バイトの固定シフトを辞めたい
バイトの時間を、曜日や時間帯を決めた方が働きやすいと思っていた。
それなのに実際に働いてみると、休みにくいときや体力的にキツイことが判明。
このように固定シフトが合わないと感じたとき、どのように対応すればいいのでしょうか。
今回は『固定シフトのバイトが辛いと感じたとき』の対処法を考えて行きましょう。
固定シフトのメリットとデメリットを確認して、本当に辞めるかを決断します。
固定シフトが合わない人は、次はどのようなバイトを選べばいいかもお話ししますね。
バイトが固定シフトで辞めたいと思うキッカケ
事前にバイトする曜日や時間帯が決まってた方が働きやすいはず。
そう思って応募したのに、なぜ固定シフトが合わないと感じるのでしょうか?
実際に辞める人の原因は、次の3つの”働きにくさ”にあります。
あなたが以下の3つのうち、どれか1つでも当てまれば、他のバイトの方が働きやすいと言えるでしょう。
① 固定シフトだとテスト期間や夏休みにシフト数を調整できない
固定シフトは1週間のうち、働く曜日や時間帯が固定されています。
なので学生でバイトをしていると、学校の時期によって働きやすさが変わるんですね。
例えばテスト期間などは、勉強したいのにバイトをしないといけないのでキツイ。
逆に夏休みは暇なのに、バイトのシフトを増やして稼ぐことができない。
学生さんの場合はバイトを増やしたい時期と、減らしたい時期があるはず。
そういったシフト数の増減を調節できないのが固定シフトの辛いところです。
② 体がだるいなどでも急なシフト変更ができない?
長期バイトであれば、急に予定が入ったり体調の変化で働けなくなることもあるでしょう。
シフト申告制であればギリギリの段階でも、シフト調整が可能になるかもしれません。
でも固定シフトであれば、急なシフト変更が難しいケースが多いです。
体調不良などでやむを得ない理由を除いて、気軽にシフトを変えることができないんですね。
シフト申告も半年~1年スパンだと、どうしても予定を立てづらいです。
急なアクシデントや予定が入ったとき、固定シフトだと働きづらいのがデメリット。
③ 想像よりきついとわかってもバイトを休みにくい
学校やプライベートを考えて週4日くらいなら働けるかな。
こう判断して週4のシフトにしたけど、想像よりきつかった。
このように想像と現実のギャップがあった場合も、固定シフトだとしんどい時期が続きます。
なぜなら急にシフトを減らすことができないから。
1ヶ月ごとの申告制であれば、『来月は少しシフトを減らそう』など調整は簡単。
でも固定シフトだと、最初に提出した希望をそう簡単に変更することはできません。
なので最初の申告に関しては、少し”物足りないかな”というくらいが理想なんですね。
体力的にギリギリ働けるくらいの時間を希望すると、それを続けるのが大変になります。
休みすぎると次回の契約に支障がでるかもしれませんし。
- 時期によってシフト数を調節しづらい
- 急な予定が入ってもシフト変更できない
- 最初に張り切りすぎて続けられなくなる
固定シフトのバイトを辞めたいとき!本当に退職する前の確認事項
どんなアルバイトでも悩みはつきものです。
ただ体力的やスケジュール的に働けなくなれば、バイトを無理に続ける必要もありません。
では本当に固定シフトのバイトを辞めるべきか。
次の3つの事項を先に確認しておきましょう。
① 固定シフトのメリットよりデメリットが大きいか?
