シフトに入れない日に入れられたら、どうすればいいのでしょうか?
シフト申告時は確かに休み希望にしたはず。
それなのに店長から出勤を頼まれることは稀にあります。
店長の勘違い・あなたのミス・人手不足など、考えられる原因は様々。
そこで今回は出勤できない日に、シフトを入れられたときの対処法を解説します。
できるだけ早く店長に連絡を取らないと、そのまま出勤することになるかもしれません。
間違えられて入れられた可能性も高いので、そのときの言い方も例文で紹介しますね。
シフトに入れない日に入れられた!入れてないのに入ってるときの3つの原因
シフトに入れない日に入れられた。
なぜそんなことが起きるのでしょうか。
考えられる理由は、以下の3(+1)あります。
可能性が高い順番でお話ししますね。
① バイト先の店長のミス!シフトを間違えて入れられた
一番よくあるのが店長の勘違いによるものです。
店長はスタッフのシフト希望を全て見ながら、来月以降のシフトを組みます。
なので何枚もシフト表を見ながらシフトを作ると、ミスも出てくるんですね。
特に口答で伝えた場合などは、シフト希望自体を忘れる可能性もあります。
こういったケアレスミスをした店長を責めるのは酷です。
誰もがミスをするので、間違えることは仕方がない。
この場合は店長に連絡をして、シフトの再調整をお願いしましょう。
② シフト提出における過程で、あなたがミスをした可能性もある
次はあなたがミスをした可能性がないか、思い出してみましょう。
例えばシフト申告で間違って記入した場合ですね。
1日ズレて休み希望を書いていたり、休み希望自体を忘れているかもしれません。
また字が汚いと単純に店長が読めずに、そのまま要望がスルーされることもあります。
こういったミスは新人の時期にありがちですね。
また面接時の雇用条件と違うシフトを提出した場合も、休み希望が通らないことがあります。
例えば面接時に”土日に入れます!”と伝えて、それで採用された。
それなのに採用されたら土日に休み希望を入れていると、店長は困惑します。
そうはいっても急遽の予定が入り、どうしても出勤できないことはあるのでしょう。
そんなときは『今回だけはどうしても無理』だと、理由を伝えて店長に連絡すると良いですよ。
③ バイト先が人手不足でシフト希望が通らない
バイト先の人手が足りないと、シフト希望が通らなくなります。
希望出勤数より多くなるし、休み希望を入れた日もシフトが入るかも。
人手不足になるのは、誰かが緊急で辞めたときや休暇を取ったときに多いですね。
先月に引っ越しなどで急に辞めたり、体調不良で休暇を取った人はいませんでしたか?
もしそうであれば新人が入るまでの間は、人手不足なのでシフトに入る機会が多くなります。
もしくは年末年始やお盆など、短期的な繁盛期に入るときもシフトが入りやすい。
こういった短期的な人手不足は、できるだけ協力する姿勢を見せましょう。
ただ人手不足を理由に、休みたい日にシフトに入れられ続けるなら辞めた方がいいですね。
【補足】 休みたいのにシフトに入れられるのは嫌がらせの可能性もある?
可能性としては低いですが、店長の嫌がらせということもあります。
あなたが休みたいのをわかっていて、シフトを入れるというケースですね。
過去に何か心当たりのある言動はとりませんでしたか?
