バイトに落ちたショックって予想以上に大きいですよね。
『バイトくらい受かるだろう』と思っていたのに、不採用だったら落ち込むのも当然。
不採用と言われると『自分はダメな人間なのか』と不安になってしまいます。
でもアルバイトを採用する側の立場から見ると、バイトに落ちたからとショックを受ける必要はありません。
今回は『バイトに落ちたショックが軽くなる事実と、次につなげる対策』についてお話しします。
- バイトに落ちたショックが軽くなる事実
- 諦めきれないとき二度目の再応募はあり?
- 連続でバイト面接に落ちないためのチェック項目
この3つを押さえれば、あなたが気持ちよくバイト生活を送るチャンスが広がります。
バイトに落ちたショックがヤバい!不採用でメンタルが落ち込むときの考え方
バイトに落ちたからとショックを受ける必要はありません。
私も学生時代にアルバイトにおちてショックを受けました。
でも社会人になって採用する側の立場になると、落ち込む必要がなかったことがわかったんです。
なぜならバイトを採用するかどうかは、以下の3つの要素が強いからです。
① バイトの面接ではシフトが全て
お店側はバイトの応募をしてきた人のどこを見ているか?
最優先で見ているのは希望するシフトです。
お店側が人手不足の曜日や時間帯に働けるか。
そして長期なのか短期なのかなど、働く期間も考慮します。
これが新人アルバイトを雇うかどうかを判断する最大の基準となります。
どれだけ優秀で良い人そうでも、こちらが希望するシフトに入れないなら採用する理由はありません。
人柄とか能力とか将来性よりも、まずはシフトが埋まるかどうかで採用担当者は判断します。
なのでバイトに落ちたからといって、ショックを受ける必要はありません。
あなたが働きたい曜日と、お店側が働いて欲しい曜日が合うかは運次第だからです。
バイトに受かりたいなら、シフトを調整できる人が有利だということですね。
② バイトの採用・不採用は早い者勝ち要素もある
あなたの言動やシフトに問題がなく、お店側も『ぜひ雇いたい』と思ったとします。
このような相思相愛の状態でも、採用されるわけではないのがアルバイト面接の怖さなんですね。
なぜならアルバイトの選考というのは、基本的に早い者勝ちだからです。
あなたより早く来た人が採用されてしまえば、あなたがどれだけ優秀でも採用されません。
面接のアポイントをとった時点では誰も採用していなかった。
でも面接の日時に期間が開いてしまうと、お店側が先に面接した人を採用する可能性があります。
もともとアルバイトの求人募集って1人とか、多くて2人なんですね。
なのでアルバイトの応募というのは早い者勝ちの要素が強くなります。
この場合もタイミングが悪かっただけで、あなたに落ち度はないので落ち込む必要はありません。
③ 人気バイトなら倍率が上がるのでさらに運要素が強くなる
- シフトが埋まるかを最優先している
- 面接するタイミングが遅いと落ちやすい
このように前提としてアルバイト応募は運要素が強いのですが、さらに運次第になる求人があります。
それが応募が殺到する人気バイト。
ディズニーやスターバックスなど、求人を出したらすぐに応募でいっぱいになるような職場。
こんな人気バイトなら、さらに運要素が大きくなります。
応募する人が多くなればなるほど、お店側は人材・シフトがピッタリ合う人を選べます。
こうなると『問題がない優秀な人』も不採用になりやすいんですね。
【例外】バイトの面接に連続で落ちたら危険?2連続なら原因を探る
バイトの面接は運要素が強くなるという話をしました。
ただ例外があり、それが連続でアルバイトの面接に落ちる場合。
アルバイト面接に連続で不採用になるときは、あなたに原因があるかもしれません。
アルバイトの面接で不採用になる原因と対策については、後で詳しくお話ししています。
- 採用するかはシフトのマッチング度で決まる
- 早い者勝ちでタイミングが悪かった可能性もある
- 人気のバイトなら倍率が高くなる
- ただ連続で落ちるときは自分に原因があるかもしれない
それでもバイトに落ちたショックがやばいとき!メンタルを立ち直らせる
- アルバイトに受かるかは運要素が強いことはわかった
- バイトに落ちたからといって人材として問題があるわけでもない
それを知ったとしても、バイトに落ちたショックが拭いきれないこともあるでしょう。
そんなときは次の3つの挑戦をしてみませんか?
