バイトをシフト変更することは誰にだってあります。
バイト先の人も店長も、それを踏まえた上で働いているはず。
なのでシフト変更を申し出て怒られた場合は、何か原因があると考えられます。
今回は『シフト変更を報告するとき次から気を付けること』を解説。
なぜ店長を怒らせることになったのか。
そして次回以降、シフト変更したいときはどのように伝えればいいかを見ていきましょう。
バイトのシフト変更をしたら怒られた原因は?
シフト変更すること自体は、違反行為や違法行為ではありません。
ではなぜ店長は怒ったのか。
次の3つの原因のどれかが考えられます。
① シフト変更の申し出が急だった!前日や当日だとシフト調整が大変
シフト変更自体は受け入れていても、急すぎる報告は現場を混乱させます。
出勤日の前日や当日に『シフトを変えたい』と申し出ると、他の従業員は大変。
誰かが代りに出勤しないといけないので、負担が重くなるんですね。
もちろん体調不良など”やむを得ない事情”であれば、バイト先も理解してくれるはず。
でもシフト変更の理由がプライベートなものであれば、『甘え』と判断されます。
直前にシフト変更したい場合は、その理由が店長や先輩が納得するものかを確認しましょう。
家庭の事情や体調不良など、急なアクシデント以外では急なシフト変更は報告しないほうがいいですよ。
② 固定シフトのバイトだとシフト変更は簡単ではない
固定シフトの職場だと、シフト変更自体も簡単ではありません。
1ヶ月単位で申告するバイトとは違い、半年~1年スパンでシフトを固定する職場ですね。
この場合は店長も他の従業員も、働く曜日・時間帯が決まっています。
だからあなただけシフト変更したいと言っても、受け入れてもらえない可能性もある。
シフトを相談する時期以外で『シフト変更したい』と言えば、店長から注意されることもあるでしょう。
この場合は次回の相談まで今のシフトを続けるか、別のバイトに切り替える方法があります。
急に休みをとる場合は、固定シフトだと難しいですね。
③ バイトのシフト変更が何回もあると迷惑!理由が遊びならなおさら
シフト変更自体の回数が多い場合も、注意されることがあります。
シフトが確定してからの変更は、多少なら職場の人も理解をしてくれるはず。
でもそれが何回も繰り返しシフト変更を申し出ると、『またか』と職場で不満が募ります。
その分だけ他の誰かが、あなたの出勤日に働かないといけないですよね。
そういった不満が店長の耳に届き、店長から怒られることもありえます。
なので原則としてシフト変更は、やむを得ない事情でのみ使いましょう。
遊びなどプライベートな理由で休みたいときは、申告時に伝えることが大事です。
- 学校のテストがある
- 臨時授業が入った
- 就職活動の選考がある
- 部活の大会に勝ち進む
もし何度もシフト変更を申し出る必要があるなら、職場との相性が悪い可能性もあります。
今後も続きそうなら今のうちにもっと働きやすいバイトに変えるという選択肢もありますよ。
- 直前での変更希望を出した
- 固定シフトで曜日や時間帯が決まっている
- 何度もシフト変更を繰り返す
バイトのシフト変更で怒られないために!何日前の報告が理想?
では先ほどの怒られる理由を踏まえて、次回以降の伝え方のコツを紹介します。
ポイントはできるだけ早く伝えること。
そして過去の傾向から、微妙な日はシフトを入れないことが重要になります。
① シフト変更はできるだけ早く!急用ならLINEも検討
出勤日に働けないことがわかったら、できるだけ早く報告しましょう。
1日でも早く報告すれば、それだけ店長も他のスタッフと交渉できます。
他のスタッフも事前にわかれば、スケジュール調整もしやすいはず。
なので職場の人を困らせないためにも、できるだけ早く店長に報告しましょう。
シフト変更など重要な連絡は、対面で伝えるのがマナー。
でもそれだとあなたと店長のシフトが重なる日まで、報告が遅れることになります。
そこで使う連絡手段がLINE(メール)。
LINEで要件を伝えつつアポをとります。
このように用件-理由-アポという流れを意識しましょう。
LINEやメールで用件だけでも早く伝えておくと、店長も心の準備ができます。
② 今後は出勤できるか微妙な曜日・時間帯はシフトを入れない
できるだけシフト変更自体を減らす工夫も考えましょう。
今までシフト変更を申し出た曜日や時間帯を思い返してみます。
そこに傾向があったり、共通点があったりしませんか?
