- バイト先の店長や先輩が怖い
- また怒られるのではと不安で働きづらい
- バイト先の怖い人に上手く対応して、楽しく働いて稼ぎたい
「また同じミスをして!何度言えばわかるんだ!」
こんなふうに毎日のように怒鳴られると、バイト先に行くだけでも憂鬱になりますよね?
その人に対する苦手意識も強くなるし、その苦手意識でまた相手を怒らせるキッカケを作ってしまう。
もちろんバイトを変えるというのも解決方法の一つです。
正社員と比べるとバイトは辞めやすいし、もっとフレンドリーな職場で働けるならそれでもいいかもしれません。
でも一番良いのは、今の職場での人間関係が改善されて気持ちよく働くことですよね?
そのために今から『バイト先の怖い人への対応』をお話しします。
シチュエーション別に分けたので、当てはまる状況の対処法を見ていきましょう。
バイトの店長が怖い!上司や社員で怖い人がいるときの2つの対応
上司への対応は2つに分かれます。
まず1つ目は、上司の言ってる内容が正しいとき。
相手の伝え方には問題があるが、伝えている内容は理にかなっているケースですね。
このときはまず、相手が望むレベルにまで仕事ができないかを考えてみましょう。
怒鳴られたことを引きずるよりも、自分がしたミスに注目。
メモをとっておいて同じミスをしなければ、怒られることが1つ減りますよね。
このようにまず一人前のアルバイトになることを目指します。
それと並行してリサーチも行います。
あなたとは違って、その上司と仲良くやっているアルバイトがいれば話を聞きましょう。
最初から仲が良かったのか、仲良くなるキッカケがあったのかを聞き込みしていきます。
- 上司は顔が怖くて声が大きいから誤解されやすいだけ
- 人見知りで時間が経てばフレンドリーになる
このように自分ではわからない情報が手に入るかもしれません。
それで仲良くなることができるかもしれないし、少なくても相手への苦手意識は減るでしょう。
2つ目の対応は上司がろくでなしのとき。
その店舗で一番偉いからといって王様気取りだったり、あなたの仕事に関係なく高圧的に接してくるケース。
(そのくせ本社の視察があるときはペコペコしてご機嫌をとってるなど)
こんなときは“相手からいかに逃げるか”を考えて実践していきます。
なぜならこのタイプの人はこちら側がいくら頑張ったところで、心を入れ替えたりはしないから。
だからその上司との接触時間を減らすことだけを考えていきましょう。
参考⇒バイト先の店長がうざいとき!”店長ストレス”への上手な対応
ベストな解決法はシフトを変えちゃうことですね。
その社員が必ず休む曜日には出勤して、相手が必ず出勤する日は逆に休みます。
1カ月のシフトの中で、1日でも一緒に働く日を削っていきましょう。
仮に一緒に働くことになった場合は、二人っきりになる状況を避けていきます。
接客業だとお客と関わったりホールの仕事を率先してやると良いですね。
(上司もお客の前では威張りにくいので)
いくら頑張って接触時間を減らしても、小さなミスを見つけて怒られることもあるでしょう。
そんなときは”むかつく”のはわかりますが、とりあえず謝ります。
少しでも反論するとネチネチと話が続くので、嘘でもスイマセンといってその場を離れます。
そうやって相手との接触時間を短くしながら、周囲の人に人事異動の噂もリサーチします。
- 上司が転勤したり異動する予定がある
- これからもこの店舗に居座る
このように、上司が今の職場を離れるタイミングをさりげなく聞いておけば、辞めるor辞めないの判断もしやすいですよ。
- 言ってる内容に問題がないなら、もう少し我慢してみる
- 相手が立場を利用して自分勝手にしてるだけなら距離を遠ざける
昨日までの上司の態度を、もう一度思い出してみましょう。
どうしようもない上司で、しかも辞める予定がないなら別のバイトを探しても仕方ありません。
バイト先の先輩が怖い!怒られるので怖いときの対応
上司が怖いときは”あえて”している可能性があります。
職場に緊張感をもたすためだったり、アルバイトがさぼらないようにするためです。
ただ先輩が怖い態度で接してくる場合は話が違ってきます。
よく当てはまるケースとしては『その職場での暗黙のルール』に反してる場合ですね。
- 挨拶は後輩から元気よくする
- わからないことは自分から聞く
- 仕事は丁寧よりも早さを重視
- 自分の仕事が終わったら他の人を手伝う
- バイトのミスは先輩の責任になる(バイト代表として社員に怒られる)
このようにその職場では当たり前とされているルールをしていないので、あなたの印象が間違って伝わっているかもしれません。
だからまずは観察をすること。
「教えられてないからわからない」という気持ちはすごくよくわかりますが、その先輩も周りを見ながら学んだんだと思います。
『おれが新人のときの先輩は…』など愚痴っぽい話がでたら可能性大。
あなたが怖いと思っている先輩も、数年前はあなたと同じ立場で苦しんでいたのかもしれません。
先輩が怖い理由の2つ目は、相手の人間性の問題。
これは自分勝手な上司と同じく、接触時間を減らしていく方が精神的に負担がかるくなります。
後輩だからといって、あなたにキツく当たってストレス発散してくるなら100%相手の責任。
そんな人からは距離をできるだけとって離れましょう。
シフトをズラして出勤日が重ならないようにしたり、時間帯をズラして働く時間を短くできないか?
