バイトで落ちたところにもう一度、応募することはできます。
不採用になったからといって、再応募できないわけではありません。
ただ希望シフトや履歴書などそのままで、再チャレンジしても望みは薄いです。
そこで今回は『不採用になった求人に再応募するときの心得』を解説。
他の店舗に応募することや、期間を空けて再応募するなど選択肢を見ていきましょう。
どうしても諦められないときは、もう一度チャレンジすべきです。
落ちたバイトに再応募できる?もう一度応募することは問題ない
結論から言うと、不採用になったバイト求人に再応募することはできます。
ただ安易に何度も応募しても、結果は変わらないでしょう。
再応募して採用されるチャンスがあるかを見極める方法があります。
① バイト面接で不採用になった理由は?
まずはなぜ不採用になったのかを自己分析してみましょう。
その理由が解消されないと、何度応募しても不採用になる可能性が高いからです。
- シフトが合わなかった
- 履歴書に不備があった
- 面接の態度が悪かった
- 他の従業員と年齢が離れている
これらの理由の中で自力で改善できるものは積極的に変えていきましょう。
履歴書を書き直して、面接での服装や言葉遣いを見直します。
こういった理由であれば、再応募すれば採用される可能性はあるんですね。
ただ注意したいのは希望シフトについて。
アルバイト面接の合否で最も重要なのは、『雇い主側が希望するシフトに働けるか』です。
この部分で不一致があると、どれだけ優秀な人材でも採用されません。
でも採用されたいからといって、『何曜日でも働けます』など嘘をつくのは禁止。
採用後に職場に迷惑をかけることになるので控えた方が良いです。
この場合はすぐに再応募せずに、職場の従業員の入れ替わりが起きる時期に応募した方が良いですね。
もしくはチェーン店であれば、別店舗などに応募した方がチャンスはあるでしょう。
応募するときは採用されたお祝い金がもらえる求人サイトを使うとお得ですよ。
② バイトに落ちたところに、すぐ再応募しても勝機は薄い
不合格になって、すぐに再応募しても採用確率は高くありません。
なぜなら職場環境が変わっていないから。
アルバイトを採用するかどうかは、いろんな要素が絡み合います。
シフトだけでなく男女比や年齢など、応募者側ではどうしようもない理由もあるんですね。
ただこういった職場環境は、時間が経てば事情が変わることが多いです。
退職したアルバイトによって、雇い主が働いて欲しい曜日や時間帯は変わります。
少しずつ繁盛して人材不足になることだってありますよね。
なので再応募するときは、一定期間を空けるのがおすすめ。
4月や年末年始など、退職者が出やすい時期に求人が出たら再応募してみましょう。
③ 採用を辞退したバイト先に再応募は可能?
一度辞退したバイト先でも再応募はできます。
別のバイト候補を優先したけど不採用になった場合などですね。
ただ一度断った場合は、その理由を聞かれるかもしれません。
人事担当者としても『なぜ一度辞退したのに、また応募してきたのか』は知りたいところ。
このように前回とは条件が変わったから、再応募したと答えるのが良いですね。
『第一希望に落ちたから』といった正直すぎる回答だと、相手の担当者も嫌な気持ちになってしまいます。
- シフトが合わないといった理由だときつい
- 時期を空けたら採用チャンスが広がる
- 一度辞退したときは辞退理由を用意しておく
バイトに落ちたところにもう一度応募したいとき!チェーン店ならすぐ再応募も可
職場環境が変わるので、再応募までは一定期間を空けた方が良いです。
ただ『できるだけ早く希望する職場で働きたい』というケースもありますよね。
チェーン店であれば、次の3つを意識すればすぐ再応募も可能です。
① チェーン店なら同じ系列で他の店舗に応募してみよう
すぐに応募しても、また不採用になる可能性は高いです。
職場が求める人材が変わっていないからですね。
なのですぐ再応募したいときは、別の店舗で求人を出していないか調べましょう。
チェーン店であれば、近くの他の店舗でも募集を出している可能性は高いです。
別の店舗であれば、その店舗が出勤してほしい曜日や時間帯も変わります。
なのであなたが再応募しても採用される可能性が出てくるんですね。
② 面接で不採用になった原因を取り除いて再チャレンジ
不採用になった理由がシフトの不一致であったのなら、別店舗に応募すれば採用される可能性はあります。
ただシフト以外の理由だったのなら、再応募しても不採用になるでしょう。
