バイトをしていると、先輩や社員さんから怒られることがあります。
特に仕事を覚えられない新人の時期は、知らないことや接客態度などで注意されがち。
何度も怒られていると、バイトに行きたくなくなりますよね?
そこで今回はバイト先で怒られるときの対処法についてお話しします。
- 怒られたときはまず”仕分け”
- できるだけ早く立ち直るための考え方
- 怒られた理由が仕方ないケースの対応
- 理不尽に怒られたときの対応
バイト先で怒られること自体は誰でも経験します。
ただ理不尽な怒られ方が続くのであれば、職場を変えることも検討しましょう。
バイトで怒られるのは当たり前だから気にしない方がいい?
バイトで怒られたとき、気にした方が良いケースと気にしないでいいケースに分かれます。
なので怒られたときは、まずその仕分けが必要になるんですね。
① バイトを始めたばかりは怒られるのは仕方ない
新人バイトの時期は怒られることが多いです。
これは誰もが通る道というか、怒られるのも仕方がないケースが多いんですね。
なので怒られたこと自体は構わないのですが、ミス自体は忘れないようにしましょう。
- 仕事を覚えられていない
- 同じミスを何度もする
- 接客でお客さんに失礼があった
- 接客時の声が小さい
- 髪染めで明るくしすぎた
このように働き始めて職場に慣れないときは、小さいミスも多いです。
怒られるのは嫌な気持ちになりますが、次から気を付ければOK。
少しずつ怒られる回数も減るし、一人前になることに集中した方が良いですね。
② 怒鳴られる・毎回怒るなどは理不尽かも
あなたに原因がなくても怒られることがあります。
こういった状況は相手の言動に問題があるので、気にする必要はありません。
気にしないで良いケース
- 先輩が教えられていないのに怒られた
- 店長がみんなのいる前で怒鳴る
- クレーマーに目を付けられた
人間は完璧な生き物ではありません。
なので忘れることもあるし、その日にイライラしていたら誰かに当たることもあるでしょう。
問題なのはこういった怒られ方がずっと続くことです。
ずっと理不尽に怒られるなら、その職場を離れることも検討した方が良いです。
- 怒られること自体は気にしなくていい
- ただ自分のミスが原因ならそれは修正する
- 相手の理不尽が続くなら退職も検討する
バイト先で怒られるときの立ち直り方!ストレスを持ち越さない方法
怒られたときはまず、気にした方が良いのか気にしないでいいのかを仕分けする。
その次に実践したいのがメンタルケア。
怒られるのは誰にとっても気分が良いモノではありません。
自分に優しくして、精神的に立ち直りやすくしましょう。
① 怒られたストレスは見返すモチベーションにする
ネガティブな感情自体は悪いものではありません。
例えば不安を感じるときは準備不足のサインだし、恐怖も安全ではないことを知らせてくれるサイン。
怒られたときのイライラも、その感情自体を消そうとしても難しいんですね。
そこで意識したいのがイライラを行動に繋げること。
『くっそ~!今に見てろよ!見返してやる』
このように働くモチベーションに変えることで、あなたの成長に繋がります。
イライラすること自体は何の問題もありません。
ただそれを八つ当たりしたり、自分を責めるのが問題なんです。
② 怒られた自分を責めてしまうときは成長日記をつける
怒られた自分をついつい責めてしまう。
そんなときは目に見える記録をつけて、自尊心を復活させることができます。
それが成長日記。
自分に厳しい人は、自分に足りないモノやできないことを常に見ています。
でも実際は働くたびに仕事を覚えて成長しているはず。
だから過去にできなかったけど、今できている成長したことを記録していきましょう。
- レジを打てるようになった
- 接客の敬語に慣れてきた
- 先輩に”ありがとう”と言われた
このように最初はできなかったけど、努力してできるようになったことを記録。
または周囲を手助けしたり感謝されたことも一緒に記録していくんですね。
こうすれば『確かに怒られたけど、長い目で見たら成長している』ことを実感できます。
自分を責める意識が和らいで、くよくよする時間が短くなりますよ。
- 無理に感情を消そうとしない
- 相手を見返すモチベーションに変える
- 自分を責めるなら成長日記をつける
バイトで怒られるのは当たり前?ケース別の対応
怒られる内容が同じだったり似ている場合は、働き方を工夫すれば解決します。
怒られる回数を減らしたり、早く仕事を覚えるためのコツを見ていきましょう。
① 知らないことは質問しよう!自己判断はしない
教わってないことで怒られる
こういった怒られ方が多い人は、自己判断する傾向にあります。
もちろん仕事を覚えた後は、自己判断する従業員の方が頼りにはなります。
