コンビニのバイトを辞めたいと悩む人は多いです。
時給は低いけど仕事の種類が多いので、コスパが良いわけではない。
お客のクレームでストレスを感じれば、『辞めたい』と思うのも不思議ではありません。
でもすぐに辞めるとなると、店長や同僚など職場の人に迷惑がかかりますよね。
それに辞めグセがついて、どんな仕事も続かなくなるのも困ります。
そこで今回は『コンビニバイトを辞めたいときの対処法』を解説していきます。
まず辞めたいと思う理由をハッキリさせること。
そしてその悩みが自力で解決できないときは、退職を検討しましょう。
周りの承諾を得やすい退職理由なども紹介しますね。
辞めることは決まってるけど言い出せないときは、退職代行サービスを検討しましょう。
プロに依頼すれば、今日限りでバイトを辞めることができますよ。
コンビニのバイトを辞めたいと思う理由
まずは本当にコンビニのバイトを辞めたいと思う瞬間について。
同じ仕事をしている人が、どんな悩みを持つのか見ていきましょう。
辞めた方がいい理由や、辞めない方がいい理由があります。
コンビニのバイトを辞めたい理由① 仕事内容が合わない
コンビニで働き始めてすぐ感じるのが、仕事で覚えることが多いこと。
お客さん目線だとレジだけですが、実際に働いてみると仕事量が多いんですね。
- レジ
- 商品の調理
- 宅配便の受付
- 公共料金の支払い
- 品出し
- 商品の発注
- 店内や周辺の掃除
1つ1つの仕事は簡単でも、業務が多いので臨機応変な対応が必要。
基本的にはレジを優先しつつ、空いた時間で他の仕事に取り組むという流れになります。
マニュアルが用意されていますが、それでも慣れるまでは大変。
なので仕事を一通り覚えるまでは辛く、辞めたいと思う新人さんも多いです。
店長や先輩が優しければフォローもしてくれるでしょう。
ただコンビニバイト自体が少人数で行うので、フォローするのも限界があります。
コンビニのバイトは仕事に慣れるまでが大変と言えますね。
ただ働き始めで大変なのは、あなただけではありません。
もしバイトを辞めて、別の仕事をしても、そこで一から仕事を覚える必要があります。
なので働き始めたときに、”仕事が嫌だから辞めたい”という理由で辞めるのってもったいないんですね。
コンビニのバイトを辞めたい理由② 人間関係が合わない
コンビニのバイトで大変なのは仕事だけではありません。
人間関係で悩む人も多いです。
- レジが混むとお客さんもイライラする
- 変なクレーマーがいる
- コピー機が使えない人
- ATMが使えない老人
- 先輩が怖い
- 店長がウザい
コンビニは誰もが使う場所です。
だからその中には変な人もいて、お客さんとして扱わないといけません。
レジが混んでいるときに、そういった人がいると大変ですよね。
また少人数で働くので、合わない従業員がいるのもストレス。
ずっとその人と一緒に働かないといけないのもイライラが溜まります。
こういった人間関係のストレスは、あなたの努力では解決しづらいことが多いです。
なので思い切って辞めて、そういったストレスがないバイトを選ぶのも良いでしょう。
もし店長が辞めさせてくれないときは、退職代行サービスも検討した方がいいですね。
コンビニのバイトを辞めたい理由③ 働き方が合わない
コンビニバイトは24時間365日のシフトを埋めなければいけません。
だから他のバイトよりシフトが複雑になったり、体力が必要になることがあります。
- コンビニは時給が低い
- なのに仕事量が多い
- スケジューリングしにくい
- 基本的にいつも人材不足
決まった曜日の決まった時間帯に働けるのは稀。
どこかの時間帯に欠員が出たら、ヘルプで働くこともあるでしょう。
時給は低いけど、常にお客さんが来店するので忙しいのもコンビニの特徴。
なのでコスパを重視して働きたい人には不向きと言えますね。
(※夜勤なら時給も高いしお客は来ないので楽だと感じる人も多い)
働き方に不満がある場合は、コンビニバイトを選んだ理由を思い出しましょう。
もし”近いから”などの理由なら、もっと他のバイトの方が働きやすいはず。
でも”成長したい”とか”接客スキルを磨きたい”などの理由なら、もう少し続ける価値もあります。
あなたは仕事・人間関係・働き方のどこに不満を感じていますか?
辞めたいと思う理由を、まずはハッキリさせていきましょう。
- 仕事が合わない
- 人間関係が合わない
- 働き方が合わない
コンビニのバイトをすぐ辞めるのはNG?1カ月以内はもったいない
では次は、本当にコンビニバイトを辞めるのかどうかについて。
もう少し続けた方がいいか、キッパリと辞めた方がいいのかを考えて行きます。
① コンビニのバイトでの悩みを全て書き出す
まずは先ほどの不満などを参考に、コンビニのバイトでの悩みを書き出していきましょう。
仕事・人間関係・働き方のどれでも構いません。
大きい悩みから小さい悩みまで、正直に全て書き出していきます。
- 店長と話しが合わない
- 変な客が話しかけてくる
- トイレ掃除が嫌
- 時給が低い
誰に見せるわけでもないので、どんどん書き出していきましょう。
ちょっとした不満も全部書いていくとスッキリしますよ。
② バイト中の悩みを振り分ける!初日など入ったばかりなら大丈夫
先ほどの悩みを書き出したリストを振り分けていきます。
振り分ける基準は『解決できる見込みがあるか』です。
働き方を変えたり、仕事を覚えたら解決できるものは削除。
自分の努力ではどうにもならない悩みは、そのまま残しておきます。
- 店長と話しが合わない⇒店長は辞めないので解決しづらい
- 変な客が話しかけてくる⇒その曜日や時間帯に働かない
- トイレ掃除が嫌⇒1ヶ月続けて慣れないなら今後も不快感はある
- 時給が低い⇒夏休みなどに掛け持ちバイトをすれば解決できる
こんな感じで悩みを減らしたり、解決できないか考えて行きます。
悩みが小さくなったり、時間が解決してくれそうなら、続ける価値はありますよね。
実際にコンビニバイトを楽だと感じる人もいます。
なので働き方などで負担を減らせないか考えてみましょう。
③ 今すぐコンビニバイトを辞めた方がいい理由とは?
