バイトに落ちたのに募集が続いていても、落ち込まなくて大丈夫。
応募者を不採用にしても、ずっと求人を出すには事情があるからです。
そしてその事情は、あなたの能力や人格には問題がないケースがほとんど。
だから不採用になったことにモヤモヤする必要もないんですね。
今回はバイトに落ちたのに募集が続く原因について。
再応募を検討する前に、ブラックバイトの可能性も踏まえると良いでしょう。
バイトに落ちたのに募集が続いている理由とは?
なぜあなたを不採用にしたのに、募集が続いているのか。
他の応募者を採用していない理由について見ていきます。
① シフトなどで採用したい人がいなかった
一番に考えられる理由は、応募者の中で必要とする人材がいなかったこと。
アルバイトに関しては『必要な人材』とは能力ではなく、シフトが関係しています。
職場で人材不足となる曜日や時間帯に働ける人を募集している。
でもあなたを含めた応募者は、別の曜日や時間帯を希望していた。
こうなると応募者を不採用にして、別の人を募集し続けるんですね。
雇い主が働いて欲しい曜日と、応募者が働きたい曜日が一致するまで募集は続きます。
② 採用した応募者に断れて募集を続けている
あなたも含めた応募者側は、バイト先の候補を複数リストアップしますよね。
その中で自然と第一候補・第二候補と優先順位がつきます。
なので雇い主側からすると、採用しても断られるケースも多いんですね。
採用された人が第一志望のバイトで採用されたので、辞退の申し出をしてきた。
こうなると人材不足は解消されていないので、引き続き求人が出ることになります。
③ バイト先の退職者が増えたので募集を続けている
アルバイトの退職者は時期が重なることが多いです。
年末年始や3月末などに、一気に退職するケースですね。
なので退職者が続けて出てしまうと、応募者も同時に増やす必要があります。
『新しい人を採用したけど、また退職希望者が出た』
こうなると以前の求人をそのまま掲載することも考えられます。
④ 採用人数を増やすことにした
シフトにたくさん入っていた人が辞めた場合は、採用人数が増えることがあります。
例えば週4勤務していた人が退職した場合、最初は週4出勤してくれる人を探します。
ただ応募者を見ると週2~3日しか入れない人しかいなかった。
こうなると週2勤務を希望している人を2人採用すると予定を変更するパターンもあります。
これも引き続き同じ求人が出ることになるんですね。
⑤ チェーン店の募集を代行!近くの店舗を勧められる
チェーン店であれば、別の店舗の募集を継続することがあります。
例えば近くの店舗でも人材不足の場合は、そのまま求人を出し続ける。
応募者が出れば、『ここからすぐ近くの○○店なら働けるよ』と勧める。
このように採用代行をすることで、わざわざ再募集をかける手間を省いているんですね。
⑥ アルバイト求人の掲載期間が決まっている
最後は求人サイトの規約が関係している可能性について。
求人サイトによっては、『◯カ月の掲載で◯円』と契約する場合があります。
こうなると採用したあとも、一時的に求人が出続けることににあるんですね。
実際に期限ギリギリの求人に電話すると『すでに採用が決まりました』と断れることがあります。
求人サイトにはリアルタイムで情報が反映されるわけではありません。
ITに弱い店長だと求人を取りやめるにも時間がかかるでしょう。
不採用になって募集が続いているといっても、理由はさまざま。
ただ落ちたあなたに原因があるケースってほとんどないんですね。
アルバイト面接はシフトの相性が採用・不採用に大きくかかわります。
なので過剰に落ち込まずに、次のバイト先を探した方が良いですよ。
参考⇒バイトに落ちたショックがヤバい! 落ち込みを軽くする方法
- シフトが合う応募者がいなかった
- 採用者が辞退した
- 退職者が出たので募集を続けている
- 採用者を増やすことにした
- 別店舗の募集を行っている
- 掲載期間が終わっていない
ずっと募集が出ているバイトは危険な職場である可能性もある
あなたがバイトを探す前から、今もずっと求人を出し続ける職場もあります。
先ほどのようにやむを得ない理由があるケースがほとんど。
ただずっと求人を出しっぱなしにする職場は、ブラックバイトの可能性もあるんですね。
以下のような理由である可能性もあるので、応募は控えた方が良いでしょう。
① 退職者が出続けるから求人をずっと出す
職場環境が悪いとアルバイトは長続きしません。
定期的に退職者が出るのに職場環境を変えようとしない。
