シフトが減らされる
  • 希望を出してるのにシフトを減らされる
  • もっとシフトに入りたいのに、全然入れてもらえない

バイト求人に応募するのはバイト代が欲しいからですよね。

一人暮らしの資金や学費・交際費に使うためにバイトを始めるはず。

それなのに応募要項に書かれていたシフトより働けない場合があります。

シフトカットといって勝手にシフトが減らされていく問題が増えているんです。

最初は希望通りのシフトだったのに、ドンドン出勤日数が減るときは要注意。

今回はお店側がシフトカットする原因と、あなたができる対策についてお話ししていきます。

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バイトに入れてもらえないのは新人だから?シフトを減らされた原因

まずシフトを減らされる原因で、次のうちどれか心当たりがないか見ていきましょう。

あなたに原因がある場合もあるし、会社が問題を抱えているケースもあります。

① バイトの新人や最初の試用期間は仕方ない

新人バイト

そもそも論として働き始めの新人のころはシフトは少なくなります。

これはあなたに、仕事を教える時間が必要だから。

お店の目的は利益を上げることで、あなたにバイト代を渡すことではありません。

だからお店が最優先するのは、その日に仕事が回るようにシフトを組むこと。

ベテランと新人の割合を考えながらシフトを組んでいきます。

土日だと忙しい日に希望を出しても、繁盛日はベテランで回したいのが会社の本音。

新人さんには暇な曜日に来てもらって、落ち着いて仕事を覚え少しずつ慣れてほしいと思っています。

このように試用期間など戦力になる前はシフトが少なくなるケースが多いですね。

シフトが減らされるという問題も、仕事に慣れれば自然と解消します。

② お店の経営が悪化し人件費を削減している

人混み

これもあなたに問題はありません。

企業側の経営状態が悪いと本社から支店に『人件費を削れ』と指示されます。

すると店長は自分や社員の仕事量を増やして、その分だけバイトのシフトを減らすんですね。

バイトがいないと大変なのに、本社からの指示でシフトを入れられない。

こういったジレンマを店長さんが抱えているかもしれません。

お店の仕事の仕方がコロコロ変わったり、メニューが減ったりしたら経営が悪化してる可能性があります。

あなただけでなくバイト全体の出勤日数が減っていたら、店長が減らしている証拠。

すぐには改善しない問題なので掛け持ちバイトなどを検討する必要もあります。

(掛け持ちバイトの始め方については後で詳しくお話ししています。)

③ バイトの人数が一時的に多いのでシフトが減る

職場にアルバイトが多い

時期によっては一時的に勤務するバイトの数が増えて、出勤日数は減ることがあります。

例えば先輩が卒業する前とか。

卒業前に新人バイトを採用して育成するので、いつもよりバイトの数が増えるんですね。

先輩がバイトを辞めれば希望通りのシフトになりますが、それまでは希望日数より減ることもあります。

同じ職場で大学を卒業したり就職して辞める先輩がいたりしませんか?

そういった先輩がいたら、卒業まではシフトが一時的に少なくなることもあります。

それ以外にも他のアルバイトが『今月は金欠なのでシフトを増やしたい』とお願いした場合。

あとは離職率を考えて新人バイトを多めに採用したときもシフト数が変わります。

ほとんどは一時的なことなので時間が解決してくれます。

④ 忙しさには波がある!当日に勤務時間を削られることも

仕事が忙しい時間帯

お店はつねに一定の忙しさではありませんよね。

お客さんがドバっと押し寄せる金曜日の夜や土日はメチャクチャ忙しい。

でも平日の朝や昼はボーっとしてる時間が多いものです。

お店側としては忙しい曜日や時期にバイトに来てほしいもの。

そして忙しくないシーズンは人件費の問題もあるので、人手を減らしたいんです。

だから人手不足が怖いので多めに採用して、暇な時期はシフトを減らしてしまうお店もあります。

シフトが減らされる時期と、お店の繁盛期が終わった時期が重なっていたらコレが原因。

この場合は時間は解決してくれそうにありません。

今のバイトを続けるならシフトの自由度が高い在宅バイトを考えるなどして、バイト代を稼ぎましょう。

参考⇒在宅バイトのおすすめ!スキルなしでもOK

⑤ 店長があなたをクビにしたくてシフトを減らしている可能性も?

①~④に当てはまらない場合は最悪のケースが考えられます。

それが『あなたに辞めて欲しいとお店側が思っていること』

解雇することはできないので、『察してくれ』と思いながらシフトを削っているかもしれません。

あなただけのシフトが減っていたり、職場で孤立していたら可能性が高いですね。

過去に当日欠勤をしたりサボってスマホをしていたなど信用が下がる言動がなかったか思い出してください。

参考⇒バイト先で嫌われてる?職場の嫌われ度を調査

単純に店長が嫌ってることもありえますが、あなたの過去の言動がキッカケになってるケースもあります。

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バイトに入れてもらえない!シフトが少ないときの解決策

バイトでシフトが減らされるとき、どのように対応すればいいのでしょうか。

先ほどの原因を踏まえながら解決策を考えていきましょう。

① 新人なら仕事に慣れて戦力になるのを目標に!

