- バイト中の接客が精神的につらい
- 理不尽な客にもニコニコするのはもうしんどい
最初は頑張っていたアルバイトの接客業。
でも接客を通して嫌なコトが少しずつ積み重なっていくと、心と体がすり減っていく感じがしませんか?
『接客がないバイトにしておけば…』と後悔しているかもしれません。
今回は 『接客業のバイトを精神的につらいと感じたときの対応』について。
ケースバイケースで対応を考えたり、体と心の休め方を私の体験談も踏まえてお話しします。
バイトがしんどい!接客など精神的にしんどいシチュエーションを考える
まず接客バイトの辛いときはいつか?
それをシチュエーション別に分けて対応を考えていきましょう。
何か特定の場面で辛いと感じるなら、解決方法が見つかるかもしれません。
初めての接客バイトが辛い!最初は完璧主義を捨てる
人生初のバイトだったり、接客業が初めてでつらいと感じる。
そんなときは『どうやって慣れるまで耐えるか』が大切です。
働き始めたときに接客が上手くいかず、辛い思いをするのはあなただけではありません。
みんなが通る道で、みんなが乗り越えていく道でもあります。
そういった時期を乗り越える方法こそ『慣れ』
数をこなすことで自信がついたり、無駄に意識せずに接客できるようになります。
だから慣れるまでの間は、完璧主義を辞めましょう。
おそらく今のあなたは『理想の接客』と『自分の接客』を比べてストレスを感じていると思います。
でもさきほども言った通り、初めから完璧に対応できる人はいません。
大事なのは『先月の自分』より『今の自分』の方が成長していること。
現在のあなたの方が成長してるなら、あとは慣れるだけ。
今あなたが抱えるつらい気持ちは時間が解決してくれます。
一人前になるまでは評価の仕方を変えましょう。
理想主義ではなく成長主義で、昨日よりも1つ学んだら大成功くらいでOKです。
人見知りで上手く接客できないのが辛いとき
接客というより、お客に向けて笑顔を作るのが苦手。
このように笑顔で人と接するのが辛いというとき。
最初は作り笑顔(=周囲の人から見たら笑顔に見える顔)を練習します。
人見知りで心の底から笑ってなくても、笑顔だけで”感じのいい店員さん”を演出することはできるんです。
でもそれでも人と接するのが苦手なら、接客回数を減らすのが得策です。
後で詳しく話しますがシフトを上手に組めば、出勤日数はそのままで接客回数を減らすことができるんです。
周りにバレないように接客回数を減らし、あなたにかかる負担を軽くしましょう。
あともし笑顔で接客するのが苦手を超えて苦痛と感じるなら。
そんなときは接客以外のバイトに切り替えるのもアリですね。
慣れでは解決できないレベルで接客がきらいなら、無理に働き続ける必要もありません。
少なくても『嫌なら辞めても良い』と思えると、今の仕事も少し気楽にできるようになります。
理不尽な客にイライラ!クレームや面倒な人への接客がしんどい
特定の客への接客が嫌なとき。
そんなときの対応は2つあります。
まず1つ目が、嫌な客がリピーターの場合。
そんなときは相手が来る曜日や時間帯を避けてシフトを組むこと。
相手が常連のときしか使えない手ですが、有効です。
2つ目は嫌な客こそ金づるだと気づくこと。
たとえば飲食店だと飲み物を頼んでもらった方が利益率が高いですよね。
だから酔っ払い客は超お得意様。言い換えるなら金づるなんです。
相手が飲み物をオーダーするたびにチャリンと音を鳴らして『自分にお金が入るところ』をイメージしましょう。
あと嫌な客の相手にした日は、その日のバイト代で自分にご褒美をあげる日に設定するのも効果的。
コンビニで高級スイーツを買ったり、食べたかったお菓子を買ったり、欲しかった服やゲームを買ったり。
嫌な客が来た日=自分へのご褒美の日
こうやって頭の中で書き換えれば、相手への苦手意識も少しずつ薄れますよ。
変な客はいるので、会わないようにするというのは難しい。
それよりも気にしない方法を探した方が良いです。
バイトの接客がしんどい時期を乗り切るためには効率よく休もう
人と接する接客業のアルバイトをつらいと感じるとき。
そんなときは働くとき以外で、どんな工夫をして体を癒せばいいのでしょうか?