逆にずっと求人を出して、採用し続ける手段を取る場合があります。
こういった劣悪な環境への応募は辞めましょう。
- 仕事が忙しすぎる(休憩がない)
- 職場の人間関係が複雑
- パワハラ・セクハラがある
- 教育担当者の質が悪い
このような職場ではアルバイトは長続きしません。
時給の高さなどで人を呼び込むので、表面的な情報だけにとらわれないのが大事。
応募する前に一度、バイト先を下見すると良いですよ。
どんな人が働いているのか、楽しそうに働いているのかを確かめることができます。
参考⇒初めてのバイトはどこがいい?選び方と”おすすめ10選”
② 店長がずぼらな人だと求人の出しっぱなしもありえる
店長が求人の存在を忘れている可能性があります。
もしくは求人を辞めるのに手間がかかる場合ですね。
例えば求人の張り紙を貼りっぱなしにしている店舗。
個人経営のお店なら貼ったり剥がすのが面倒で、そのままにしているお店もあります。
また採用担当者が別でいて、募集を取りやめるのを忘れている可能性も。
複数の店舗の採用を担当していると、連携のズレが生まれ、求人を出し続けることがあるんですね。
このようなズボラ店長や採用担当者がいる職場も、応募は慎重になった方が良いです。
そういった人たちが作る職場が、従業員にとって働きやすいとは考えにくいから。
これも下見をして店長がどんな人かを事前に確かめた方が良いですね。
③ 採用する気がないのにバイトを面接する空求人とは?
また採用する気がないのに、意図的に求人を出し続ける職場もあります。
空求人と呼ばれ、補助金がもらえたり店名の宣伝目的のためのもの。
特にハローワークなど掲載自体は、無料でできる求人サイトで多い現象となります。
こういった空求人に応募すれば、あなたがいくら頑張っても不採用となるでしょう。
最初から見極めるのが難しいのも、この空求人の悪質なポイント。
こういった求人の可能性もあるので、不採用になっても落ち込む必要はないんですね。
- ずっと退職者が出るブラックバイトかも?
- 店長がズボラで面倒くさがり
- 空求人でわざと募集を続けている
※これらの職場では働かない方がいい
バイト落ちたのに募集してる求人に、再度の応募はできる?
バイトに落ちた後も募集を続けている場合。
その求人に再応募は可能なのでしょうか?
最後は諦めきれないときに、残された選択肢を見ていきます。
① 働く条件が変わっていないなら再応募は辞めよう
再応募自体は可能です。
ただ働きたい曜日や時間帯が変わったなど、条件が変わってないと採用される可能性は低いです。
再応募するまでに期間を空ければ、職場の状況も変わるかもしれません。
でも立て続けに応募しても、同じ理由で不採用になる確率が高いんですね。
何度も応募するのは採用担当者の迷惑になるかもしれません。
安易な再応募は控えた方が良いです。
参考⇒バイトは落ちたところにもう一度、応募できる?再応募マナー
② 諦めきれないバイトなら別店舗への応募を検討
再応募でも、別店舗であれば可能性は出てきます。
なぜなら必要な人材は店舗によって全く違うから。
人材不足となる曜日や時間帯は店舗によって変わりますよね。
なので別店舗に応募すれば、あっさりと採用される可能性はあります。
もちろん面接などでの反省点を分析して改善することも大切。
③ 将来的に再応募も視野に入れて別のバイトで働く
一度別のバイトをして、再応募のチャンスを待つという方法もあります。
別店舗がない個人経営のお店でも、時間が経てば状況は変わるもの。
別の人材が欲しくなる可能性はありますよね。
それまで他のアルバイトをしてスキルを磨くという方法もあります。
参考⇒受かりやすいバイトは時期を見る!探し方とランキング8選
- すぐに再応募しても勝算は薄い
- 別店舗なら再応募も検討する
- 同じお店であれば一定期間の時間を空ける
バイト落ちたのに募集しているとショックかもしれないが落ち込む必要はなし
バイトに落ちたのに募集が続くと、ショックを受けるかもしれません。
『そんなに自分は魅力的な人材ではないのか』と落ち込む人も多いです。
ただ実際はシフトの相性などが原因で、あなたの能力や人格は関係ないことが多いんですね。
募集が続いているのも『採用者が辞退した』など、お店側の事情が変わったから。
なので必要以上に落ち込まずに、次のバイトを探した方が得策です。
もし諦めきれないなら別店舗などで求人が出ていないかを探しましょう。
別店舗であればシフトの相性が合って採用される可能性もありますよ。
応募するときは採用されるとお祝い金がもらえる求人サイトを使うのがお得です。