大学生活を最優先にすると、週3だときつい場合があります。
部活・サークル・ゼミ・インターン・就職活動etc
プライベートの予定も含めると、週3出勤のアルバイトだと厳しいと感じるかもしれません。
そこで今回は大学生活と両立させやすいアルバイト探しを見ていきます。
大学生活を優先できるアルバイトや、金欠時の働き方も合わせて見ていきましょう。
バイト優先になって単位が足りないとか就活に出遅れないために、どういったことに気を付ければいいのでしょうか?
大学生のバイトで週3はきつい?大学生のアルバイト事情
他の大学生が、どれくらいアルバイトをしているか。
それを知ることで、大学生活と両立できる勤務時間の目安が見えてきます。
また毎月欲しいバイト代から逆算するという方法もありますよ。
① 大学生はバイトを週何時間する?週三が基準
他の大学生は、どれくらいアルバイトをしているのでしょうか?
2016年に文部科学省が公表したデータを参考にすると、週9.3時間となっています。
アルバイトの平均時間は学年計で 9.3 時間であり,授業への出席,卒業論文・卒業研究を除いた,学生の自律的な学習時間よりも長くなっている
1日あたりの勤務時間は3~4時間で、週3日働いている大学生が多いことがわかりました。
大学生活との両立を考えると、週3までが目安となりそうです。
タウンワークの調査では文系男子が週3.1日で、理系男子が週2.3日とのこと。
文理でバイトをする余裕も変わってくるようです。
引用元 タウンワーク
② 大学生のバイト代としていくら欲しい?週三以下だと厳しいのか
大学生のアルバイト代は、いくらが目安なのでしょうか?
日本学生支援機構が公表した「学生生活調査」によると、年401,500円。
1ヶ月で割ると月平均33000円ほどの収入となります。
引用元 学生生活調査
時給1000円とすると、月33時間働く必要があります。
1日のバイト時間が3時間であれば1ヶ月で11日の出勤が必要。
つまり週3日ほどで働かなければいけません。
月3万円以下でいいなら、週2ペースでバイトをしましょう。
もし週2以下で働きたいけど、月3万円のバイト代が欲しい場合は後で話す働き方がおすすめです。
- 平均の出勤数は週3日
- バイト代の平均は月3万円ほど
- 働き方を工夫すれば週2日でも月3万稼げる(後述)
大学生でバイトを週3するのがきついときのアルバイト探し
週3日の出勤が難しいとき。
大切になってくるのはマイペースに働けるアルバイト探しです。
他の大学生と同じ感覚で求人を選ぶのは危険。
面接で受からない場合や、採用後にモメる可能性があるからです。
① 人気バイトは受からない?”週3から絶対”は避ける
大学生に人気のバイトがあります。
スタバなどのカフェや、居酒屋やスーパーでのアルバイトですね。
こういったバイトは、基本的に避けた方がいいでしょう。
なぜなら人気のバイトには応募が殺到するからです。
他の学生で週3~週4日でも働く気があれば、あなたが面接で受かることは難しいんですね。
求人サイトで”週3からOK”といった職場も避けた方が無難です。
理由はもし週3日で働いて”きつい”と思っても週2日に減らすのが難しいから。
週3日未満の出勤数は他の大学生と比べて、働くペースがゆっくりです。
それを受け入れないと、アルバイトの面接で苦戦しますよ。
② 週2希望だと”土日のみ”や”シフト自由”のアルバイトがおすすめ
ではどういったアルバイトに応募すればいいかというと、シフトの融通が利くバイトです。
週2でも歓迎してくれる職場は以下のような募集をしていますよ。
- 週1からOK
- シフト申告制
- シフト自由
- 土日働ける人歓迎
こういった募集をかけている職場は、あなたが働きやすい可能性が高いです。
週3未満で出勤できるので、大学生活やプライベートに支障をきたす心配もありません。
- 仕分けなどの軽作業
- コンビニのスタッフ
- 個人経営の飲食店
- コールセンター
- バイクの宅配業
- 派遣バイト
これらのアルバイトはシフトの融通が利く定番バイトです。
週3がきついと感じるなら、これらのアルバイトを検討しましょう。
- 人気バイトは受かりづらい
- “週3からOK”のバイトも避ける
- “シフト自由”や”週1からOK”のバイトがおすすめ
大学生がバイトを週3未満で開始!給料が少ないときどうする?