ただ自力で努力しても、どうしても消えない悩みがあります。
店長との不仲だったり、どうしても嫌な仕事がある場合などですね。
こういった悩みはあなたが働き方を変えても解決はしないです。
解決しない悩みがあるなら、そこで”バイトを辞める”という選択肢が出てきます。
解決しない悩みを持ちながら、ずっとその職場で働くのって大変ですよね。
そこまで無理をしてバイトを続ける必要もありません。
もっと楽しく働ける職場を探してみましょう。
- 悩みを全て書き出していく
- 働き方や工夫で悩みが解決できないか考える
- 解決できない悩みがあるなら辞めた方がいい
コンビニのバイトを辞めるときの伝え方
ではバイトを辞めると決めたら、どのように伝えれば良いのか。
最後はコンビニバイトの辞め方を紹介していきます。
① バイトを辞めるとき!いつ誰にどうやって言うかが重要
バイトを辞めると決めたら、まずは”誰に,いつ,どうやって言うか”を確かめます。
誰に言うかは、コンビニの場合は店長(採用担当者)ですね。
いつ言うかに関しては、できるだけ早く伝えるのが正解。
コンビニは24時間営業だからシフトが複雑です。
シフトを組むのも大変なので、退職など重要な要件は早く伝えましょう。
辞めるまでの期間が長ければ、店長も新人を採用する余裕が生まれます。
法律上は2週間前に伝えれば退職できると書かれています。
ただ実際は1ヶ月前に伝えるのが無難ですね。
現時点で埋まっているシフトをこなすのが、円満退職の条件となります。
どうやって伝えるかと言えば、対面で伝えるのが正解。
言い出せないからとメールや電話で伝えるのはマナー違反です。
重要な案件は直接会って伝えましょう。
ただシフトが合わず、伝えるのに時間がかかる場合は別。
このときはLINEやメールを使って、アポを取るのが良いですよ。
『退職について相談したい』と伝えれば、要件を事前にメールで伝えることもできます。
② コンビニバイトを辞めるときの理由や伝え方
コンビニのバイトを辞めるときは、理由も聞かれることが多いです。
なので店長への切り出し方と、退職理由の2つを事前に準備した方が無難。
当日に焦る心配もなく、冷静に店長に退職を伝えることができますよ。
こう切り出すと店長は『なんで?』と理由を聞いてくるはず。
そうなると退職理由を伝えましょう。
- 学校の勉強との両立が難しくなってきたからです
- 本格的に就職活動に専念したいからです
- 就職活動のために資格の勉強をしたいからです
退職理由は正直である必要はありません。
むしろ正直に『○○さんと合わない』など伝えると、残りのシフトが気まずいです。
それよりも従業員が納得しやすい理由を用意した方がいいですね。
そういった意味でも学業や就職関連の理由を使うのが安全です。
ただコンビニバイトを始めてすぐ辞めるときは、学業や就職を理由に辞めるのは嘘っぽくなります。
このときは正直に『仕事や働き方が合わなかった』と伝えた方がいいでしょう。
③ バイトを辞めると決まった後の過ごし方
コンビニのバイトを辞めると決まったら、あとは過ごし方だけ。
最終出勤日まで何をすればいいか、サラッと確認してきましょう。
まず最初に行うのが退職準備となります。
最終出勤日に慌てないために、毎日少しずつ準備に取り掛かります。
- 制服を洗濯しておく
- ロッカーの整理
- 私物を持ち帰る
次は残りのシフトのこなし方ですね。
あなたの代わりに新人が入るはずなので、その新人の教育を行うのが理想です。
引き継ぎを行えば、周りのスタッフへの負担も軽くなります。
円満退職したいなら、新人の育成も積極的に行いましょう。
そして最終出勤日になると、最後の挨拶をすることになります。
コンビニバイトであれば、全員に挨拶するのは難しいですよね。
なので個別で最後のシフトになる人に挨拶しにいきましょう。
退職が決まったあとも、準備や挨拶などやることはありますよ。
- 店長に伝える
- 1ヶ月以上前に伝えるのが理想
- 対面で伝えるようにする
- 退職理由は進路や学業が良い
- 最終出勤日までは退職準備や引継ぎをする
コンビニバイトを本気で辞めたいなら伝え方に注意しよう
コンビニバイトは大変だと感じる人も多いです。
仕事は多いし、接客のストレスはあるし、シフトも流動的だから。
少なくとも夜勤でなければ、コスパの良いバイトとは言えないでしょう。
なので合わないと思ったら、無理に続ける必要もありません。
どんな仕事も相性があるので、今回の経験をもとに働きやすい別のバイトを探すのも良いですよ。
ただお世話になったバイト先をバックレなど無理やり辞めるのはダメ。
店長に早めに伝えて、円満退職をするのが理想ですね。