- まだバイト先で友達がいない
- 仲良くなれないから気まずい
新しいバイト先で働き初めて、少しずつ仕事には慣れてきた。
その一方で今でも慣れないのが、『バイト先での人間関係』ですよね。
もう少しだけ仲良くなれるなら、どんなに肩の力を抜いて働けるかだろうか…
そんなことを考えながら、今日も仲良くなれないギャップに悩んでいませんか?
そこで今日は『職場で自然に馴染むための距離の縮め方』についてお話しします。
先輩や上司にアクティブに話しかけられる人は、ぜひ明日からガツガツいきましょう。
ただ人見知りで自分からなかなか話しかけられない人は、今から言う方法を試してみてはいかがですか?
勤続年数別にバイト先に馴染む方法をまとめています。
バイトに馴染めない理由【新人の場合】!仲良くなる方法は誠実さ?
まず新人向けのバイト先での馴染み方を見ていきます。
新人という立場の最大の武器は、『可愛さ』アピールができること。
「働き始めたばかりだから仕事はあまりできない。でも一生懸命に頑張っている」
そんな姿を見ていれば手助けしたくなるし、好感を持ってもらいやすいです。
だからまずは以下の言動をしないように注意しましょう。
こんなことをすると、馴染むキッカケを失ってしまいます。
- 挨拶が会釈だけ(笑顔なし)
- 働く時間のギリギリにくる
- 急なシフト変更を何度もしてくる
- 同じミスを何度もする
- わからないことがあっても聞きにこない
- 仕事をフォローしてもらっても感謝しない
- 先輩が教えてくれてる最中に「知ってます」「前に教えてもらいました」と言う
こんな後輩は可愛げが0。
「今どきの若者は…」とグチグチ言われかねないので、面倒なことになる前に見直しておきましょう。
一生懸命さが伝わる方法として、私が心掛けていたことはメモですね。
教えてくれたことはすぐメモを取る。これが意外に強力なんです!
メモをとっていると、『やる気がある。働く気がある』ことが伝わります。
先輩からすると教えがいがあるし、何度も同じ内容を伝えなくてすみますよね。
それに新人で馴染めてないと感じるのは、仕事のスピードやクオリティに差があるのも関係しています。
だからメモをとって早く仕事を覚えることで、肩を並べて働ける。
自然にお互いに仕事をフォローし合えたら、自然と仲もよくなるし居場所もできますよ。
そもそも仕事が手につかないのに、仕事中にムリに会話をするのは少しズレてますよね。
アルバイトを仕事をする場所であり、友達を増やす場所ではありません。
※ ワンポイントアドバイス
どうしても新人の間に会話をしたいなら、少し早くバイト先にいくと良いですよ。
職場が忙しくなる前なら、ゆっくり仕事を教えてもらったり世間話ができる時間もあります。
そしてメモをとることのもう一つのメリットが、名前を覚えやすくなること。
小さいお店ならすぐ名前は覚えられるけど、大人数が働くチェーン店だと全員の顔と名前を覚えるのは難しいですよね。
そんなときに誰とどんな会話をしたかを軽くメモするだけで、一気に名前が思い出しやすくなる。
そうすると挨拶も『こんにちは』ではなく、『〇〇さん。こんにちは』と名前を呼べるようになります。
それに気になった話題を話していたら、次に話すときにキッカケとして使えます。
『以前、店長とサッカーのお話しをしていましたよね?実は私もサッカーが好きなんです』
このように共通の趣味を持ってる人や、誰と仲良くなれそうかもメモをしてると見つけやすいですよ。
バイト先で仲良くなれないとき【オープニング編】!仲良くなるのに必要な時間
自分だけが新人というわけではなく、全員が横並びに働き始めるオープニングスタッフの場合。
このケースは誰もが仕事に慣れずに余裕がないので、馴染むのに少し時間がかかるかもしれません。
ただ他のアルバイトと比べても自分が職場の輪に入れないなら、共有体験をネタに話しかけてみませんか?