ただ新人の時期は判断ミスも多いので、必ず先輩や社員さんに確認をとるクセをつけましょう。
自分から聞きに行く姿勢をとれば、接客的に働いていることが周囲にも伝わります。
『たぶん、こうだな』と勝手に判断せず、先輩に聞いて仕事を覚えていくと怒られることもなくなりますよ。
② 仕事が覚えられないから同じミスをして怒られるとき!メモを活用
仕事は慣れていけば誰でもできるようになるものです。
ただ慣れるまでの期間やスピードは個人差があるもの。
もの覚えが悪いと同じミスをして、『またか』と怒られることもありますよね。
そんなときに活用したいのがメモ帳です。
ミスをしたり仕事を忘れたらメモに仕事内容を記入。
こうすればメモ帳を見るだけで、自分が覚えられない仕事を確認することができます。
学校のテスト勉強と同じ要領ですね。
あとはメモを何度も見返して、長期記憶に定着させていくだけ。
まずメモ帳に仕事を覚えさせることで、あなたの成長速度も早くなります。
③ 声が小さいなど接客で注意されたら客観視が大事
接客に関することで怒られることが多い。
そんなときは客観視することを意識すると、問題が解決に向かいます。
『自分では真面目にやってるはずなのに』と思っていても怒られる。
これは自分がイメージする姿と、相手から見えている実際の姿にギャップがあるからなんですね。
そのギャップを埋めるための方法は2つあります。
まず1つ目はスマホで自分の接客を撮影してみること。
家でもいいので普段通りの接客を自分のスマホで撮影します。
後で見返すと『声が小さくて聞き取れない』『態度が悪そうに見える』など発見が出てきます。
スマホで撮影することで、他人の目線から見た自分の働き方が確認できるんですね。
2つ目の方法はモノマネです。
先輩たちのモノマネをすることで接客のスキルは向上していきます。
『この人はすごい上手だな』と思える先輩と同じシフトのときは、できるだけ仕事の仕方を参考にしていきましょう。
それでも接客が苦手なら無理をして働き続ける必要はありません。
世の中には接客がないアルバイトもたくさんあるので、切り替えれば大丈夫。
- 知らないことは自己判断せず確認する
- 同じミスが多いときはメモをとる
- 接客態度は客観視して確認する
バイトで怒鳴られるなど理不尽に怒られるときのストレス対策
- 職場で同じミスが多い
- 接客でお客を不快にさせる
こういったミスで怒られるのは仕方がないことです。
でも理不尽なことで怒られたり、怒り方が過剰な場合は注意が必要。
そういった危険人物からは離れる工夫が必要になってくるんですね。
① 注意されてばかりだと委縮する!怖いときは離れる
特定の先輩や社員さんが注意ばかりしてくる
そんなときはその人と一緒に働かないことを心がけましょう。
例えば曜日や時間帯などシフトをずらして、相手と一緒に働かないようにする。
出勤日が一緒でも上司やお客さんの近くにいれば、相手も怒りづらいはずです。
このように特定の人が怒るなら、その人から離れて働く方法を探すと良いですよ。
② 怒られて泣く!トラウマになったり行きたくないとき
怒鳴るなど怒り方が過剰だと、トラウマのようになる場合もあります。
その人がいるだけでビクビクしながら働いたり、出勤が嫌になるなど。
こういった状況が続くなら、他のアルバイトも検討しましょう。
アルバイトは正社員と違い、気軽に辞めることができます。
精神的な問題でも辞める理由になるので大丈夫。
時間が解決しそうにない問題で悩むなら、バイトを変える勇気を持ちましょう。
参考⋙バイトを辞める勇気が持てなくても大丈夫!退職の意志の伝え方
③ シフト少ないなどの理由で怒られるときも辞める?
ミスではなく仕方のない理由で怒られるときも、相性が悪いサインと言えます。
怒られる筋合いがないという理不尽さを感じるなら、別のバイトを検討しましょう。
シフトを増やせ・明日出勤してほしいといったシフト系の問題は、あなたの言動と関係ありません。
辞めると切り出すのは勇気が必要かもしれませんが、お店側に合わせて働くと学業やプライベートに支障をきたしますよ。
バイト先で怒られることは当たり前だから気にしないでOK
バイトをしていると先輩や社員に怒られることはあります。
特に新人で働き始めたばかりの時期は、仕事を覚えるまでは注意される数も多い。
誰もが通る道なので気にし過ぎず、メモと取ったりホウレンソウを徹底して対応しましょう。
少しずつ成長して仕事を覚えていけば、自然と怒られる回数も減っていきます。
ただ怒鳴られたり、理不尽な怒り方をする人には要注意。
シフトをずらしたり、バイト先を変える勇気を持つ必要もあります。
自分が決めた職場で働き続けないといけないというルールはありません。
在宅バイトをしながら、新しい職場をゆっくり探すことだってできますよ。