リゾートバイトで危ないことが起こる可能性は、0ではありません。
簡単に辞めることができないし、寮で危険な目に遭うかもしれない。
だからこそ安全性の高い信頼できる職場を探す必要があるんですね。
今回はリゾバで危ないシーンや、最悪の状況の避け方を紹介します。
どんなリスクが潜んでいるかを知れば、求人選びのコツが見えてきますよ。
リゾートバイトは危ないのか?潜む3つの危険性
リゾートバイトに不安を感じていても大丈夫。
信頼できる派遣サイトから応募すれば、危険なことはありません。
ただ求人を適当に選ぶと、以下の3つのリスクが潜んでいます。
① リゾバの仕事が合わないリスク
仕事選びを間違えると、危険な目に遭うかもしれません。
例えば料理経験が0なのに、”経験者優遇”の調理補助のバイトを選ぶ。
こうすると慣れない包丁の仕事で怪我をするリスクはありますよね。
その他にもリゾバは、マリンスタッフやスキー場のパトロールなどスキルが必要な場所があります。
そういったバイトでは責任が伴うし、危険な目に遭う可能性もありますよね。
また仕事内容が合わないのも、精神的な苦痛に繋がります。
リゾバは一般的なバイトと違い、『家に帰れない環境』で働きます。
なので『合わないから辞めよう』と、すぐ辞めることはできないんですね。
だからこそ求人を見るときは、仕事内容を必ずチェックすること。
未経験可や、過去に経験がある仕事を選ぶのがオススメです。
求人を探すときは、以下の求人サイトを使うと良いですよ。
② リゾバの寮環境が合わないリスク
リゾバで注意しないといけないのは寮環境。
時給だけで求人を選ぶと、”使う部屋がボロボロで大変”なんてこともあります。
それにセキュリティーがしっかりしていないと、盗難など嫌な思いをするかもしれません。
なので求人を探すときは、かならず寮の写真もチェックすること。
そして個室・相部屋など、どのスタイルで暮らすのが自分に合っているかを確かめておくことも大事です。
③ リゾバ先の人間関係が合わないリスク
新しいバイト先になると、必ずついて回るのが人間関係のリスク。
リゾバは初見の人たち同士でコミュニティを作るので、オープニングスタッフのバイトと感覚は似ています。
だから連帯感が生まれやすいし、仲良くなりやすいのが特徴。
ただ変な人がいたり、面倒な人とも一定期間は一緒に働かないといけない可能性もあります。
もしコミュ力に自信があるなら、リゾバでの人間関係はメリットの方が大きいでしょう。
ただ内気だったり内向的で人と関わるのが嫌なら、隔離された環境で作る人間関係でストレスが生まれるリスクがあります。
なのでリゾバでは時給など、表面的な条件だけで決めないことが大事。
住環境や職場環境で、働きやすいかも応募前に確認した方が安心ですよ。
- 自分に合う仕事を選ばないと危ない
- 寮は応募後に後悔しやすい(立地や部屋の内容)
- 同世代や同性がいない人間関係はきつい
リゾートバイトは危ない?【仕事での危険性】
では次は仕事中に起こるリゾートバイトの危険について見ていきます。
先ほども言ったように、スキルや経験が必要な求人の中には危険な仕事もあります。
またお酒を伴う飲食店の接客だと、酔っ払い客への対応も必要ですよ。
① 仕事内容で危険を感じるのは2パターン
リゾバの仕事中に危険を感じる可能性は、2パターンあります。
まず1つ目は、経験やスキルが必要な高度な仕事に応募した場合。
下記のような仕事は、多少の危険が伴います。
- 調理師…包丁を扱う
- スキー場のパトロール…救助
- 海辺の監視員…救助
こういった仕事は免許や資格が必要。
責任を伴う仕事だし、あなた自身の身に何か起こるかもしれません。
ただ似たバイトで、安全な職種もあります。
なので安全な仕事を選びたいなら、下記の仕事を検討しましょう。
- 調理補助…皿洗いや盛り付けの仕事
- スキー場のリフト…リフトを動かす
- マリンスタッフ…用具のレンタルなど
2つ目に危険を感じる仕事は接客業です。
リゾートバイトでは観光にきたお客さんの接客がメイン。
テンションが高くなっていたり、酔っぱらったお客の対応も求められます。
なので酔っ払い客やクレーム対応をすると、身の危険を感じることがあるかもしれません。
これはリゾバに限らず居酒屋バイトなどと同じですね。
② リゾバは忙しい!辞めたいからと急に辞められないリスク
また仕事内容だけでななく、職場環境でのリスクもあります。
それが簡単に家に帰られない(逃げれない)こと。
リゾバは繁盛期に募集をかけることが多いので、仕事量が多いです。
すぐに戦力として働かないといけないので、慣れるまでは大変。
それに限られた空間の中で働いて、他の人と生活を共にします。
観光地なので、すぐ家に帰ることはできません。
簡単に辞めることもできないので、ストレスを感じたときは危険です。
まずは簡単な仕事や、過去に経験がある職種を選ぶこと。
そして慣れるまでは休息をしっかりとって、それでも難しいならリゾバサイトの担当者に相談すると良いですよ。
③ リゾバであなたにとって安全な仕事を選ぶためには?