- 前日や当日の欠席報告が多い
- 遅刻を何度も繰り返している
- 無断欠勤をしたことがある
- バイト先の人と揉める
- 店長と口論になったことがある
- 勤務態度が悪い(仕事を覚えないなど)
間接的にあなたに辞めてほしくて、シフトを無理に入れているかもしれません。
可能性としては低いですが、何か心当たりがあるなら、別のバイトを探した方がいいでしょう。
- 店長側の勘違いやミス
- あなたのシフト申告時のミス
- 人手不足で休み希望が通らない
- 店長からの嫌がらせ
シフトの休み希望の日に間違えられて入れられたときの言い方
まず店長が間違えてシフトを入れたときの、連絡の仕方を見ていきます。
できるだけ柔らかく伝えること、そして相手のミスだからとバックレなどをしないようにしましょう。
① 店長がシフトを間違えて組んだときの伝え方
店長に伝えると、『本当だ!ごめんね』と間違いに気づいてもらえます。
ここで注意したいのは伝え方。
相手のミスを追求するような言い方は避けましょう。
それよりも”確認をお願いしたい”というニュアンスを含めるのがおすすめ。
相手の間違いを指摘するより、もう一回確認してほしいと伝える。
このほうが店長もイラっとせず、スムーズに確認してくれますよ。
② シフトに気づくのが遅かったら誰かと変わる許可をもらおう
店長のミスだったとしても、シフト決定後にシフト変更ができないこともあります。
そのときは『バイト同士でシフトを交換する許可』をもらいましょう。
スタッフ間でシフトを交換するなら、シフトに穴は開きませんよね。
だから店長から了承をもらいやすいです。
許可をもらったら、バイト仲間に事情を説明して、シフトを交換してもらえないか頼んでみましょう。
もしかしたら、あなたと同じように誰かもシフト希望が通っていない可能性もあります。
そういった人たちとシフトを交換して、お互いの希望通りのシフトに調整してはいかがでしょうか。
③ バイト先の店長のミスであっても無断欠勤やバックレはダメ
やってはいけない行為が無断欠勤やバックレです。
店長がシフト作成時にミスをしたからといって、あなたが出勤しなくていい理由にはなりません。
バックレや無断欠勤をした時点で、あなたが悪いことになります。
バイト先で孤立したり解雇される可能性もあるので注意しましょう。
- シフトの確認をお願いする
- シフト調整が無理ならスタッフ間でシフト交換する
- 店長のミスでも欠勤していいわけではない
シフト申請を間違えたときの伝え方!シフトに入れないときの連絡
あなたがシフト申請でミスをしたときは、どのように伝えれば良いのか。
できるだけ早く報告すれば、まだシフト調整ができるかもしれません。
① 店長に早く連絡して謝罪と訂正を伝える
基本的にシフトが確定したあとの変更は難しいです。
変更できる可能性があるなら、休む理由が”やむを得ない事情”の場合ですね。
- 学校のテストがある
- 部活の大会がある
- 病院へ行く
- 就職活動の面接がある
このような自分の進路や未来がかかっているものは、店長も了承してくれます。
できるだけ早く報告しましょう。
店長に会うのが後日になるなら、メールやLINEで事前に伝える方法もあります。
1日でも早く伝えることで、シフト調整をしてもらいやすくなりますよ。
店長が優しいのであれば、シフト調整をしてもらえるかもしれません。
休みにしてもらうより、別日にシフトに入る交渉の方がいいですね。
そうすれば1ヶ月の出勤数は変わらないので、他のスタッフとのシフト調整が楽になります。
参考⇒バイトのシフト変更したいときのLINEやメールの活用法と例文
② シフトに代わりに入ってくれる人を自分で探す
自分のミスを自分でカバーすることもできます。
例えばその日にシフトに代わってもらえる人を自分で探すなど。
普段から仲の良いバイト仲間がいれば、相談すれば協力してくれるでしょう。
お願いをするときは、シフト交換を提案すると良いでしょう。
相手も出勤数が変わらないのであれば、1ヶ月単位での負担は変わりません。
特に曜日や時間帯にこだわりなく働ける人がいれば心強いですね。
もし代わってもらったら、今後はその人が困っていたとき、あなたがシフトを助けてあげると良いですよ。
このようにお互いに助け合える関係性を作っておくと、シフト調整がスタッフ同士でやりやすくなります。
③ 自分のミスなので”やむを得ない理由”でなければ出勤しよう
学校の授業や部活であれば、やむを得ない理由となります。
ただ単純に休みたいとか、友達と遊ぶかもしれないという理由の場合。
こういった理由であれば、ミスを受け入れて働くことも検討しましょう。
やむを得ない理由でなければ、別日に予定をズラすことができますよね。
なので諦めて次からはシフト申告で記入ミスをしないよう気を付けるという方法もあります。
大学生であれば、就職活動をしているとアルバイトと日程が重なりやすいです。
長期的なシフト調整が難しいときは、バイト自体を辞めるか単発バイトなどに変えるのがおすすめ。
- 店長にできるだけ早く連絡する
- 自分で代わりのスタッフを探す
- やむを得ない理由でなければ出勤する
バイト先の人手不足でシフトを入れられた!勝手に入れられたときの対応
最後は人手不足でシフトを入れられた場合です。
この場合は無理をしてでもシフトに入らなければいけないのでしょうか?