- 金曜の夜は友達に誘われてバイトを休みたくなる
- 水曜は疲れが溜まってモチベーションが下がる
- 夜間のバイトを入れると2日くらいは疲れが取れない
このように休んだ日や、休みたくなる日の傾向を知る。
そうすれば次回以降のシフトを組むときに、その曜日や時間帯を外すことができます。
シフト変更の報告自体の回数を減らせますよね。
もしシフト自体を減らしたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
- LINEやメールと使い1日でも早く報告する
- 今後は休みそうな曜日はシフトを避けておく
バイトをシフト変更するときの伝え方は?理由が大事
次はシフト変更を対面で伝えるときのポイントを見ていきます。
言い方・理由・代案の3つを抑えておきましょう。
「申し訳ない気持ち」が伝わるよう切り出せば、店長も理解してくれるはずです。
① シフト変更したいときの言い方【例文】
店長には申し訳ない気持ちを伝えるのが大事です。
切り出し方・シフト変更の報告・お詫びの流れで伝えましょう。
まずタイミングについては店長が忙しそうにしていない時間帯を狙います。
「お疲れ様です。今お時間よろしいですか?」と切り出しましょう。
そして次はシフト変更の報告を行います。
店長が了承してくれたら感謝を伝えます。
ありがとうございます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
② シフト変更で怒られないためには理由が必要!嘘はダメ
店長が了承してくれるかどうかは、シフト変更の理由が関係しています。
遊びやプライベートな理由で、シフト決定後の変更を申し出ると反感を買うはず。
だから『それなら仕方ない』と思われるような理由が必要になってくるんですね。
- 体調不良
- 濃厚接触者になった
- 法事がある
- 部活など学校行事
- 就活など進路に関するもの
もしプライベートな理由でバイトを休みたいときは、シフト申請時の相談が無難です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
③ もしシフト変更を拒否されたら?代案
店長にシフト変更を断られたらどうすればいいのか。
まずは代案を提案してみましょう。
1つ目の代案はシフト交換になります。
バイトを休むのではなく、誰かとシフトを交換する。
これなら1ヶ月の出勤数が変わることもありません。
ほかのスタッフも『それなら代われる』と思ってくれるかも。
自分でLINEなどを使い誰かと交渉するのも良いですね。
2つ目の代案はシフト時間の変更になります。
例えば予定が入ったのなら、早くに出勤して早くに帰らせてもらうとか。
もしくは遅れて出勤する代わりに閉店時まで働くなど。
1日休むというより、どうしても働けない時間帯だけ外してもらうという交渉をしてみましょう。
- 切り出すタイミング⇒報告⇒理由⇒謝罪と順番で行う
- 店長の時間が空いている時間帯に切り出す
- やむを得ない事情であれば納得してもらいやすい
- 謝罪をして申し訳ないと思っていることを伝える
- 拒否されたらシフト交換など代案を出す
バイトをシフト変更してもらったと、怒られないための働き方
シフト決定後の変更は、できるだけ避けた方がいいです。
何度も繰り返し行えば、職場の人から不満が生まれるから。
そうならないためにも最後は、シフト変更後の過ごし方を見ていきましょう。
普段の過ごし方を意識すれば、次回以降もシフト変更しやすくなりますよ。
① シフト変更してくれた人への感謝を言葉にする
次回に出勤したときは、まず最初に代わりに入ってくれた人に感謝を伝えます。
あなたの代わりに出勤した人や、残業をした人がいればお礼をしましょう。
その人がいなければ、あなたはシフト変更ができなかったかもしれません。
まず最初にお礼を伝えるのが重要なポイント。
それだけ真剣に感謝していることが伝わります。
② バイト中は真面目に働けば信頼が貯まっていく
当たり前ですが真面目に働くのも大事です。
信頼が集まればシフト変更したいときも、『彼のことだから理由があるのだろう』と納得してもらいやすい。
不真面目になるような言動は避けましょう。
- 遅刻をする
- 無断欠勤をする
- お客と揉める
- 何度も同じミスをする
- 仕事を覚える気がない
真面目にコツコツと働いていれば、店長も急に怒ることはなくなるはず。
印象は簡単に良くはならないけど、一気に悪くなる可能性はあります。
それを忘れないように、日頃から真面目に働くようにしましょう。
③ 誰かがシフトに困っていたら代わりに助けてあげる
次はあなたが助ける側に回るというのも大事です。
誰かがシフトで困っていたら、積極的に交代してあげましょう。
そうすれば、次はあなたがその人に助けてもらえるかもしれません。
シフトはこのように職場全員で助け合いながら埋めていくもの。
今後またシフト変更する場面があっても、気まずくならないために。
助けられる余裕があるときは、誰かを助けてあげられる人になった方がいいですよ。
- 代わってくれた人にお礼を伝える
- 真面目に働き信用を貯める
- 余裕があれば誰かを助ける側に回る
バイトのシフト変更で急が続いて申し訳ないときは辞めることも検討
今回はバイトのシフト変更で怒られる原因をお話ししました。
急なシフト変更や、何度も頻繁に休もうとする行為は反感を買う恐れがあります。
なのでできるだけ早く伝えること、そして職場の人が納得できる理由で休むようにしましょう。
もし急なシフト変更が今後も続きそうなら、今のバイト先を変えるという選択肢もあります。
もっと自由にシフトを決められる働き方もありますよ。
バイトを辞める方法や、ゆるく働く方法は以下の記事が参考になります。