビニ店員や住民が、そのチラシに書かれている連絡先に電話して『迷惑です』とクレームが入る。
そこから『このエリアのバイトがサボった』とバレます。
このようにポスティングのバイト中にチラシを配らずに捨てても、いろいろな方法で特定される仕組みはできています。
まあ1枚余ったから家に持って帰って捨てたとかならバレようがないですが、何枚も捨てるとなるとバレると思っていいでしょう。
モチベーションが落ちたりしんどくなると誘惑がチラつくもの。
早めにパパっと配り終えるコツをつかんで、真面目に配布物を配りきるのが一番です。
ポスティングのチラシを捨てるとどうなる?バレると最悪のケースも!
- バレても少し注意されるくらいでしょ?
- それならバレる覚悟で捨ててもよくない?
そんな思いがあるかもしれませんが、破棄してるのがバレるとマズい事態になります。
まず大前提なのが契約終了、いわゆる解雇(クビ)。
まあこれは当たり前の結果といえば当たり前ですよね。
あとはポスティング会社も依頼主からお金をもらって頼まれている立場。
その依頼主にお金を返す必要があるので、その金銭的な負担を背負う可能性も出てきます。
あなたが担当した分の配布物の作成料は、罰金として負担するかもしれません。
また最悪なケースとしては廃棄物処理違反で逮捕されることもあります。
現に2016年に神戸でポスティング会社の配布員がチラシを配らず廃棄したことで逮捕された事件もありました。
2016年、神戸にある集合住宅のゴミ捨て場で大量のチラシが発見
後日、ポスティング会社の配布員と元配布員が、配布するべきチラシを配布せず廃棄したことが発覚。
不法投棄したとして、兵庫県警生活環境課と長田署は、廃棄物処理法違反の疑いで神戸市兵庫区荒田町の無職の男(21)とポスティング会社社員の男(32)を逮捕
ちょっと楽をしようと思って逮捕なんて、さすがにあり得ませんよね。
このようにチラシを配らずに破棄するというのはメリットよりデメリットがはるかに大きいことがわかります。
ポスティングのバイトを上手に選ぶ!サボりにくい環境や出来高でモチベUP
いくら配布物を捨てたらダメだとわかってても、大量のチラシを渡され低単価で働かされたらサボりたい誘惑は生まれます。
そこで大事なのは、真面目に働いた方がメリットが大きい求人を選ぶこと。
真面目にチラシを配ろうと思えるような工夫がされてるポスティング会社はいくつかあります。
代表的なものでいえば、成果報酬が設定されている求人。
配ったエリアから問い合わせがあるたびに1件500円の報酬をバイト代に上乗せしてくれる会社とかもあります。
(あと時給制の場合は時給を上げてくれる会社もあります)
先ほどもいったように真面目に配れば、高確率でレスポンスはあります。
ボーナスをもらえるというモチベーションで、捨てずに配りきろうという気持ちになれますよ。
あとはグループで働く場合も不正をしにくくなります。
チームで配ることで、お互いにサボってないかを監視し合えるという仕組み。
ベテランの1人がリーダーの役割として、全員が配っているかを会社に報告するケースもあります。
私もグループでポスティングをしたことがありますが、競争意識が上がるのでオススメです。
時給制だったのですが、全員が真面目に配って想定時間より早く配り切れたので、早く家に帰ることができました。
このように求人情報を細かくみれば、バイトがサボりにくい工夫をするポスティング会社が見つかります。
こういった会社に応募すれば、誘惑にも負けずモチベを維持してなあらチラシを配ることができますよ。
『ポスティングは捨ててもバレない』はウソ!誘惑に負けるな!
今回はポスティングのバイトに応募して、チラシを捨てたらどうなるかについてお話ししました。
基本的に不正をしたらバレると思っていいです。
それにバレたときは金銭面の負担をする覚悟も持つべき。
できればチラシを捨てるような誘惑が起きないポスティング会社を見つけて応募しましょう。
出来高が設定されていたり、グループで配るような配慮がある会社がないか求人サイトで調べてみましょう。
あとは上手に休憩をとるのも大事です。
ずっと動きっぱなしだと疲労感がたまり、体が重くなってきますよね。
疲れるまえにキチンと休憩した方が、結果的に早く配りきることができますよ。
あとは雨が降っていたり夏の時期も、マメに休憩を取りましょう。
ポスティングはマイページで働けるバイトですが、天気や季節が悪いと悪バイトに変わります。
誰にも見られてないときに、その人の人間性がでるもの。
1人で働いているからこそ、真面目に働き会社からの評価を上げた方がいいと思いませんか?