- 気になるバイトがあるけど家から遠い
- バイト先が遠いと受からないって本当?
- バイトを始めたあとに遠すぎて嫌になって辞めたくなったらどうしよう
求人サイトや求人誌をパラパラとめくって、『おっ!この求人面白そう』と気になるバイトを発見。
でも興味をもって募集要項を見ていくと、家からかなり遠いことがわかった。
こんなときは面接に受かるか、バイトを長く続けられるかなど、いろいろな不安が頭の中をよぎりますよね。
そこで今回は『バイト先が遠いことへの疑問』についてお話しします。
①家から遠い場所に応募するときの注意点、②遠いから嫌になったらどうするか。
このバイトをする前と後の2つの疑問について考えていきましょう。
バイトが遠いだけで落ちることはない!通勤時間や交通費は採用に関係ない
結論から言うと、家から遠いバイトに応募したからという理由で面接に落ちることはありません。
なので『家から遠いし』という理由で、気になるバイトに応募しないのは損です。
ただ家から離れているバイト先で働こうとしてるときに気を付けたほうがいいこともあります。
それが志望動機と福利厚生(特に交通費支給)になります。
アルバイトをしてる人の通勤時間の目安!家から遠くても学校から近いケースもある
バイト先が遠いという理由で、採用不採用が決まらないのは、以下のアンケートを見ればわかります。
それはマイナビバイトで行われた『バイトの勤務先までの通勤時間』にかんするアンケート。
引用元 マイナビバイト
これを見ると66%の人が通勤時間が30分以内、つまり家から近い場所でバイトをしてることがわかります。
ただ30分以上かかって通勤してる人が多いのもわかります。
1時間以上かかって勤務先に行く人も9%いますよね。
もし面接官が家からの距離を見て採用不採用を判断してるなら、みんな家から近い場所でしかバイトできないはず。
ただ実際はそうはなっていないので、やりたいバイトがあるなら家から遠くても採用される可能性は普通にあります。
バイトで片道1時間の通勤時間は遠い!志望動機はハッキリ伝えよう
通勤時間が長いという理由で面接に落ちることはありません。
ただ『なぜ遠い場所なのに応募してきてくれたのかな?』と面接官が気になるのも事実。
そこで面接時に重要になってくるのが志望動機なんですね。
『どうしてもこのバイト先じゃないとダメだ』という理由があると、家から遠いことも納得してくれます。
むしろ『わざわざ家から遠い、この会社に応募するなんて熱意があるんだろうな』と好印象を持ってくれるかもしれません。
だから志望動機はハッキリと書いた方がいいんです。
- 昔から憧れていた仕事だから(ディズニーランドやUSJなど)
- 以前に接客を受けて感動したから(個人経営の飲食店など)
- 将来、この業界に就職したいのでアルバイトも経験したい(ブライダル系)
- このブランドが好きだから、多くの人に商品を提供したい(アパレル系)
このように『家からの距離とか関係ないんだ!』
『どうしてもあなたの会社(お店)で働きたいんだ!』という理由を履歴書の志望動機に書きましょう。
また家から遠いけど学校からは近いという場合は、それも伝えた方が良いですね。
『学校帰りに寄りやすいから』というのは長期的に働きたいという意思も伝わるので。
募集要項の福利厚生面は確認!交通費の支給があるかが大事
多少、家から遠くてもココで働きたい!
そんな熱意があるのは素晴らしいですが、募集要項だけはもう一度確認してください。
家から遠い場合は、交通費支給があるかどうかがメチャクチャ大事になります。
全額支給してくれたら問題ナシ!