“できるだけ仕事中に安心して働きたい。”
そんなときはリゾバ求人の選び方を工夫しましょう。
まず求人を探すときは、すぐ戦力として働ける仕事を選ぶことが大事。
“未経験可”だったり、過去に経験がある職種が理想です。
簡単な単純作業の仕事であれば、仕事中に危険な目に遭うこともありません。
売店やフロント・ホールスタッフなどの接客業は、未経験可の仕事がほとんど。
もし接客が嫌なら、清掃スタッフもマニュアルがあるので取り組みやすいです。
すぐ辞めるリスクを減らしたいときは、満了率や延長率が高い求人を選びましょう。
満了率が高いということは、契約中に仕事を辞める人が少なかったという意味です。
また延長率も、リゾバをした応募者がさらに契約延長を望んでいるので満足度が高い職場と言えますね。
こういった求人を選ぶと、すぐに辞めたくなるようなブラック職場を避けることができます。
逆に急募とか大量募集は、応募者の満足度が低い可能性があるので避けましょう。
- パトロール系の仕事は危険な状況もありえる
- すぐに辞められないという環境で働くリスク
- 簡単な仕事や満了率が高い求人を選ぶ
リゾートバイトは危ない?【住環境】
リゾートバイトでは仕事以外に、普段の暮らしでも危険を感じる可能性があります。
住環境もしっかりと応募前に確認しないと、あとで後悔することになりますよ。
① 寮の場所が孤立してると夜道が危ない
リゾート地でのバイトをすると、寮が隔離されていることがあります。
駅も交番もスーパーも電灯もない。
そんな山の夜道を、バイト終わりに歩いて帰るのは女性にとって危険を感じることも。
リゾバの場合は退勤が22時以降になることもあるので、真っ暗の中で帰ることもあります。
休日でも少し間食がしたくなってコンビニに行くといっても、徒歩で10分以上かかる立地に寮があるのも珍しくありません。
なので危険な目を避けたいなら、寮の場所も注意しましょう。
送迎やバスが通っていると安心です。
さらにホテルのリゾバなら、客室に住み込みで働くこともあります。
こうなると通勤時間が0分になるので、楽だし安全ですよね。
- 送迎バスを使える
- 観光地で人も多い
- 勤務地から寮が近い
注意したいのは、旅館やホテルが山奥や離島にある場合ですね。
このときは寮までの道のりが遠くて暗いので、怖いと感じやすいです。
② リゾバの寮はセキュリティも意識しよう!盗難があると疑心暗鬼になる
寮内でも最低限のセキュリティはあった方が安心です。
例えば相部屋やルームシェア型の寮だと、盗難被害に遭うかもしれません。
もちろんこういったケースは稀です。
お互いにバイト仲間なので、関係が悪くなるようなことはしないはず。
でももし仮に財布や紛失したら、周りを疑ってしまいますよね。
完全個室などであれば、セキュリティの問題は回避できます。
③ リゾバの寮選びで必要なこと
寮を選ぶときは、まず立地に注目します。
勤務地から近いのが理想だし、遠くても送迎バスなどが使えれば問題なし。
ホテルのリゾバならホテル内の客室利用で住むケースもあるので、こちらも安心です。
そして寮に関しては男女が別々で管理されている方が、女性は安心して住むことができます。
そこから部屋の写真も確認しましょう。
寮自体が古かったり、部屋がボロボロだと、契約中はずっとストレスを感じるので注意。
外から見たら寮が古くても、リノベされて部屋は綺麗なこともあります。
なので部屋の写真は、必ず応募前に確認した方が良いですよ。
京都や東京のリゾバなら、寮がどこにあっても安全です。
ただ離島であれば野生の動物と遭遇したり、夜道が暗いなどデメリットもありますよ。
- 寮の立地によって夜道が危険
- 寮内のセキュリティも大事(盗難,泥棒など)
- 応募前に寮の写真と立地は必ず確認する
リゾートバイトは危ない?【人間関係】
最後は人間関係でのリスクについてです。
基本的にリゾートバイトは、みんなで一生懸命に取り組む職場。
だから仲良くなりやすいのですが、例外もあるんですね。
求人選びで何に気を付ければいいかも見ていきます。
① ぼっち・いじめなどのハラスメントはある?
