バイトを始めたばかりでも、休むシチュエーションは出てきます。
体調不良や家庭の事情であれば、努力などではどうしようもないですよね。
でも新人が急にバイトを休むのって、職場の評価が下がりそうで怖い。
そんなときは『休暇の伝え方や、その後の働き方』を意識しましょう。
バイトを休まないといけないことは誰にだってあります。
だから信頼関係だったり、職場で助け合える関係性が重要ですよ。
バイトを始めてすぐ休むのは平気?新人で休みづらい
バイトを始めたばかりだと、仕事もまだ覚えられていない状態。
先輩にも迷惑をかけている時期に、休みをもらってもいいのでしょうか?
① バイトを休むことと時期は関係ない!誰にでもありえる
結論から言えば、バイトを始めてすぐだから休めないということはありません。
新人で初日であっても2日目であっても、アルバイトを休むことはできます。
店長は急な休暇もあるという前提で、シフトを組んでいます。
なので代わりのスタッフを呼ぶことや、誰かに残業してもらうなどで対応するんですね。
ここで大事なのは早く伝えるということ。
早く伝えれば、それだけ店長もシフト調整しやすくなります。
言いにくいからという理由で、ギリギリまで伝えられないと職場への負担が重くなるので注意しましょう。
② バイトを急に休むときは理由が大事!やむを得ない事情かどうか
新人時期でもバイトは休んでも構いません。
ただしそれはやむを得ない理由でバイトを休むときに限ります。
特にシフトを決定した後で休みをもらうときは、周りが納得するような理由が必要。
- 熱などの体調不良
- 怪我などで働けない
- 葬儀など家庭の事情
使えない理由としては、『ミスが多くて怒られるから行きたくない』などです。
こういうモチベーションなどに関する理由だと、突然の休暇はもらえません。
次回のシフトを減らすなどで対応して、リフレッシュする時間を作りましょう。
③ バイトを始めてすぐ休むのが申し訳ないとき!その後の働き方を意識
まだ戦力でもないのに休むのは申し訳ない
そんな罪悪感に苦しむときは、その後の働き方を意識すると良いです。
例えばメモを取るなどして、先輩に同じ質問をしないようにする。
または他のスタッフが休みたがっているときは積極的に代わってあげるなど。
バイトを休むことは誰にだってあることです。
だからこそ助け合うのが大事。
あなたが助ける側に回ることで、休む罪悪感などは薄まりますよ。
- やむを得ない理由であれば問題ない
- 早く伝えるほどシフト調整しやすい
- 後日に”助ける側”になることで罪悪感も減る
バイトを始めてすぐ休むときの伝え方3ステップ
新人のときはバイトの休み方がわからないですよね。
わからないことがあると不安も大きくなるし、言いづらくなります。
そんなときは『誰に』『いつ』『どうやって』伝えるかをハッキリさせましょう。
① バイトを休むときは店舗の責任者に伝えよう
バイトを休むときは責任者に伝えるのがマナーです。
厳しい社員さんだから嫌だと言って、優しい先輩に頼むのはダメ。
シフトを決めている店長など、その職場の責任者に話をしましょう。
伝える方法としては電話が良いでしょう。
メールやLINEだと相手が気づかない可能性もあります。
直前で休むときもできるだけ早く伝えた方がいいので電話が確実。
例文はあとで解説するので、ここでは『責任者に電話で伝える』ことだけ覚えておきましょう。
② バイトを休むときはいつ伝えるの?”できるだけ早く”が正解
タイミングに関しては早ければ早いほど良いです。
明日より今日伝えた方がいいのは確実。
早い分だけ店長もシフト調整がしやすくなるからですね。
他のスタッフさんもヘルプで出勤するなら、早いタイミングの方がスケジュール調整しやすいです。
ただお客さんが多くて忙しい時間帯などは避けましょう。
開店前など店長が職場にいて、忙しくなり時間帯を選ぶのが理想ですね。
③ バイトを休むときはどうやって伝えるの?【理由別の例文】
伝えるときは謝罪と理由が必要になります。
まずは休むことを謝ります。
シフト申告時であれば休む理由は不要です。
どんな理由でも休んで構いません。
ただ直前で休むとなると理由を聞かれるはずです。
理由別で例文を見ていきましょう。
- 体調不良の場合…昨日から熱が出て体調が優れないので、お休みをいただけないでしょうか?
- 身内の不幸の場合…身内に不幸があり、急で申し訳ありませんが、お休みさせていただけないでしょうか?