私が実際にして効果を感じたことをお話しします。
① シフトを変えて接客数を減らす!忙しい曜日や時間帯を避ける
まずはシフトの組み方から工夫していきます。
家でシフト表を組むときに心掛けたのが、接客数を減らすこと。
シフト自体は減らしません。(バイト代が減っちゃうし)
だけど接客数、つまり忙しい時間帯に働く日を減らします。
- 金曜日の夜
- 土日祝日のランチタイム
- 土曜日の夜
このようにみんなが外出して飲食店にいく時間帯は避けるようにしていました。
ただ1カ月に出勤する日数は同じだから、バイト代が減ることはありません。
コツは他のアルバイトが急に入りたくない日や入れない日に、積極的にシフトを入ること。
土日ばかりを休んでると『あいつ楽してない?』と疑いの目をかけられます。
そういった状況を避けるために、他のアルバイトが入りたくない日に働いていました。(テスト前やクリスマスなど)
あとは体調が悪い子や、急用が入った子を見つけると『シフト変わろうか』と提案もしてました。
忙しい日を避けるために、他のバイトの子への融通を効かせる。
このようにお互いに助け合いながら働ける環境を作れると理想ですよね。
今より少しでも接客回数を減らせないか?
それを考えてシフトを組むと、接客バイトのつらさを軽減できますよ。
② 精神的にしんどいなら感情を外に出す
接客数を減らしても、つらい感情やストレスは心身に溜まります。
溜まるのは仕方ないので、どうやって外に出せるかが重要なんですよね。
外に出せるかの分かれ目は、感情をのせられるか。
人に相談する、カラオケで歌う、お風呂で泣く、日記を書くetc
方法は何でも構いません。
そこに感情が乗っかっていれば、仕事中のつらいことも外にでていきます。
だからバイト中に起きた辛かったことを外に出す時は、気持ちを込めましょう。
思いっきり気持ちを込めて人に話す、歌う、泣く。
これで多少はスッキリします。
完全に0にはできませんが、気持ちが軽くなるのは確かです。
③ 接客で疲れたココロは自然や動物との触れ合いで安らぐ
私が接客バイトをしていたときは学生で実家暮らしをしていました。
なので家にはワンコがいたんですね。
人間関係で嫌なコトがあったときにワンコを撫でる。
それだけで少し癒されたことがあるのは、犬を飼ったことがある人あるあるだと思います。
要は人以外のものと触れ合う時間を作るということですね。
神社、公園、河川敷、犬カフェ、ペットショップ。
自然や動物と触れ合う時間をつくることで、人間関係のイライラから解放されます。
それでもバイトがしんどいなら他のバイトも検討
- いつどんなときに接客バイトが辛くなるのか
→そのケースごとに対処法を考える - アルバイト以外の時間で心と体を上手に休める
仕事中と仕事以外の両方から、あなたの心の負担を軽くする。
もしここまでしても接客業のバイトがつらいと感じるなら、バイトを辞める(バイトを変える)のも検討すべきです。
確かにまたバイトを始めるのは違ったストレスがあります。
1から仕事を覚えて人間関係も作り直す。
接客業で感じる辛さとは別のストレスを感じるでしょう。
でも人には向いている仕事、向いていない仕事があるのも事実。
もし接客業で周りよりも”つらい”と感じやすいなら、もっとあなたらしく働ける職場を探すのもイイかもしれません。
接客業をつらいと感じるのは、あなたが仕事に真面目に取り組んでいる証拠。
だから必要以上に精神的に負担がかかるなら、今の職場を離れることも選択肢に入れましょう。