一緒に働く日もお客さんの前や上司の近くにいるように心がけて、相手が高圧的に接することができない状況にします。
その先輩がすぐにバイトを卒業するなら我慢するという選択肢もありますが、それまで耐えられないなら別のバイトを探しましょう。
上司に相談してもいいのですが、「チクっただろ」と相手が報復してくる事態にもなりかねない。
だからこういう人とは距離を取るのが一番だと私は思っています。
バイト先で怒鳴られるのが怖い!自分を守るためのパワハラの基準
今までは上司や先輩がモラルの範囲内で「怖い」ときの対応についてお話ししました。
でも相手の怖い言動があまりにもヒドイときは、パワハラの可能性があります。
パワハラって意外とやってる側もやられる側も『他人事』と思ってしまうのも。
だからパワハラの定義を知って、あなた自身の状況に当てはまってないか確認してみましょう。
そしてもし、あなたがパワハラを受けていたとわかったら、なるべく早くに今のバイトを辞めた方が良いですね。
職場と戦おうとか、仕返しをしようなんて思わず、自分の身を守ることを最優先にしてください。
パワハラの定義ですが、厚生労働省によると以下のようになっています↓
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為
職場のパワーハラスメントの6類型
- 身体的な攻撃 暴行・傷害
- 精神的な攻撃 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
- 人間関係からの切り離し 隔離・仲間外し・無視
- 過大な要求 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
- 過小な要求 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
- 個の侵害 私的なことに過度に立ち入ること
もし第三者に電話で相談するときは、怒られた対応をメモしておくと伝えやすいですよ。
パワハラを受けた日時や場所や会話の内容をメモしておきます。(スマホのボイスレコーダーで録音するとGOOD)
こういったメモは証拠としても使えるので、もし先ほどのサイトでパワハラの例に当てはまってるならぜひ!
今回は「上司や先輩が怖い・怒鳴るときの対処法」についてお話しました。
■ 上司や店長が怖いとき
- まず相手の言動が理にかなっているかを確認
- 怖い態度にも理由があるなら自分の行動を見直して様子を見る
- 相手がろくでないなら接触時間を減らしたり周囲に相談する
- それでも解決しそうにないならバイトを辞めるのも選択肢に入れる
■ 先輩が怖いとき
- 自分が職場での暗黙のルールを守っているかチェック
- 相手がろくでなしならシフトをズラして会う時間を減らす
- もし先輩が辞める予定がないなら自分が先に辞めることも考える
■ パワハラかを確認
- 厚生労働省のパワハラの定義をチェック
- 明るい職場応援団のサイトにある実例も見る
- もし当てはまっているなら第三者に相談してバイトを辞める方向で話を進める
怖いからとビクビクしてるだけでは何も解決しないし、これからも辛い思いをしてしまいます。
辛くて毎日のように悩んだり実生活に影響が出てくるなら、自分の身を守りませんか?
そして「いざっ」というときにすぐにバイトを変えられるように、今からバイト候補を探して準備しましょう。
参考⇒接客なしのバイトや、一人でマイペースに働けるバイト特集
今のバイト先にこだわる理由って意外とないもの。
もっと周りを見渡せば、あなたがあなたらしく働ける職場が見つかるかもしれません。