- 怪我の場合…怪我をして病院に行くことになりました。お休みをいただけないでしょうか?
【注意】休みたいと言いづらいからとやってはいけないこと
言いづらいからといって、やりがちなことがあります。
ただいくら言いにくいからといっても、次の2つは避けた方が良いですよ。
まず1つ目は誰かに頼んで休みを言ってもらうこと。
親に頼んで休みをもらうように伝えると、自立していないイメージをもたれます。
バイト先では第一印象が大事なので、働き始めの段階で親に頼むのは辞めましょう。
2つ目は無断欠勤すること。
言い出せないという理由でズルズルと引きずり、そのまま休んでしまうのもダメ。
無断欠勤は職場から心配されて、実家や学校に連絡される可能性もあります。
なので先ほどの3ステップを意識して、休むときは自分の口で説明した方がいいですよ。
バイトを始めたばかりだと、仕事にも人間関係にも慣れないでストレスが溜まります。
もし職場で距離が縮まらないと悩むときは、以下の記事も参考にしてください。
- 職場の責任者に電話で伝える
- できるだけ早く伝える(混雑する時間帯は避ける)
- 謝罪と理由をセットにして伝える
- ※無断欠勤や親に代わりに言ってもらうのは辞めよう
バイトを始めてすぐ休んだあとの罪悪感の薄め方
バイトを始めたばかりの時期に休むと、申し訳ないと感じやすい。
そんなときは次の3つを意識すると良いですよ。
休んだ次の出勤時の対応や、その後の働き方を見ていきます。
① 次回の出勤時は謝罪と感謝を伝えよう
休んだ次の出勤時は、まず職場の人に謝罪や感謝を伝えます。
まずは店長に休んだことを謝罪しましょう。
その後は代わりに出勤してくれた先輩などに感謝を伝えます。
申し訳ない気持ちや、ありがたい気持ちは言葉にしないと伝わりません。
働く前に伝えることで、真剣に考えていることがわかります。
② バイトに今まで以上に一生懸命に働く
その後はできるだけ戦力になることを意識しましょう。
新人であればまだ仕事を教えてもらう段階のはず。
早くその状態から成長して、一人前のスタッフになることを目標にします。
今から心掛けられることは次の2つ。
まずは教えてもらったことはメモを取るクセを作ること。
メモをとれば、同じことを先輩に聞かなくてよくなります。
周りの人にも『真剣に取り組んでいるな』という印象を持たれますよ。
2つ目は面倒な仕事を率先して行うこと。
食器洗いやトイレ掃除など、簡単だけど敬遠される仕事があるはずです。
そういった仕事を率先してやることで、頑張っている姿をアピールできます。
仕事が終われば、積極的にバイト仲間とも交流を持ちたいですね。
無理に話す必要はなく、1人ずつ打ち解けていけばそれで十分です。
③ アルバイトとして一人前になって”助ける側”に回ろう
少しずつ仕事を覚えて来たら、”助ける側”に回る意識を持つと良いです。
例えば仕事が忙しいスタッフを手伝う。
もしくはミスしたスタッフがいれば、フォローしてあげるなど。
急に予定が入って困っている人がいたら、あなたが代りにシフトに入ることも可能です。
今後もバイトを休む状況は出てくるかもしれません。
そんなときに”お互い様”の関係になるためにも、”助ける側”に回るのが大事です。
ただこれらは、あなたが一人前に働けるようになってからできること。
まだ少し先の話になるかもしれませんが、最終的にはこの関係性を作れたら休むときの罪悪感も無くなりますよ。
参考⇒バイトで失敗ばかり!ミスして落ち込む自分を変えるバイト術
- 次回の出勤時に謝罪と感謝を伝える
- 一人前になるために一生懸命に働く
- 戦力なったら”助ける側”に回る
バイトを休むことは誰だってある!新人時期も変わらない
バイトに行けなくなることは誰にだってありえます。
体調不良や家庭の事情であれば、仕方がないと周りも理解してくれますよ。
ただ新人時期だと、すぐ休むのは言い出しづらかったり申し訳ない気持ちがこみあげてきます。
もし言いにくいときは、事前に伝え方を決めておくと良いでしょう。
バイトを休む理由を踏まえて事前に例文を作っておくと、電話するときも冷静でいられます。
その後はできるだけ早くバイトに慣れることを目標にしましょう。
そしてお互いに困ったときに助け合える関係性を作るのが最終目標。
そうなれば次回に休まないといけないときも、今のように苦しまずに済みますよ。