- 就職活動ってお金がかかりそう
- それに就活後にバイトなんて見つかりそうにない
- だから就活と並行してバイトも続けた方がいいよね
こんな風に就活とバイトを安易に両立させようとしてると危険です。
私の周りでも、就活とバイトを両立しようとして大変なコトにあった同級生がいました。
就活前にバイトを辞めるか、続けるかはメリットとデメリットと知ってから判断しませんか?
就活中にお金が無くなったときに対策についても解説しますね。
就活でバイトをいつ辞める?就活前に早く辞める3つのメリット
就活までにバイトを辞める
私は実際にそうしましたし、今でもバイトを辞めて良かったと思っています。
その理由は次の3つ。
この3つは就活をバイトを両立させてた同級生との決定的な違いです。
① 就活中にバイトを辞めると就職活動に専念できる
当たり前ですが、バイトを辞めた分だけ時間が空くので、就職活動に集中できる環境が作れます。
ES作成や業界研究・合同セミナー・SPI対策・面接の準備などなど
就職活動って、とにかくやることがいっぱいなんですよね。
しかも『ここまでやったら完璧』というラインもないので、キリがないんです。
でもバイトを辞めれば、頭の中を就活だけにして集中できます。
バイトで嫌な客にイライラすることもないし、仕事疲れが残ることもありません。
- 説明会や面接のスケジュールに合わせやすい
- 体力的にも時間的にも余力を残せる
このように事前にバイトを辞めれば、人生を決める大切な就職活動に全力を注げるようになります。
② 留年リスクも回避!卒論や単位などスケジュール管理もマシになる
大学生で就職活動をする時期は、卒論や取得単位数も心配の種ですよね。
就活が長引けば、卒業論文にも影響が出るし、単位を取りこぼせないので授業にも出席しないといけない。
こんな過密スケジュールに加えてアルバイトまでしようとすると、スケジュール帳が真っ黒になります。
当時、就活とバイトを両立してた友人の手帳は予定でビッシリになっていて、見るだけで心が折れました。
最悪なケースとしては、内定もらったけど単位数が足りなくて留年した学生とかもいましたね。
就活前にバイトを辞めていればスケジュール管理が楽な分、就活だけでなく留年のリスクも減らせます。
③ 就活中のバイトは後悔が残る!就職活動に挑めた納得感
最後のメリットは自分が納得しやすいということです。
就職活動って努力と結果がイコールになるとは約束されていないんですよね。
どんなに頑張っても望む結果が出ないこともあります。
むしろ第一志望の企業から内定をもらう学生の方が少ない。
でも一生懸命に就活に取り組んでいれば、悔しいですが後悔はありませんでした。
逆にもしバイトを続けていて、時間が足りずに面接の準備不足でお祈りメールが来てたら納得はできなかったでしょう。
就職活動は結果がどうなるかわからない。
だからこそ、今やれるだけのことはやった方が良いと思います。
『もしも、あのとき…』なんて社会人になった後でもクヨクヨしたくないですよね?
就職でバイトを辞めないで無理に両立させるデメリット
私のバイト先の先輩は、バイトと就活を両立していました。
外から見ても大変そうだったし、ぶっちゃけ『迷惑だな』と感じたときもあったんです。
もしバイトと就活を両立していたら、どんな毎日を過ごすことになるか。
最悪のケースも考えながらお話ししますね。
① 単純に無理が減る!バイト終わりに徹夜でESと面接対策
まず単純な話ですが、時間が圧倒的に足りなくなります。
就活の面接や合同説明会の日程を組み込み、余った曜日や時間帯をバイトに当てる。
そしてバイトが終わって家に着いたあとに、履歴書や企業研究をする。
こんな一日になると、寝る時間を削らないと成立しなくなります。
就活なんていつ終わるか誰にもわからないから、精神的にもきつくなってくるんですよね。
何より履歴書や面接のクオリティが下がったら大問題ですし。
② 他のバイトに負担増!平日のシフトが増えて人手不足になり迷惑
企業の選考が通ると、次の日にも急な面接が入ったりします。
こうなるとバイトには行けないので、ほかの誰かにシフトを変わってもらう必要が出てきます。
私も先輩から急に『明日変わってくれない』とLineがきました。
このように他のアルバイトの負担も増えてしまうんです。
私は先輩に1から仕事を教えてもらったし、今でも感謝はしています。
普段から頼りにしてたし、テキパキ働く先輩はカッコいいなぁって思っていました。
でもこのときだけは迷惑だったんですね。
シフトがガラガラだからと週6で働いた月とかもあったし。
このように周りのバイトに負担をかけなくないなら、就活前にバイトを辞めた方が良いでしょう。
早めに新しい子に入ってもらって仕事を教えた方が、職場は上手く回りますよ。
就活でバイトを辞めたいけどお金がないとき!金欠回避術
- 就活前にバイトを辞めるメリットもわかった
- 就活とバイトを無理に両立させるデメリットもわかった
そうは言っても、就活にかかるお金が不安で、思い切ってバイトって辞めづらいかもしれません。
スーツ・靴・カバン・ランチ代・交通費
最終選考までいくと東京までの新幹線代とかもかかります。
私も就活資金を前もって貯金していたわけではありませんでした。
もしお金が不安なら、次の3つの解決策を頭に入れておきましょう。
① 出費のペース配分は考えない!就活が終わってからバイトに復帰する
私はまず就活が終わってからの出費のことは一切、心配しないようにしていました。
就活後にバイトする予定だったので、卒業旅行などにかかるお金は残さなくていいって思っていたんです。
実際に就活が終わってからでも、バイトは始められたよ。
(しかも2つ掛け持ちしてました)
長期募集のバイトは厳しいですが、大学卒業までの残り少ない期間でも歓迎してくれるバイトはあります。
だから卒業までのお金の配分は心配せず、就職活動だけにかかる出費だけを考えましょう。
就活後のバイト探しに関しては、詳しくはこちらでお話ししています。
② どうしても就活資金が足りないなら短期・単発で稼ぐ
就活中にどうじてもお金が足りなくなったら、単発バイトを検討しましょう。
単発バイトとは、1日だけ働いてお金がもらえるバイトのこと。
1万円もらえるような高時給なものが多いです。
しかも土日祝日で就活がない日の1日だけ働くくらいなら、良い気分転換にもなるかも。
毎回のように週末に短期バイトを入れるのは体力的に厳しいです。
ただ何回か短期バイトをするくらいなら問題ないし、就活資金を貯めるのは方法として確実ですよ。
③ 親や学校など安全なところに頼れないか
親に甘える(借りる)という方法もありますよね。
『就活が終わってからバイトして返済するから貸して』といえば何とかしてくれるはず。
もし親が無理なら、学校の奨学金制度もありますよ。
学生課に就職活動の相談にいったときに、ついでに聞いて見るといいでしょう。
成績が良ければ利息0%で借りることができますよ。
就活中のバイトをどうするかは慎重にきめる!早い時期に相談して損なし!
今回は就活とバイトの向き合い方についてお話しをしました。
長期的に考えるなら、就活前にバイトを辞める方がメリットが大きいです。
もし無理に両立させようとしたら、あなたにも他のバイトにも負担がかかります。
まずは就職活動の期間にバイトを辞められないかを考えましょう。
早め早めに店長に相談しておいた方が良いですね。
お店側も新しいバイトを募集したり、シフトを調整するなど時間がかかります。
就活後のバイト探しについては問題はありませんよ。
就活後でも歓迎してくれる職場はありますので。