バイトのシフト変更を申し出るときは、対面や電話が基本です。
重要な連絡事項は実際にコミュニケーションを取るのがマナー。
ですが店長とシフトが合わないときや、電話が繋がらない場面もありますよね。
そんなときに使える連絡方法が『LINE・メール』となります。
今回はシフト変更したいときの、LINEやメールの活用法についてお話します。
例文も載せてあるので、店長に送る文章の参考にしてはいかがですか?
最後はオマケとして、シフト変更後のバイト先でのフォローについても紹介します。
バイトのシフト変更!代わってもらうときLINEやメールは使える?
シフト変更をしたいとき、どのような連絡方法があるのでしょうか?
次の3つのポイントを押さえるのが大事です。
最優先すべきは、バイト先での独自ルールとなります。
① バイト先のルールを調べる(思い出す)
どのような連絡手段を使うか、その正解は職場によって変わります。
店長に直接言う場合もあるし、グループLINEなどを使うお店もあるでしょう。
なのでまずはバイト先のルールが、どうなっているか思い出してみましょう。
- 店長に対面で伝える
- メールで連絡
- PCのシフト管理ツールで連絡
- 電話で個別に連絡
特に決まりがなければ対面で伝えるのが無難です。
あなたの出勤日と店長の出勤日が重なる日に伝えましょう。
もし緊急であれば電話を使ったり、バイト先に出向いて店長に相談しにいくことも可能です。
LINEはすぐに送れますが、相手がいつ確認するかわからないというデメリットがあります。
しかも内容を読んだとしても、つい忘れてしまうなど相手もミスをしがち。
なのでLINEやメールでの連絡って、万能ではないんですね。
② 直前のシフト変更ならLINEより電話が良い
前日や当日の朝など、急なアクシデントでバイトにいけないとき。
そんなときはLINEやメールより電話の方が向いています。
その理由は店長に早く確実に伝えることができるから。
- 体調不良
- 濃厚接触者になった
- 怪我や入院をする
- 親の体調が悪化した
- 急に授業が入った
- 就職活動の面接が入った
- 大雪で電車が動かなくなった
急なシフト変更は、店長側もできるだけ早く知りたいはず。
ですがLINEだと、店長がいつ通知に気づくかわかりません。
“できるだけ早く伝える”という点でも、直前のシフト変更は電話で行いましょう。
③ シフト確定直後の変更ならLINEやメールも使える
直前のシフト変更ではない場合は、LINEやメールを使うこともできます。
直前ではなくても、シフト変更は早めに店長に伝える必要がある。
このように重要だけど緊急性の低い連絡で、LINEを使いましょう。
来月のシフトのお休みだったり、時間帯の変更など詳細を送ることができます。
- サークル活動の予定が入った
- 試験があることを忘れてシフトを提出した
- 就職活動のセミナーの予約がとれた
ただシフト決定直後に関しても、遊びなどプライベートな理由で休むのは控えましょう。
何度もシフト変更を繰り返すと、バイト先であなたへの不満も溜まっていくはず。
そうならないために学業や進路など、やむを得ない理由でのみシフト変更を申し出た方がいいですね。
- バイト先のルールに従う
- 直前のシフト変更であれば電話
- シフト確定直後の変更ならLINEやメール
- ※シフト変更は”やむを得ない理由”であるのが大事
バイトのシフト変更したいときのLINE・メールの例文
“緊急度が低いときにLINEやメールを使う”というお話しでした。
次はLINEやメールを使うときの例文を見ていきます。
店長への報告や、シフト変更が受け入れられなかったときのLINE活用法を紹介しますね。
① LINEやメールでシフト変更を報告しつつアポを取る
LINEやメールを使ったとしても、対面での報告も行った方がいいです。
だからLINEやメールで伝えるときは、アポを取るという方向で進めるのがおすすめ。
シフト変更の要件を伝えつつ、対面での相談する時間を取ってもらうんですね。
このようにシフト変更したいことを伝え、対面で詳細を話し合う方向にもっていくことができます。
次は直前でのシフト変更を申し出る場合。
電話をかけたけど繋がらないときなどは、LINEも使って報告した方がいいですね。
ただこの場合も、定期的に電話をかけて連絡するのが重要です。
LINEやメールだと相手が知るのが遅くなる可能性があるからですね。
② バイト先でLINEを使う時の注意事項とは?
