大学生活はいろいろとお金がかかってしまいます。
だからできるだけ稼ぎたいというのが本音ですよね。
そこで今回は『大学生がバイトで月10万稼ぐ方法』をお話しします。
私も大学生の頃、今から話す方法で月10~12万稼いだ時期がありました。
少しでもバイト代を増やして、財布にゆとりある生活を送りたいなら参考にしてください。
- 大学生が月10万稼ぐのは現実的なのか?
- 月収10万を達成するための3つの方法
- マジで稼ぐ気なら税金や扶養に注意
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大学生がバイトで月10万以上を稼ぐのは現実的?
そもそも授業やサークルがある大学生が月10万円を稼げるものでしょうか。
①どれだけの大学生が月10万以上稼いでいるのか
②月10万を稼ぐために月何時間働く必要があるのか
この2つの質問にアンケートと計算でお答えします。
① 大学生で平均月10万以上稼ぐ人の割合
まず今の大学生で月10万以上稼いでいる人は何%いるのかを見てみましょう。
マイナビバイトで実施されたアンケート結果は以下のようになっています。
- 第1位 3万円 47人(15.3%)
- 第2位 5万円 41人(13.4%)
- 第3位 4万円 38人(12.4%)
- 第4位 6万円 33人(10.8%)
- 第5位 2万円 32人(10.4%)
- 第6位 7万円 30人( 9.8%)
- 第7位 1万円 18人( 5.9%)
- 第7位 8万円 18人( 5.9%)
- 第9位 10万円 15人(4.9%)
- 第10位 5000円未満 7人(2.3%)
アンケートを見る限りだと20人に1人しか月10万を稼いでいないことがわかりました。
もちろん全員が月10万円を目指して働いているわけではありません。
ただ大学生活に支障が出ない範囲で、空いた時間にムリなく働こうとすると月3~6万くらいが妥当ということ。
では月10万円をバイト代で稼ごうとしたら、月に何時間働けばいいのでしょうか。
② 学生が月10万円を達成するには1日何時間働くか逆算してみた
時給を1000円と仮定して、月10万円を稼ぐには1カ月に何時間働けばいいかを計算してみます。
まず月10万÷1000円=100時間となり、月100時間働く必要があることがわかりますよね。
1日の出勤で5時間働くとすると、月20日はシフトに入らないといけません。
もし4時間勤務だったら月25日の出勤となり、週5ペースと正社員と変わらない日数になります。
会社側が月に25日入っていいよと言ってくれる保証もありません。
そうなると1つのバイト先で月10万を稼ぐのは厳しいことがわかりますよね。
では当時の私や、先ほどのアンケートに答えた人のように、月10万を稼ぐにはどうしたらいいのか。
具体的な方法は3つあります。
あなたに向いているものを選んでみてください。
大学生がバイト代で月10万を超えるための3つの働き方
普通にバイト先で働いても、月10万円稼ぐのは非現実的。
ではどうやって月10万を目指せばいいのか。
次の3つの働き方が、無理なく目指せる方法になります。
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春休みや年末年始など1カ月だけ集中して日給バイトを入れる
大学生活に支障が出ないように働くという点では、一番良いのは休みの日に単発バイトを入れるという方法。
まずは普段のバイトとして、他の学生と同じように週3~4で働きます。(これで月5~6万くらい)
それにプラスして三連休やお盆・夏休みや春休みなど、まとまった休みで暇な日に単発バイトを入れていきます。
単発バイトの中には日給1万円近い求人もたくさんあります。
こういった単発バイトを月に2つ3つ増やすだけでも、バイト代が月10万円に近づいていきますよね。
- 引っ越しスタッフ
- イベントスタッフ
- ティッシュ配り
具体的におすすめの単発バイトに関しては以下の記事にまとめてあります。
バイトを掛け持ちしてシフトを増やす!
