バイトを続けて半年経つけど、もうそろそろ辞めたい
長期的に何年も続けるつもりでバイトを始めた。
面接でもそう伝えたので、たった半年で『辞めたい』というのは怒られないかと不安。
こんなときはバイトを辞めたいと店長に言いづらいし、申し訳ない気持ちが出てきますよね。
そこで今回は『バイトを半年で辞めたいときの判断基準と伝え方』を紹介します。
バイトを半年で辞めることでお店側はどう思うのか、そしてどうすればスムーズに辞められるかをお話ししますね。
- 今日でバイトを辞めたい
- でも出勤や連絡するのは嫌だ
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バイトを半年で辞めるのは早い?長期バイトを半年で辞めたいときの問題
まずアルバイト先を半年で辞めることが、周りと比べて早いのかを見ていきます。
アルバイトの契約期間の平均を調べたアンケートや、法律上の問題点も見ていきますね。
半年でバイトを辞めることは短いわけではない
アンケートを見る限りでは、バイトを半年で辞めるのは平均的と言えます。
特別短いわけでも、長く勤務したわけでもありません。
こちらのアンケート結果を見てもわかるとおり、一番多い勤務期間は半年以上。
フリーターだと半数以上が6カ月以上働き、大学生も全体の3割が長期で働いています。
ただフリーター以外で言うと高校生や大学生だと、半年以下で辞める人もけっこう多いことがわかりますよね。
なので半年でバイトを辞めること自体は、特別早いわけではありません。
法律上は半年続けたバイトを辞めることは”ほぼ”問題なし
アルバイトを半年て辞めることに、法律上の問題点は”ほぼ”ありません。
まずはあなたとお店側の契約内容を確認。
もし契約内容に1年などと記載されていたら、半年で辞めることは原則できませんが例外もあります。
<民法第628条>
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。
この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
引用元 https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/yokuaru_goshitsumon/jigyounushi/taisyoku.html
例外とは病気になったり、近親者の介護が必要になったり。
またはお店側の給与未払いや職場環境の悪化があります。
この例外に当てはまっているなら契約内容に限らず、バイトを辞めることができます。
なのでまずは契約内容の期間を確認してみましょう。
1年以上の契約になってることは稀だと思います。
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プロに頼めば確実にバイトを辞められるし、明日から新しい人生をスタートできますよ。
面接で長期と伝えていたバイトを半年で辞めるのは道徳的にどう?
法律上は特に問題がなくても、道徳的にはどうでしょうか。
正直にいうとお店側としては長期バイトで雇った場合、半年で辞められると困るのは事実です。
私も採用と教育をした経験がありますが、せっかく一人前になったころに辞められるとショックでした。
また広告で募集して面接をして、新しいアルバイトを採用して一から仕事を教えるのかと思うと憂うつでしたね。
お店側の立場に立つと、半年でバイトを辞めるのは嫌だと思います。
でも辞めるんだったらお互いに少しでも円満な形にしたいですよね?
そこで大切になってくるのがバイトを辞めたいときの伝え方です。
バイトを半年で辞めるときの正しい伝え方
どうすれば少しでも円満に送り出してくれるのでしょうか。
できるだけ避けたい辞め方としては突然急に辞めること(バックレに近い)
これだとシフトの調整や、新人バイトの採用と育成の準備ができません。
逆に考えると円満な辞め方は、この『シフト調整』と『新人バイトの育成』がポイントとも言えます。
バイトを辞めるときは、できるだけ早いタイミングで伝える
まず伝えるタイミングについては、できるだけ早い方が良いです。
言い出しにくいのはわかりますが、言うのが遅くなればなるほどお店側の準備期間が短くなりますよね。
だから辞める期限が決まっているときは、できるだけ早く伝えるのがポイント。
『〇月の末に辞めようと思っています』とハッキリ伝えましょう。
理想は2カ月前くらいですね。
2か月間の猶予があれば会社側も新人バイトを採用する時間や育てる時間を作れます。
あなたが辞めたあとも、ある程度は働ける新人さんがいれば、職場のバイト仲間の負担も少ないですし。
バイトを半年で辞めるときの理由はなんて言う?