ただ何も書かれていなかったり、月2000円までは支給など条件があると、長期的に続けるのが苦しくなります。
例えば時給1000円で1日5時間バイトするなら日給5000円になりますよね。
でも交通費が支給されなかったら片道500円かかったら交通費でマイナス1000円になってしまいます。
これだと出勤するたびに1時間タダ働きしてるのと同じことになりますよね。
だから家から遠いバイト先に応募するときは交通費を全額支給してくれるかは絶対に確認しましょう。
学校までの通学定期があるなら、それも含めて片道いくらかかるかの計算も忘れずに。
- 家からの距離で面接に落ちることはない
- 「どうしてもココで働きたい」という理由は志望動機欄に書く
- 応募する前に交通費を全額支給してくれるか確認
バイトが遠くて辛いとき!バイト先が遠いから辞めたいときの2つ対処法
- 働き始めるとバイト先が遠いって不便だと痛感した
- 大学から近かったけど家から遠くて辛い
- 働き始めてから意外とバイト先が家から遠くてストレス
こんなときは2つの対処法があります。
それが①通勤時間を有意義に使う、②家から近いバイトに変える
まずは①を試してみましょう。
それでも辛くて辞めたいときは、無理にバイトを続ける必要はありません。
家から近いバイトに乗りかえればOKです。
バイト先までの通勤時間をメリットに変える
移動時間をじーっとしてたら苦痛だし、どんなにまじめな人でも辛くなります。
ただ通勤時間の間に「何かできること」があれば、いい暇つぶしになるんですね。
基本的には勉強系の暇つぶしと、娯楽系の暇つぶしにわかれます。
私は通勤時間を半分ずつに分けて、両方してました。
(A駅までは勉強、そこから職場の最寄り駅までは遊ぶという感じ)
まずは学校の宿題や課題・テスト対策を通勤時間でしかやらないようにすること。
家では勉強をしないようにして、逆に通勤時間に集中して勉強するようにします。
教科書やノートをスマホカメラで撮れば、スマホでも手軽に勉強できます。
日頃からちょくちょく試験対策をしてれば、テストが近づいても焦ることもないですしね。
家にいる時間を好きに使えるし、通勤中はゲームや漫画など誘惑もありません。
スマホをオフラインにすればSNSの通知もこないので、通勤時間を勉強に使うのはけっこう簡単です。
もし学校に通っていたいならアンケートモニターを始めてみてはいかがですか。
アンケートモニターとはアンケートに答えるだけでお小遣いが貰えるスマホアプリのこと。
1日10分も使えば月に3000円くらいにはなります。
稼ぎは悪いですが通勤時間でも稼げるようになるし、アンケートに答えるのもいい暇つぶしになりますよ。
また娯楽系の暇つぶしも、方法はいろいろとありますよ。
例えばポケモンGOだと、家や学校の近くでは出現しないポケモンが出てくるとテンションがあがります。
(移動するとタマゴも孵化しやすいし)
あとは日頃から気になったYouTube動画をストックして通勤時間で楽しむという方法もあります。
興味がある動画を『後で見る』で保存して、移動時間だけ見るというもの。
電車のときは動画を見て、徒歩のときは音楽をイヤホンで聞きます。
家でついダラダラYouTubeを見てしまうという場合は、通勤時間で視聴するのもオススメ。
このようにバイト先が家から遠いと感じるときは、勉強系(稼ぐ系)と娯楽系。
この2つの暇つぶしに使えないかを考えましょう。
それが難しそうなら、無理してバイトを続ける必要はありません。
新しいバイト先を探していきます。
家から遠いバイトが嫌になったとき!新しいバイト先を探すときの注意点
新しいバイト先を探すときは、今のような思いをしないためにも通勤時間が短い場所を探しますよね。
でも家から近すぎる場合も、働いたあとにはいろいろとデメリットが出てきます。
- バイト先の人に自宅がバレる(なんか嫌だった)
- 緊急の人手不足のときに声がかかりやすい(断りづらい)
- ご近所さんや同級生に働いている姿を見られる(恥ずかしい)
- 逆に遅刻しやすい。就業時間ギリギリに着くようになる
あまりにもバイト先が近いと、逆にそれがデメリットになることもあります。
理想は家から近すぎず遠すぎずといった場所でしょうか。
ストレスにならない範囲の通勤時間で、その間は先ほど言ったような暇つぶしができたらベストですね。
バイト先が家から遠くても採用されにくいわけではない!
今回はバイト先が家から遠いときの疑問についてお話ししました。
家から遠いという理由だけで面接で落ちることはありえません。
ただ『なぜウチの店に応募したの?』という疑問を面接官は持つので、志望動機は本気で書きましょう。
あと交通費を全額支給してくれる求人かも忘れずに確認します。
交通費が自己負担だと出勤ごとにタダ働きする時間があるのと同じなので。
もし働き始めてからバイト先が遠いことにストレスを感じた場合。
そんなときは暇つぶしを勉強系と娯楽系で考えていきます。
テスト勉強を通勤時間だけでやるようにしたり、YouTubeの気になる動画をストックする。
これだけで無機質な通勤時間を有意義に使えるようになります。
もしそれでもバイト先が遠くて嫌なら、新しいバイト先を探しましょう。
家から近すぎると知り合いに見られたり、人手不足のときに声がかかりやすいので注意。
近すぎず遠すぎずという絶妙な距離のバイト先が見つけるのが理想ですね。
バイト先が遠いことをメリットにするかデメリットにするかは、あなた次第なところもあります。
嫌なら辞めてもいいんだから、通勤時間よりも『やりたい仕事か』を優先して応募しても大丈夫ですよ。