共有体験とは一緒に体験したもの。
つまり共感しやすいので距離が縮まりやすいんです。
「今日は忙しかったですね」
「暑いからビールがよく出ますね」
「さっきのお客さんが連れてた赤ちゃん。双子で可愛かったですね」
このように共有体験を選ぶことで、話しかけやすくなります。
逆に相手の話を聞く時も、共感を意識して聞きましょう。
「いえ。私はそう思いません」
このようにバサっと相手の考えや気持ちを否定すると、『話しかけにくい人』と判断されてしまいます。
「そんなお客さんがいたんですか?大変でしたね。話を聞いてるだけでムカついてきました」
こんな感じで相手の感情によりそうことで、相手も心の壁を取り払ってくれます。
だから話しかけるときは共有体験を、話を聞くときは共感を意識して馴染んでいきましょう。
それとある程度、会話が続くようになったらグループLineを作っても良いですよね。
急なシフト変更とかのお願いもしやすいですし、仕事以外でもコミュニケーションをとれます。
オープニングスタッフは全員が初対面なので、最初の印象が大事になってきます。
自分の意見を押し通そうとせず、共有体験と共感をもって仲を深めていきませんか?
それでもバイト先で馴染めないとき!コミュ障ならNG言動を避ける
新人でもないしオープニングスタッフでもない。
ある程度は同じ職場で働いているのに、なぜか馴染めない。
そんなときは過去の自分の言動で、やらかしたことがないか思い出してみましょう。
ちなみに職場で浮きやすいタイプは、以下の特徴が当てはまります。
- いつも自分の話をする。(自慢話も多め)
- 挨拶のとき会釈だけで声を出さない
- 急なシフト変更を何度もお願いしている
- 無断欠勤をしたり、当日欠勤が多い
- 年下の先輩にはタメ口を使っている
- 過去に職場の人と恋愛トラブルになった
- 過去に誰かと口論になった
このようなことがあったら、職場の人は少し距離を取ったり警戒するでしょう。
その接し方のせいで、あなたが馴染めないと感じているかもしれません。
マイナスイメージがある場合は、一瞬で印象を挽回させるのは難しいです。
ただ日頃から元気よく挨拶をしたり、自分の仕事が終わったら周囲の人を手伝うこと。
あとできる限りでシフトを柔軟に変えて、周りをフォローすると少しずつ状況も変わってきます。
とくに馴染めない職場の中でも比較的、優しくしてくれる人に接し方を変えてみましょう。
その人が味方になってくれたらシフトを調節して、その人と一緒に働く日を増やす。
これだけでも職場での居心地も変わりますよ。
※ 自分に非がない場合は…
あともし自分に非がなくて長期間、働いても馴染めない場合。
こんなときは単純に職場の人と波長が合ってないだけの可能性があります。
こんなときはバイト時間をお金稼ぎと割り切って働くこと。
馴染めないのがツライならバイト先を変えることも解決策の一つになります。
【最終手段】どうしてもバイト先で馴染めないなら変えることも検討!
馴染めない原因があなたにあるなら見直せばいい。
でも嫌味をいう上司や、人によって態度を変える先輩に困っている。
このように自分以外に原因があるときは、仕事にいくこと自体も憂うつになりますよね
- 自分から頑張って馴染もうとしたけどムリだった
- これ以上、友達もいない環境は我慢できない
- もうバイト先に行きたくなくなった
このように馴染めないことに過度なストレスを感じる場合は、アルバイトを変えるという選択肢もあります。
『絶対に変えるべきだ!』とは言いません。
ただ『バイトはコロコロ変えてはいけない』とあなたが思っているなら、その考えこそがあなたを苦しめています。
別にすぐバイトを辞めても良いんです。
しばらく休んで、心がスッキリしたらまたバイトを探せばいい。
ただ次からは、働く前に職場にお客として行き視察をしましょう。
二度と嫌な思いをしないためにも、本当にフレンドリーな職場かを確認できるからです。
それにもし誰かと働くこと自体に、不安を抱いてしまっても大丈夫。
アルバイトの中には一人でマイペースに働けるものもたくさんあります。
世の中にはたくさんの仕事が眠っています。
例えば人見知り気味でも、安心して気軽に働けるバイトもたくさんあります。
今回はアルバイト先で馴染めないときの対処法をお話ししました。
新人なら働く姿勢を見せること、新人でないなら過去の自分の言動を見直すことから始めましょう。
一気に自分を変えようとするとシンドイし、職場の人も驚いてしまうかもしれません。
あなた自身が少しずつ一歩を踏み出せして、少しずつ新しいあなたを見せていきませんか?