次は実際に店長にバイトを辞めたいと伝えるときの理由について。
長期的に何年も働くつもりで雇ったのに、なぜ半年で辞めることになったのか。
その理由でお店側やバイト仲間が納得できる理由を作りましょう。
理由を作るコツは『それなら仕方ないね』とみんなが納得できるかどうか。
【仕方がない理由を作ろう】
- 就職する
- 就活をする
- 公務員など資格の勉強がある
- 受験を控えている
- 通院することになった
- 引っ越すので勤務地から離れる
このようにバイトを辞めるときに『それじゃあ仕方ないね』という理由なら追及はされません。
100%の嘘だとダメですが、できるだけ『仕方がないね』と相手が言うような理由に寄せておきましょう。
辞める直前で入った新人バイトを育てよう
無事にアルバイトを辞めることを了承してもらっても、残された期間働くのって気まずそうですよね。
そんな気まずさを解消しながら、あなた自身が辞めたあとも周りのバイト仲間の負担を減らす方法があります。
それが新しく入った新人バイトを積極的に育てること。
あなたが半年間で学んだことを、できるだけ丁寧に何度も根気強く教えていきます。
新人バイトが育てば育つほど、あなたがバイトを辞めた後の、残された職場の人の負担が軽くなります。
参考⇒バイトを辞めるまでの期間が気まずい!気まずさの軽減方法
面倒くさいかもしれませんが、最後の仕事だと思って声をかけてあげましょう。
半年前の自分に話しかけるように、優しくフォローしてあげてください。
店長にバイトを辞めたいと言い出せないとき
- 面と向かって”辞める”と言うのは難しい
- できれば今すぐにバイトを辞めたい
こういったケースだと、あなた一人で問題を解決するのは厳しいです。
原則としてバイトは2週間前に辞めると伝える必要があるんですね。
それに急に辞めると言えば、店長やバイト仲間から説得されることもあります。
なので本気でバイトを即日に辞めたいは退職代行サービスを検討しましょう。
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参考⇒アルバイトも対応!【退職代行ガーディアン】の詳細を確認する
バイトを6カ月で辞めたい人たちの理由って?
最後はアルバイトを6カ月前後で辞めることになった先輩たちの理由を見ていきます。
あなた自身、辞めることを決断しきれていないときや悩んでるときの参考にしてください。
半年経ったけど仕事に慣れないで失敗ばかり
新人といわれる期間は過ぎたはず。
それなのに基本的な仕事が覚えられないでミスが多い。
そんなときは『私には合ってない』と判断し辞める人がいます。
1つの職場で上手くいかないからといって、能力や人間性に問題があるわけではありません。
だから半年粘って一生懸命に仕事をしたのに、上手く働けないとき。
そんなときは他の仕事に変えてみるのも甘えではないし、問題ありません。
バイト先に馴染めないし人間関係が合わない
仕事は一通りできるようになったけど、職場の雰囲気が合わないことだってあります。
時間がたてば仲良くなれると思っていたけど無理だった。
半年たっても馴染めずに、休憩中の会話もできない。
そんな人間関係の問題がきっかけでバイトを辞めることだってありえます。
バイト先で『使えない』と怒られる!精神的なストレス
最後は上司や先輩と合わないケースですね。
『きっといつか認めてくれる』と半年頑張った。
それなのにミスに過剰に怒ったり、あなただけに辛い態度をとってくる人がいれば職場を変えるタイミングと言えます。
精神的なストレスが重くなるとメンタルにも影響が出てしまいますよね。
仕事はできるしバイト仲間ともうまくやっている。
それだけど上司や社員と合わなくてバイトを辞める人も一定数います。
バイトを半年でやめることに問題はない!伝え方と残り時間の過ごし方を誠実に!
今回はバイト先を半年で辞めることに問題はあるのか。
そして辞めたいときの伝え方についてお話ししました。
法律的な問題はありません。
もし契約内容が1年以上でも、半年でバイトを辞める理由があれば大丈夫。
参考⇒バイトを辞める理由で”合わない”ってあり?退職理由について
ただ実際にバイトを辞めるときは、できるだけ早くお店側に伝えましょう。
早く伝えればお店側も新人バイトの募集や育成をする準備ができます。
あなた自身も新人のアルバイトをフォローして育てるように意識するのがオススメ。
辞めたあとにバイト仲間の負担が軽くなりますし、あなたの罪悪感や気まずさも薄れます。
半年でバイトを辞めるのは構いません。
ただ辞め方はできるだけ誠実を心掛けて、お互いにスッキリとバイト最終日を迎えられるように心がけましょう。