週3未満で働くと、アルバイト代も他の大学生より少なくなります。
もし給料が足りないと感じたら、以下の働き方をすると良いですよ。
あくまで大学生活に悪影響が出ないように働くのが大前提です。
① 大学生活を送りながらヒマな日が出来たら単発バイトをする
大学生活を送ってると、ポツッと暇な日が1日できることがあります。
友達と遊ぶ予定がなくなったときや、授業が休講になったときなど。
こんなときに1日だけ働けるバイトをしてはいかがでしょうか?
単発バイトなら仕事も簡単だし時給も良い求人があります。
- ティッシュ配り
- ポスティング
- 看板持ち
- イベントスタッフ
事前に空いている日がわかっていないと応募できませんが、暇な時期があれば応募するといいですよ。
夏休みや冬休み、年末年始などに単発バイトを入れることもできますね。
② 家でダラダラする時間を使って在宅バイトを始める
急にできた暇な時間をお小遣い稼ぎにあてる方法もあります。
それが在宅バイトをするという方法。
在宅バイトなら急に空いた時間を仕事に当てることも簡単。
何曜日でも何時でも取り組めるし、職場の人間関係で悩む必要もありません。
■お小遣い稼ぎ編
- アンケートモニター
- ポイントサイト
- 懸賞アプリ
■在宅ワーク編
- データ入力
- YouTube動画のテロップ作り
- Webライター
今はスマホやPCがあれば、スキル不要でも取り組める在宅ワークがあります。
まずはポイ活などお小遣い稼ぎで慣れてから、在宅ワークに応募すると良いですよ。
③ 大学生なら夏休みや冬休みに短期バイトを掛け持ち
- 時間を作れる時期にガッツリ働く
- 授業が始まったら大学生活を優先する
このようにメリハリをつけた働き方ができるのも大学生のメリットです。
夏休みや冬休みの長期休暇を利用して、短期バイトを掛け持ちしてはいかがでしょうか?
- プールの監視員
- Xmasケーキの販売
- イベントスタッフ
数日~数週間で終わる短期バイトなら、夏休みや冬休み限定の掛け持ちバイトにピッタリ。
大学生活にも支障をきたすことなく、働くことができます。
参考⋙バイトの掛け持ちにおすすめ15選!ダブルワークの始め方
- 単発バイトで調整する
- スキマ時間に在宅ワークをする
- 夏休みや冬休みに短期バイトをする
大学生がバイト先のシフトを週3から減らすときの交渉術
- すでにアルバイトを始めている
- でもこのまま週3で勤務するのは難しい
このように実際に働いてから、週3ペースでアルバイトするのがきついと感じる場合もありますよね。
そこで最後は週3出勤を減らしてもらるための交渉術や、バイトの辞め時についてお話しします。
① シフトの交渉は早めに伝える!入れない理由は学業にする
シフト調整をお願いするときのコツは3つ。
まず1つ目はできるだけ早く店長に伝えること。
“来月からシフトを減らしてください”と月末に伝えても、店長を混乱させてしまいます。
シフト調整がしやすいように早めに相談しましょう。
2つ目はシフトを減らしたい理由をハッキリ伝えること。
相手に説得されないように、”学業との両立ができない”と理由を伝えましょう。
3つ目は繁盛期に働くこと。
土日など忙しい日や、アルバイトが少ない曜日に出勤します。
ヒマな平日の方がシフトを減らしたときに、周囲への影響が少ないからですね。
あなたがシフトを減らすということは、他の誰かのシフトが増えるとも言えます。
なので忙しさなどにバラつきが出ないように配慮した方が良いですよ。
② バイトを週3未満にできないなら職場を変える勇気を持つ
店長と話し合っても交渉が上手くいかないこともあるでしょう。
そんなときはバイトを辞める勇気も必要になってきます。
あなたが働きたい出勤数と、職場が働いて欲しい出勤数が合わない。
これはアルバイトを続けることは難しい状況です。
先ほどのように週2以下でも働けるアルバイトに切り替えることも考えましょう。
無理をしてアルバイトを続けて、学業に支障が出たら大問題ですよ。
参考⋙バイトでシフトを入れられすぎ!出勤が増えたときの解決法
- シフトを1日減らしてもらえないか相談する
- それが無理なら週2勤務のバイトに変える
大学生はバイトで週3が”きつい”と感じるなら選択肢を持とう
大学生は平均で週3日ほどバイトをしています。
ただ平均に合わせて無理に出勤する必要はありません。
もし週3がきついと感じるなら、週2以下で働けるバイトを探しましょう。
シフト自由や週1からOKといった求人なら無理なく働くことができます。
もし働く日が少なくて金欠なら在宅バイトや単発バイトの掛け持ちがおすすめ。
夏休みや冬休みに稼いで資金を作れば、授業が開始されたときも安心ですよ。