バイトをしていると、突然にクビを宣告される大学生がいます。
長期バイトだとお互いの希望する出勤が合わなくなることもある。
それに大学生側の問題行動や、お店側の強引な解雇というケースもあります。
そこで今回は『バイトをクビになる大学生の特徴や対応』について解説。
不当解雇かの基準や、クビになる大学生の特徴を見ていきましょう。
そして最後に二度とクビにならないために、あなた自身と相性の良い求人の探し方も紹介します。
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バイトをクビになる大学生の特徴とは?3パターン
大学生がバイトをクビになるときは、以下の3つのパターンが多いです。
あなた自身はどれに心当たりがありますか?
① バイト先の仕事ができない!大失敗して損失を出した
バイト先で著しく仕事ができないと、クビにされることがあります。
もちろん少しくらい苦手な仕事があるくらいは許容範囲。
新人であればミスをしても当たり前だし、真面目に働いて少しずつ仕事を覚えていけば良いです。
ただ極端に仕事ができないと問題視されるんですね。
それによりお店の損失や、他のスタッフへの負担に繋がるがらです。
- 接客態度が悪くクレームがくる
- 身だしなみのルールをいつも守らない
- 無断遅刻が多い
- 無断欠勤を繰り返す
あとは必要最低限の仕事ができないときも危険です。
例えば接客業なのに、お客さんと会話ができないとか。
パソコン作業があるのにタイピングもできないなど。
このように著しく仕事ができないと、クビを宣告される可能性は高くなります。
② 今のバイト先で働けなくなったら解雇される
今の職場で働けない状態になるとクビになることがあります。
これにはお店側の事情と、あなた側の事情の2つがあります。
お店側の事情でいえば、経営状態が悪くなったこと。
長期的に経営不振となれば、アルバイトを雇う余裕もなくなります。
少人数態勢に変わったり、本部から従業員を減らすよう指示されたら、誰かをクビにするしかありません。
また大学生であれば、あなたの授業スケジュールも関係してきます。
面接当時はお互いの希望する日程が合っていた。
でも学年が進むにつれ、お店側が人材不足の曜日や時間帯に、あなたが出勤できなくなった。
特に出勤できるシフトが減ると、別の新人を採用した方がお店側によって都合がよくなります。
- お店側の経営不振
- あなたの学校のスケジュール変更
こういった理由で働けなくなり、バイトを辞めるパターンも多いです。
もともと大学生が長期で続けにくいアルバイトもありますし。
③ バイト先で問題行動をしたら解雇されても当然?
当たり前ですが、問題行動を起こしてもバイト先をクビになります。
お店に損失を出したり、イメージを損なう言動をすれば解雇されても文句は言えません。
- お店の商品を盗む
- レジのお金を盗る
- プライベートで犯罪を犯した
- 仕事中に悪ふざけしている様子をSNSに投稿
また勤務態度が悪く人間関係が悪化するのも危険です。
他の多くの従業員からクレームが入ると、店長も解雇する方向に傾きやすいから。
このように大学生がバイトをクビになるときは、3つの原因が考えられます。
ではクビに納得がいかないときや、解雇されること自体の違法性はないのでしょうか?
- 仕事が全くできない(勤務態度や遅刻)
- 働けなくなった(経営不振や出勤数減)
- 問題行動をした(お客と揉める,SNSへの投稿)
バイトをクビに!大学生側が納得いかないときの違法性について
あなた自身も今の職場に不満があったのなら、そのまま辞めても構いません。
でも解雇に納得いかないときは、不当解雇ではないか確認した方がいいですね。
① バイトを突然クビにされると違法なの?
原則として雇い主はバイトを自由にクビにする権利はありません
これは労働契約法で明記されています。
労働契約法第十六条
引用元:e-gov 法令検索
解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。
ただ先ほどの3つのパターンのような、”正当な理由”であれば解雇もできます。
- 懲戒解雇…犯罪など社会的に重大な違反行為があった場合
- 普通解雇…無断欠勤や仕事のミスが著しく目立つ場合
- 整理解雇…業績悪化など人員整理を目的の場合
心当たりがあれば、クビと言われても文句は言えません。
でも不当だと思ったら、次のような対策が取れます。
② バイトをクビにされたときは不当解雇かを見極める
まだ今のバイト先で働きたいなら、店長にクビになった理由を聞いてみましょう。
そしてその理由が合理的であるかを判断します。
例えば1回の遅刻や欠席でクビになるのはやりすぎ。
何回も注意されても改善しない場合は仕方ないですが、数回であれば不当解雇の可能性が高まります。
もし基準がわからない場合は、総合労働相談コーナーや労働基準監督署で相談してみましょう。
参考⇒総合労働相談コーナー
③ バイトをクビになったらその月のお金はもらえる?