LINEといっても友達に送る感覚で店長に報告するのは控えましょう。
LINEといっても仕事で使う時は、社会人としてのマナーは守った方がいいです。
- 敬語”です・ます”を付ける
- 最初に名前を名乗る
- スタンプは使わない
- 顔文字や絵文字も使わない
またLINEの通知を音量オンにしている場合を考えて、深夜などに送るのは控えましょう。
スタンプや顔文字・絵文字に関しては、使わない方が無難です。
シフト変更など重要な会話ではなく、相手が使っている場合は合わせた方がいいですね。
プライベートでも利用しているLINEだと、ニックネームを使っていることもあるはず。
なので連絡するときは、最初に名前を名乗った方が誤解を生まずに済みます。
③ シフト変更を断られたあとのLINE活用法!代わってもらう人を探す
もし店長からシフト変更の申し出を断られたらどうすればいいか。
そんなときこそLINEを活用することができます。
それが自分でシフトを代わってくれる人を探すという方法。
バイト先の仲間と個別でLINEで繋がっていたり、グループLINEはありませんか?
その場所を活用して、誰か代わりにシフトに入ってくれる人を探してみましょう。
店長もシフト変更ではなく、シフト交換であれば受け入れてくれるはず。
もしバイト仲間も出勤できなさそうなら、また店長に連絡をします。
今度は遅刻や早退できないかですね。
どうしてもその日に出勤するなら、他の予定で遅刻や早退ができないか相談してみましょう。
忙しい時間帯に働ければ、勤務時間を減らしてくれるかもしれません。
- 例文を参考に文章を作成しよう
- スタンプや絵文字は送らない
- 送る時間帯は深夜や早朝を避ける
- 断られたらバイト仲間に代わってもらえないか聞く
- バイト仲間からも断られたら早退や遅刻ができないか相談
バイトのシフト変更後のフォロー!感謝や謝罪について
シフト変更を聞き入れてもらったら、そのあとの過ごし方も重要です。
シフト変更とは一種のワガママ。
そのワガママを聞いてもらった職場には感謝を伝えたり、フォローを心がけましょう。
そうすれば良好な関係性を築けて、お互いに助け合える職場になりますよ。
① シフトを代わってもらった人に感謝を伝える
まずはシフトを代わってもらった人に感謝を伝えます。
その人は休みを返上して、あなたの代わりに働いてくれた。
なので出勤したらまず、その人に感謝を伝えましょう。
お菓子などは不要です。
ただ感謝を気持ちではなく、言葉で伝えることは忘れないように。
② 直前のシフト変更であれば謝罪が必要
前日や当日の朝に休んだとしたら、感謝ではなく謝罪のニュアンスが強くなります。
体調不良などやむを得ない理由だとしても、バイト先に負担をかけたのは事実。
なので次回の出勤時には謝罪をした方がいいです。
体調不良などで急に誰かが休むことは、ある程度想定しているはずです。
それでも何度も急に休むことを繰り返すのは危険ですね。
体調が悪い時期が続くなら、マイペースに働けるバイトに切り替えるという方法もありますよ。
③ 次にバイト先でシフト変更したい人がいたら積極的に代わってあげる
今回シフト変更で助けてもらったら、次はあなたが助ける番です。
誰かシフト変更で困っている人がいたら、積極的に代わってあげましょう。
そうすれば今後あなたが困っているときに、その人が助けてくれるかもしれません。
職場はこのように助け合ってシフトを埋めていくのが理想です。
なので誰かに助けてもらったら、次は誰かを助ける。
このようにギブアンドテイクを意識すると、良好な関係を築けますよ。
あなただけが何度もシフト変更を続けたら、職場がギスギスするかも…
バイトのシフト変更やLINEやメールでも報告可!緊急度が低いタイミングなら使える
バイトのシフト変更を申し出るときは、いろんな連絡方法があります。
マナーとしては対面がおすすめ。
ですが直前のお休みなど、できるだけ早く伝える必要があるときは電話が良いでしょう。
シフト確定直後に変更したいときはLINEやメールでの報告も可能です。
また電話したけど応答がない場合や、対面で話したいけどシフトが合わないときもLINEが使えますね。
シフト作成した後に、急な予定やアクシデントで働けなくなることは誰にだってあります。
ただ何度もシフト変更を申請していると、周囲から”またか”と思われてしまう。
なのでシフト変更するときは、体調不良や家庭の事情など”やむを得ない理由”のみで行いましょう。
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