短期的な人手不足か、長期的な人手不足かで深刻度は変わります。
① やむを得ない理由があればシフトを断ろう
やむを得ない理由であれば、人手不足でも断って構いません。
断り方としては丁寧にハッキリと断ること。
乱暴に『無理です』と伝えれば、店長も嫌な気分になるでしょう。
また『ちょっと考えます』と言えば、あなたが結論を出すまで待たないといけません。
なので断るときは、丁寧にハッキリと断るのが大切です。
もし罪悪感を感じるのであれば、別日を提案するのが良いですね。
そうすれば店長も、シフト調整がしやすくなる可能性が出てきます。
一時的な人手不足は、どんな職場でも起こりえます。
ただどうしてもバイトに行けない事情があるなら、ハッキリと断りましょう。
② お店側のシフトを受け入れる!交渉も可能
あなたの予定が調節可能であれば、お店側の要望を聞き入れることも検討しましょう。
今のバイトを続けたいなら、バイト先へ協力的な姿勢を見せることも大切です。
ただそのときは何か交渉をするのも良いですね。
例えばシフトに入る代わりに、別日で臨時の休日をもらえないか。
こうすれば1ヶ月単位での出勤数は変わらないので、あなたの仕事量が増えることはありません。
もしくはこのタイミングで、新人を入れてほしいとお願いすることもできます。
人手不足を解消するには新しいスタッフを雇うしかありません。
店長に申し出をするなら、このタイミングがベストでしょう。
人手がなくて困っているときに前向きな姿勢を見せてくれたら、周りの人からの評価も高まります。
あなたが今後困ったときも、店長や他のスタッフが協力的になってくれるかもしれません。
逆に何度も繰り返しお願いされるようなことがなければ、ハッキリと断って主張した方がいいですね。
参考⇒バイトでシフト代わってと言われうざい!シフト交代を頼まれてばかり
③ 慢性的に人手不足が続くなら辞めた方がいい
慢性的に人手不足でシフト希望が通らない。
そんなときは別のアルバイトを探した方がいいですね。
慢性的な人手不足の場合や、お店側や店長の責任となります。
なのであなたが無理をして出勤して、シフトを埋める必要はありません。
アルバイトを辞めるときは2週間~1ヶ月先を目安に店長に伝えます。
もっとシフトの自由度が高い職場に変えて、プライベートを大切にしましょう。
人手不足で辞めづらいと思うなら、以下の記事も参考にしてください。
参考⇒バイトを辞めたいけど人手不足!働き手がいないから辞めづらいとき
- やむを得ない理由なら断る
- プライベートの予定が変更可能なら受け入れる
- ただ長期間の人手不足であれば退職も堅調
バイトのシフトに入れない日に入れられたときは店長への連絡をしよう
シフト作成は店長が行います。
なので完璧にシフトを作れず、どこかで間違いが起こることもあるでしょう。
なのでシフトの間違いに気づいたら、まずは店長への報告が先。
そのときは間違いを指摘するより、”確認したい”と相談のニュアンスを含めると柔らかい伝え方ができます。
もし一時的に人手不足であれば、バイト先を助けてあげる姿勢も大事。
ただ慢性的に人手不足であるなら、あなたが良いように利用されている可能性があります。
なので無理をせず、もっと楽に働けるアルバイトを探した方がいいですよ。