今の悔しさや辛さをポジティブなエネルギーに変えることができます。
① 諦めれないならもう一度応募する!同じところに再応募する注意点
1つ目に考える挑戦は『再応募』になります。
落ちたお店にもう一度、選考させてもらえないか聞いてみましょう。
ルール的には一度落ちたアルバイトでも再応募は可能です。(求人募集が続いている場合)
ただ先ほども言った通り、シフトの問題で不採用になったのなら再応募しても受かる可能性は低いです。
ただその職場で新しく人が辞めた場合などは、再応募すると採用される可能性はあります。
なので少し時期を空けて、3月や9月など人事異動が起こる時期を待つのも良いですね。
空いた期間は単発バイトや短期バイトと在宅バイトを組み合わせれば、収入面では心配はありません。
再応募するメリットは熱意が伝わることです。
どうしても働きたいという熱意は、再応募と言う形で採用担当者に伝わりますよ。
② チェーン店なら別店舗に応募する
働きたいお店は個人経営のお店でない場合は、他の店舗に応募するという方法もあります。
スターバックスなど人気バイトでもチェーン展開していると、お店によって働いて欲しい曜日や時間帯は異なります。
なので別の店舗で面接を受ければ、あなたが働きたい日時と、お店側が働いて欲しい日時がピッタリ合うかもしれません。
バイトの勤務地にこだわりがなければ、別の店舗に応募することも検討しましょう。
1度目の面接を思い出して、改善点を見つけて修正するのも良いですね。
(面接当日の注意点は後で解説しています)
③ もっと良いバイト先を探す!結果的に気にしないようになる
3つ目の挑戦は『不採用になったお店より良い条件のバイト先を見つける』です。
同じバイト先に再応募するのも良いし、別の店舗に応募するという挑戦も良いでしょう。
ただ自分を落としたお店よりも、もっと良い職場を見つけるというのも、素晴らしい選択です。
落とされたバイト先を調べ直して『よくよく考えると、ここは嫌なところだな』とデメリットを挙げていきます。
そしてそのデメリットがない職場を見つければ、面接で落とされたショックも消えますよ。
恋愛と同じで、フラれた人に必要以上こだわっても前には進めません。
そんなときはその相手より良い人を見つけた方が良いのと、同じ理屈になります。
- 期間を空けて再応募する
- チェーン店なら別店舗に応募する
- もっと良いバイトを探す
もうバイト面接で不採用にならないために!連続で落ちた人は必見
最後はバイト面接を突破するための方法について見ていきましょう。
先ほども言ったようにバイトの面接は運要素が強いです。
ただ連続でバイトに落ちたなら、あなたにも問題があったかもしれません。
アルバイトの面接で大切なのはプラス査定ではなく、マイナス査定をされないこと。
そこで履歴書・服装・面接とシチュエーション別に分けて、マイナス評価につながる注意事項を見ていきます。
今からいうNG言動を避けるだけでも、採用担当者からの評価を上げることができますよ。
履歴書で不真面目と勘違いされないために
履歴書での不備は致命的です。
面接なら瞬間の受け答えでついミスをしてしまうこともあるでしょう。
でも何度も見直して修正できるはずの履歴書に不備があれば、採用担当者からすると『ルーズな人なのかな』と思われてしまいます。
履歴書で気を付けるのは以下の点になります。
- 履歴書に汚れや折り目はないか
- 記入漏れはないか
- 空欄はないか
- 誤字脱字はないか
- 字が汚くはないか
- 写真は貼ってあるか
- 写真の表情は暗くないか
文字にすると当たり前からも知れませんが、履歴書の不備を無くしていきましょう。
あと注意したいのは無職期間が長いとき。
無職期間が長いと『長く働いてくれないのでは?』とお店側が不安になります。
なので無職期間がある理由を事前に考えておいた方が良いですね。
例えば『資格取得の勉強をしていた』とか『親の介護をしていた』などですね。
アルバイトの面接は第一印象が重要!髪型や服装
アルバイトは15分~20分ほどの面接で合否が決まります。
なぜそんな短い時間で決められるかというと、マイナス評価につながるポイントだけを見ているから。
第一印象でマイナス評価をされないためには髪型や服装に注意しましょう。
- 求人条件に反していないか(髪色など)
- ジャージやスウェットではないか
- 服にシワやシミはないか
- サンダルは辞める
- (男性の場合)ヒゲを剃ったか
- (飲食業の場合)ブレスレットをしていないか
- (飲食業の場合)ネイルをしていないか
- (飲食業の場合)香水をしていないか
注意したいのは飲食系のバイトに応募したときに清潔感を満たしているかですね。
ブレスレットやネイルは菌が食材に付着するリスクがあるのでNG。
香水もお客さんが食事をするのに不快を感じる可能性があるので、面接でも避けた方が無難です。
服装についてはカジュアルにすれば大丈夫。
学生なら制服で良いですし、大学生なら黒のチノパンに白シャツなどにすれば問題ありません。
アルバイトの面接で注意したいコト
最後は面接での採用担当者とのコミュニケーション。
細かい敬語やマナーはできなくても問題はありません。
面接官が最低限、これだけはできて欲しいと考えているものは以下の通りです。
- 遅刻しない
- 最初に笑顔で挨拶をする
- 目を見て話す
- 足を組まない
- 背筋の伸ばして会話する
- 貧乏ゆすりや髪を触るクセを辞める
- 働ける曜日をハッキリさせておく
- 最後に『ありがとうございました』と言う
やりがちなのが相手が求めている答えではなく、自分が言いたいコトをいうというケース。
例えば『祝日は働けますか?』と聞いているのに『平日なら週5日働けます』と答えるなどですね。
ズレた回答をすると面接官は、『祝日は絶対に入れないのか、たまに出勤できるのか』がわかりません。
このように質問と回答にズレがあると、何度も質問をし直したりして面接官にもストレスがたまります。
すると『お客さんには接客させられないな』と判断され不採用になる可能性があります。
あとは志望動機も上手に言い直さないと誤解を生むことがあります。
例えば志望動機で『簡単そうだから』と言われたら、お店側はイラっとします。
そうではなく『学業と両立して長く働けると思った』など、志望動機を書き換えた方が良いですね。
- 接客がないから
⇒コツコツ物事に取り組むのが得意だから - 土日祝日だけ出勤できるから
⇒学校生活との両立がしやすいから - 家から近いから
⇒普段からお店を利用して雰囲気が良いと思っていたから
バイトに落ちたからとショックを受ける必要はない!
今回はバイトに落ちてつらい気持ちになる必要はないという話をしました。
アルバイトを採用するかどうかは、ほぼシフトの融通で決まります。
運要素が強いので、落ちたからといって人間性や能力に問題があったわけではありません。
もし諦められないなら再応募したり、別の店舗に応募するという方法もあります。
ただ連続でバイトに落ちているなら、あなた自身に原因がないかを考えましょう。
履歴書・服装や髪型・面接
この3つでマイナス評価につながるNG言動をしなければ、アルバイトの面接も突破しやすいですよ。