リゾバでは友達ができやすいし、恋愛なども期待ができる。
それはその通りなのですが、必ず仲良くなれるわけではありません。
例えばスタッフ間で年の差があれば、自分だけ孤立する可能性もあります。
また雇い主側も、短期で雇うからと高圧的に接する人がいることも。
こういったハラスメントの被害に遭う危険はリゾバにもあるんですね。
小さい旅館などであれば、良くも悪くも雇い主の影響が大きくなります。
ただ大型施設でのリゾバであれば、大勢で働くので友達もできやすくなりますよ。
② リゾバ先で異性関係のトラブル?変な人に注意
リゾバではカップルが出来やすいとも言われています。
ずっと同じ空間で暮らすし、休日も一緒に出掛けやすいなどの理由があるから。
ただ一方で脈なし男子から言い寄られるなど、面倒なことになるかもしれません。
今後のことも考えてキツく断れないので、相手がグイグイくる。
またこちらからガツガツしすぎて噂が周り、孤立することだってありえます。
出会いを優先しすぎると、職場ではデメリットの方が大きくなりやすいんですね。
あくまでリゾバは短期間でガッツリ稼ぎたい人が応募するもの。
そのオマケとして”出会いがあればいい”くらいに考えておいた方が安全です。
女性で出会いを求めていないのであれば、女性が多い職種を選ぶのもアリですね。
③ リゾートバイト先の人間関係で心掛けること
人間関係のトラブルを避けるためには、まず同世代が多く働く場所を選びましょう。
そうすればコミュニティが作りやすいし、孤立することを防げます。
リゾバの多くは20代の男女向けの職場。
ただ探せば30代~60代が働ける仕事もありますよ。
どうしても不安なら、友達同士で応募するという方法もあります。
人手不足の職場であれば、”友達同士歓迎”や”カップル可”などの募集も多いですよ。
採用された後の関わり方については、まず仕事を頑張ること。
ダラダラしたり足手まといになったら、他のスタッフに負担がかかります。
そうなると馴染めなかったり、社員さんから怒られるキッカケになるんですね。
周囲に溶け込もうと努力すれば、基本的に人間関係のトラブルは防げますよ。
参考⇒リゾートバイトで後悔する人の声は?理想と実態のギャップ
- 世代や男女比で孤立するかも
- 異性関係のトラブルの可能性もある
- 同世代で一緒に働ける職場が理想
リゾートバイトで危険な目に遭う可能性は少ない!安全な職場を探そう
リゾートバイト自体が危険なアルバイトというわけではありません。
ただ住み込みバイトならではのリスクがあるのは事実。
仕事・住環境・人間関係と分けて、危険なシチュエーションにならないように気を付けましょう。
仕事に関しては未経験でも、すぐ取り組めるような簡単な仕事を選ぶのが無難。
住環境は立地やセキュリティも確認すると、安心して住むことができます。
リゾートバイトは時給も高く貯金もしやすい働き方ができます。
ただ良いことばかりではないので、あなたに合った仕事を選ぶことから始めましょう。