ちなみにクビになったとしても、それまで働いていたバイト代はもらえます。
クビになったからといって、その月のバイト代が出ないわけではありません。
バイト先はバイトが働いた分の給料を、ちゃんと支払う義務があります。
給料日前にクビだと言われたら、その後で働いた分だけ給料が振り込まれているか確認しましょう。
もし給料日になっても振り込まれない場合は、お店に電話して聞いた方がいいです。
二度とバイトをクビにならないための大学生向けの仕事選び
最後は二度とバイトをクビにならないための、バイト選びを見ていきます。
バイトをクビになる原因は、『仕事ができないこと』と『働けなくなること』。
つまりあなたに合った仕事と、大学生活と両立しやすい職場を探す必要があります。
① 大学生が取り組みやすいバイトって?仕事内容の相性を見よう
まずは取り組みやすい仕事を選びましょう。
アルバイトといっても、仕事内容はたくさんあります。
定番は接客業ですが、接客業はどうしても臨機応変な対応が必要。
混雑するとテンパるし、向き不向きがハッキリわかれる仕事になります。
もし接客が苦手なら作業系のアルバイトを検討しましょう。
初日に仕事を教えてもらえば、すぐに覚えられるようなバイトもありますよ。
- 商品の検品
- 荷物の仕分け
- ピザ屋の宅配
人と接するのが得意か、目の前の作業をコツコツやるのが得意か。
あなたの得意分野で仕事を選べば、戦力として活躍できます。
そんな人材をクビにする職場はありません。
もし大学内で出会いがない場合は、以下の記事も参考にしてください。
② 大学生活を優先させながら働けるバイト!シフトの相性
大学生活と両立しやすい職場環境が理想です。
例えば家や大学から近い方が、長期バイトには適してしますよね。
それにシフトも雇用主が働いて欲しい時間帯と、あなたが働きたい時間帯がマッチしている方が良い。
求人サイトを見れば、希望するシフトに関してお店側が条件を出しています。
できるだけ働きやすい環境か事前に確認してから応募しましょう。
- 週1からOK
- シフト自由
- 土日歓迎
出勤数が少なくても構わなかったり、土日に出勤してほしいお店は大学生と相性が良いです。
ただ学業か部活かなど、大学生活の何と両立させたいかで微妙に変わるので注意しましょう。
③ バイトをクビにならないための働き方とは?
戦力になるし、希望する出勤数を満たしてくれる
これだけで雇用主が従業員をクビにする理由はなくなります。
最後に注意したいのは問題行動について。
特に最近では気軽にSNSに投稿して、社会的な問題に発展するケースが多いです。
なのでバイト先のことは店舗が特定されるようなSNS投稿はしないのが無難。
あとは無断欠勤などは辞めて、きちんとホウレンソウ(報告,連絡,相談)を意識すること。
人間関係で不安があるなら、候補に挙がったバイト先を下見すると良いですよ。
お客さんとして利用すれば、どんな人が働いているか、あなたの目で確認できます。
- 接客系が作業系か得意な方を選ぶ
- シフトの負担が少ない求人を選ぶ
- SNS投稿など問題行動を避ける
バイトをクビになることはある!大学生なら新しく始めることも簡単
バイトをしていたらクビになることも全然あります。
私も営業系のバイトをしていましたが、成約が1本も取れず契約更新されませんでした。
また仕事ができない以外でも、経営不振や授業スケジュールの変更などで働けなくなることもあります。
なのでクビになったからといって社会不適合者だと悩む必要はありません。
次は仕事内容とシフトの相性を意識して、新しいバイトを選びましょう。
もし体力的に楽な仕事や、精神的に楽な仕事をしたいなら、以下の記事も参考にしてくださいね。