長期的に月10万円を達成したいと思っているなら、バイトの掛け持ちを検討しましょう。
先ほども言った通りアルバイト1つだけで月20日もシフトに入るのは難しい。
だから掛け持ちバイトをして出勤数を増やして月10万円を達成しやすくするという作戦です。
ただ注意したいのが働き方。
最低週3からのバイトとかを2つかけ持つと、長い目で見た時に体力的にきつくなります。
どちらも休めないと頑張って、共倒れしたら意味ないですよね。
そこで長期的に働くには掛け持ちする2つ目のバイトを『シフト自由』や『週1』にすること。
これならメインで働くバイトをしながら、その時期に合わせて出勤数を調整できるので、精神的にグッと楽に働けるようになります。
- ウーバーイーツ
- 工場のバイト
- 登録型の派遣バイト
- 家庭教師
- 塾講師
時給の良さでいうと家庭教師や塾講師が良いですね。
もしくはシフトを自由に決めることができる工場の軽作業バイトとかもおすすめ。
詳しくはこちらでお話ししているので、掛け持ちバイトがありだと思ったら参考にしてください。
副業で在宅バイトを始めて月10万円を目指す
最後は在宅でバイトをするという方法です。
メインとなるバイトを外でして、余った時間を家で働くという作戦。
これなら移動時間もないし、10分とか20分でも暇な時間に働けば収入が増えていきます。
デメリットは在宅バイトはいきなり高単価の求人に採用されにくいことですね。
ライターやデータ入力など、最初はコツコツと働いて信用を貯めていく必要があります。
ライターや在宅バイトに関しては以下の記事でまとめてあります。
ちなみに私は2つの掛け持ちバイトに加えてスマホでのアンケートモニターでもお小遣い稼ぎをしていました。
通学中にアンケートに答えるだけで月数千円はもらえたので、けっこうオススメです。
大学生でも月10万稼ぐと税金の問題が!月給いくらが目安?
上手に掛け持ちバイトをしたり、在宅でコツコツと仕事をすれば月収はみるみる上がっていくでしょう。
でも稼ぎすぎると問題になってくるのが税金の問題。
そこで最後に月10万を目指すときに切っても切れない関係『税金』について見ていきます。
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103万を超えると大学生でも扶養から外れる
毎月のように月10万を稼いで、年収が103万円を超えると、親の扶養から外れます。
扶養とは言葉のとおり親に養ってもらっているということ。
その扶養控除から外れるということは、ご両親の納税額が増えてしまうんです。
要は『あなたのお子さんはたくさん働いてるから控除(節税)がいらないよね』と判断されるということ。
よく年末になると友達が『今年は働きすぎたから12月はバイトを休む』といってたりしませんか?
これは103万円のラインを超えないようにシフトを調整しているんですね。
勤労学生控除は130万だけど
ここで注意したいのが勤労学生控除が130万円に設定されていること。
この制度を受けると、大学生(学生)なら130万円までは働いても非課税となるんです。
でもここで注意したいのは非課税になったとしても、扶養からは外れてしまうということ。
確かにあなた1人だけ考えたら勤労学生控除を適用した方がいいかもしれません。
でも家族全体で考えると、あなたが扶養を外れることで支払う納税額が増えるんですね。
あなたは税金を払わなくても、親の納税額が増えたら家族全体としてはマイナスになることがあります。
この辺りは勉強が必要になってくるので、私個人としては年収103万円を超えないように働くのがオススメ。
先ほどのように単発バイト・シフト自由のバイト・在宅バイトなど、収入をコントロールしやすいバイトを2つ目に選ぶこと。
これだけでバイト代を上手に調節できて、103万のラインを超えない働き方ができますよ。
大学生でも働き方次第でバイト代を月10万まで伸ばせる!
今回は大学生がバイトで月10万円を突破する方法についておはなししました。
周囲の学生だと月10万を稼いでいる人は全体の5%未満。
ただ働き方を工夫すれば、大学生活への影響を抑えて月10万を目指すことはできます。
- 休みの日に単発バイトをいれる
- バイトを掛け持ちする
※シフト自由や週1のバイトにする - 在宅バイトを始める
このようにシフトがカツカツにならない働き方を選ぶのがオススメ。
ただ働きすぎて年収が103万円を超えるようになったら注意。
お父さん・お母さんが支払う税金が増えてしまう可能性があります。
そういった意味でもシフトを調整しやすい、先ほどの3つの働き方を検討しましょう。
無理やり働けば誰でも月10万円は可能かもしれません。
でも授業やサークル・ゼミなどに支障が出ないようにするには、今回話した3つの働き方をおすすめします。