なので次に注意したいのは、面接での服装や言動など第一印象を見直すことです。
アルバイト面接は1度しかないので、第一印象でマイナスなイメージを与えると挽回ができません。
以前の面接を思い出して、マナー違反がなかったかを突き止めていきます。
履歴書
- 綺麗な字で書き直す
- 誤字脱字がないか確認
- 空欄がないように埋める
服装
- 派手や露出が多い服は控える
- ピアスやネイルもしない
- 迷ったら職場で働く従業員を真似る
言動
- 挨拶は自分から行う
- 大きな声でゆっくりと話す
プラスの印象を与えようとするより、マイナスの印象を持たれないようにするのが大事。
そうすれば、あとはお互いが希望するシフトが一致しているかで採用・不採用が決まります。
③ 2回連続で落ちたら期間を空けてから3回目に応募する
2回連続で落ちたら、不採用の理由がシフト以外である可能性が高くなります。
面接時の受け答えであったり、必要なスキルがないと判断されたなど。
この場合は別の店舗の求人を探す前に、少し期間を開けましょう。
別のバイトで経験を積んだり、今回のバイト先を諦めるといった選択肢もあります。
次々と複数店舗に応募するのは辞めましょう。
落ちた原因を解決できないと、時間の無駄になってしまいます。
- 別店舗で求人が出ていないか調べる
- 面接では第一印象を見直す
- 2回連続で落ちたら諦めるのも検討する
バイトに落ちたところに再応募したい!別店舗がない場合は?
チェーン店でないので別店舗がない
こんなときはすぐ再応募するという方法は取りづらいです。
なので次の3つを意識して、再応募までの準備をしましょう。
① 誰かが退職するまで期間を空けるのがベター
職場環境が変われば、再応募して採用されるチャンスが広がります。
職場環境が一番変わるのが、誰かが退職したとき。
アルバイトの誰かが退職すれば、人材不足になる曜日や時間帯に変化がでます。
そうすると再応募したら、お互いが希望するシフトが一致して採用されるかもしれません。
4月や10月・年末年始などはアルバイトが辞める時期として多いです。
この時期に求人が再度出たら、再応募してみましょう。
参考⇒バイトに落ちたショックがヤバい! 落ち込みを軽くする方法
② それまでは別のバイトをするという選択肢もある
再応募するまで何もしないと金欠になりますよね。
そこで検討したいのが、別のバイトをして経験を積むという方法。
できれば以下の特徴を持つバイトをするのが理想です。
- すぐ辞められるバイト
- 再応募するときにアピールできるバイト
再応募するのが前提であれば、辞めやすいアルバイトを選んだ方が良いです。
シフト申告制であったり契約型の派遣バイトだと辞めやすいですね。
また在宅バイトや単発バイトをするという選択肢もあります。
そして再応募するときの面接でアピールできるアルバイトもこなしましょう。
例えば『今の職場で元気よく接客をしている』とか『力仕事で体力がついた』など。
必要な人材であることをアピールできるようなアルバイトで一時的に働くのも有効ですよ。
③ 2回連続で落ちたら諦めよう
2回連続で落ちたら、残念ですがその職場で働ける可能性は低いです。
シフト以外の要因で不採用になっているかもしれないので、その場合は応募回数を増やしても意味はありません。
別店舗であれば応募する価値はありますが、同じ店長に3回目に面接をしてもらうのは迷惑になります。
『ここでしか働きたくない』という熱意は素晴らしいです。
でも実際はあなたらしく働ける職場は別でも見つかるはず。
違った角度でバイト探しをするなどして、キッパリと諦めた方が良いですよ。
- バイト先で誰かが退職するまで待つ
(募集要項の条件が変わったら応募しよう) - それまでは別のバイトで収入減を確保
- 2回連続で落ちたら諦めた方が良い
落ちたバイトに再応募は可能!ただすぐもう一度応募するのは勝算が薄い
バイトに落ちたとしても、もう一度受けることはできます。
ただすぐに再応募しても不採用になりやすいので注意しましょう。
まずはなぜ落ちたのか理由を分析することから始めます。
シフトの不一致であれば別店舗の求人を探したり、一定期間開けてから再応募した方が良いですね。
面接での服装や言動で改善点があるなら、修正してから挑みましょう。
期間があけば従業員が変わり、職場環境が変わるのが自然な流れです。
そうなれば必要な人材も変わるので、再応募自体に意味がないことはありません。
再応募するまでに別のバイトで経験やスキルを磨くという選択肢もありますし。
次はこちら⇒バイトに何度も落ちる原因と面接対策