一生懸命に働く

働き始めてすぐの試用期間のときは、早く一人前になればシフトも希望通りになります。

教えてもらったことをメモして、バイトまでの通勤時間や寝る前に見直すようにしましょう。

先輩たちもすぐに仕事ができるようになったわけではありません。

ただいくら丁寧に教えてもらっても人間は忘れる生き物。

シフトが減らされていたら余計に忘れがちになるので、メモだけはして何度も覚える努力をします。

自然と記憶に定着すれば、あとは自動で体が動くようになるはず。

こうなれば立派な一人前になった証拠なので、シフトも希望通りの日数に配置されるようになります。

詳しくはこちら⇒バイト先でのミスを減らすための仕事術

② 他のアルバイトより信用度を高める

真面目にアルバイトする

もし過去に当日欠勤をしたり、早退やサボりをしていたら信用度を高めるのが大事。

急に休む可能性があるアルバイトをシフトに入れないのは店長としてある意味当然です。

だから信用度を取り戻すことで、『改心したな』と思ってもらえるようにしましょう。

  • 『だれかお皿洗って』と言われたら、あなたが率先してやる
  • 誰か風邪をひいたときには代わりに出勤してあげる
  • 暇な時間も掃除や整理整頓など自分から仕事を見つけて取り組む
  • 忙しくて大変な時間帯にシフトの希望を出す

このように積極性を見せれば、お店側の評価も上がります。

『やっぱりあの子はこのお店に必要だ』と判断されたら、自然と元通りのシフトに戻ります。

③ 従業員が入れない曜日や時間帯にシフトを出す

困った同僚

これはシンプルな方法ですが強力です。

もしあなたがシフトの曜日に融通がきくなら、周りのアルバイトが出すシフト表をチェックしましょう。

そしてみんなが入っていない曜日を希望してシフト表を提出するんです。

これならお店側もあなたに来てもらうしかありません。

だってその日に働けるのがあなたぐらいだから。

お店が忙しい日や時間帯と、周りが入れない日を見ながらシフトの希望を出す。

これでもシフトが減らされたままなら、先ほどの『クビに従ってる可能性』があります。

もし辞めさせたがってるなら、次にお話しするバイトを変えることも検討しましょう。

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どうしてもバイトのシフトを入れてもらえないとき!辞めるときの言い方

先ほどように積極的に行動に移しても、バイトのシフトを増やしてもらえないとき。

そんなときはあなたではなく会社に問題があるので、遠慮せず他のバイトもしてバイト代を補填しましょう。

最終的には今のバイトを辞めるにしても、徐々に移行した方が良いですね。

シフトが少ないときは掛け持ちをして徐々に辞める

掛け持ちバイト

まずは掛け持ちバイトを探すことから始まりますが、探す時は『シフトの自由度』を基準にします。

今のバイトのシフト数が急に増えたり、元通りに出勤する可能性もありますよね。

なので固定されたシフトより、あなた自身でシフトを決めることができる仕事の方がリスクが少ないんです。

具体的には『シフト自由』や『週1OK』などの求人から選んでいきます。

もしくは金欠の月だけ働くなら短期バイトや、在宅ワークも候補にしましょう。

こういった働き方なら、今のバイト先でシフトが増えても減っても柔軟に対応できます。

詳しくはこちら⇒掛け持ちバイトのおすすめ15選!大学生でもOK

すぐ辞めたいときは次のバイトを探そう

書店員

もし今のバイト先をすぐ辞めるつもりなら、受かりやすいバイトや仕事を覚えるのが簡単なバイトを選びましょう。

受かりやすいバイトに応募すれば、働かない期間を短くすることができますよね。

それに仕事内容が簡単なバイトなら、すぐに覚えることができるのでラク。

今のバイトを辞めるのは良いのですが、次にどういったバイトをするのかを考えるのが大切です。

先ほどのようなシフト自由のバイトを選んで徐々に移行するか、受かりやすいバイト・仕事が簡単なバイトから選んではいかがでしょうか。

詳しくはこちら⇒受かりやすいバイトは時期にも注目!上手な探し方

バイトに入れさせてもらえない時の辞めるときの言い方

辞めさせてください

どうしても今のバイト先へ不信感があるなら、バイトを辞めることも検討しましょう。

ただ『シフトが増えないから』などの退職理由だと、店長から交渉される可能性があります。

なのでバイトを辞めるときは、別の理由を作った方が無難。

勉強や就職活動・資格の勉強など、進路系だと店長も受け入れてもらいやすいです。

参考⇒バイトを辞める理由で”合わない”ってあり?退職理由の作り方

退職日まで円満に働きたいなら、相手を不快にさせない退職理由を探しましょう。

バレない嘘であれば問題ありません。

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バイトのシフトを入れてもらえないなら対策を!シフトを減らされる原因を突き止めよう

今回はバイトのシフトを勝手に削られたときの原因と解決策をお話ししました。

試用期間だったり本社から『人件費を削れ』と言われてるなど、いろいろな原因が考えらえます。

もしかすると、あなたに辞めて欲しいからシフトを減らしてる可能性すらあります。

一時的にシフトが減っているなら時間を置くのもあり。

ただ会社側に問題があるなら、掛け持ちバイトをしたり、バイトを変えることも検討しましょう。

もし掛け持ちでバイトをするならシフトを自由に決められる求人がオススメ。

今のバイトのシフトが急に増えたり減ったりしてもすぐに対応できるからです。

もしすぐにバイトを辞めたいときは、受かりやすいバイトや仕事が簡単なバイトを選びましょう。

これならすぐに働けますし、即戦力として数えられるので今回のような問題も起きません。

参考⇒自分に向いてるバイトの探し方と”下見”の重要性