まずは今のバイト先のメリットとデメリットを、もう一度考えて行きましょう。
紙に箇条書きでまとめていくと、メリットとデメリットを比較しやすいですよ。
- ペース配分がしやすい
- ルーティーンが作れる
- バイト代が固定される
- 急な予定が入るときつい
- プライベートよりバイトを優先する
- 夏休みにもっと働きたい
- テスト期間は休みたい
- 就活の予定がいつ入るか不明
② 固定シフトのデメリットは解消できないか相談してみる
メリットはそのまま受け取って問題ありません。
何とかしたいのは、今のバイトを続けるデメリットになります。
そこで次は先ほどのデメリットを解消できないか考えてみましょう。
例えばテスト期間は事前に決まっているので、その時期だけシフトを減らせないか相談してみる。
夏休みで暇なときは短期バイトを掛け持ちすれば、固定シフトと組み合わせやすいですよね。
このように店長に相談したり、自分で対処法を考えて行きます。
もし少しでもデメリットが減らせるなら、今のバイト先を続ける価値は出てくるはず。
逆にプライベートを優先したかったり就職活動を控えている場合は、固定シフトのバイトは向いていません。
そのデメリットを解消するのは難しいので、他のバイトを探した方が良さそうです。
③ 固定シフトでバイトを増やすことは可能!減らすのは難しい
もし固定シフトのバイトを続けるのが難しいなら、早めに退職の意志を示しておきましょう。
法律上は2週間前に報告すれば辞めることはできます。
ただ固定シフトの職場は、シフトが完全に決まっているので途中で抜けられると大変。
なので1ヶ月ほどの前もって伝えることで、職場も対策を打つことができます。
新しい新人を採用して仕事を引き継ぐのも、1ヶ月あれば十分でしょう。
固定シフトのバイト先の悩みは、解決できるものとできないものがあります。
もしシフトを増やしたい時期があるなら、掛け持ちで対応することが可能。
ですがシフトを減らしたいときは、そもそも了承を得られるかもわかりません。
その場合は相談の上でバイトを退職することも検討しましょう。
- 今のバイト先のメリットとデメリットを書き出す
- デメリットを解消できる方法を考えてみる
- 例えばシフトが少ないなら掛け持ちバイトで対応可
- でもシフトが多い時は調整が難しいので辞めることも検討
- 1カ月前から報告すれば円満退職しやすい
バイトの固定シフトを辞める!次のバイトってどんなものがいいの?
最後は固定シフトが合わなかった場合、次はどんなアルバイトがいいのか。
似たようなバイトを選んだら、また同じ悩みを持つことになりますよね。
そうならないために、どんな働き方を選べば良いのでしょうか?
① シフト申告制・シフト自由のバイトなら働きやすい
シフト自由のアルバイトであれば、マイペースに働くことができます。
働く曜日や時間帯を自分で決めることができる。
これなら急な予定が入っても対応できますし、暇な時期はガッツリ働けますよね。
求人サイトの条件指定を使えば、シフト自由のバイトを見つけやすいです。
家から通える範囲内にあるのかだけは調べて見ないとわかりません。
接客以外の職種も多いので、人見知りさんでも応募しやすいですよ。
② バイトではなくフリーで働く方法もある
アルバイト以外で稼ぐという方法もあります。
例えば最近はフードデリバリーが一般化してきました。
出前館などに登録して、働きたい曜日だけ働く。
このスタイルでも自分のペースで働けますよね。
注意したいのは、仕事をしないと給料がもらえないこと。
アルバイト契約であれば、どれだけ暇でも時給が発生します。
ですがフードデリバリーだと、いくらスタンバイしても注文がなければ0円。
なのであなたが働ける地域でフードデリバリーの需要があるかが需要なポイントとなります。
もしくは在宅ワークに取り組むという方法もあります。
こちらもアルバイトではありませんが、月5万円ほどなら稼げる案件も多い。
PCがあればスキル不要・未経験でも応募できる案件はありますよ。
- アンケートに回答
- YouTubeの文字起こし
- データ入力
在宅ワークであれば30分ほどスキマ時間があれば取り組めます。
通勤時間も0分ですし、人と接するのが苦手な人はおすすめです。
③ 続けやすいバイトと短期案件を組み合わせる
複数のバイトを掛け持ちするという選択肢もあります。
例えば長期バイトは続けやすさを優先すること。
週1~週2くらいでも受け入れてくれるバイトを探します。
そしてあとは暇な時期に合わせて、掛け持ちでバイトをするんですね。
1日だけ働く単発バイトや、数日だけ働く短期バイトを検討しましょう。
また先ほどお話ししたフードデリバリーや在宅ワークも掛け持ちしやすいはず。
このように長期バイトはシフトをあえて減らしておく。
余裕がある分を他のバイトで補うという働き方もありますよ。
これなら忙しい時期でもバイトが負担になる心配はありません。
- シフト自由のバイト
- フードデリバリー
- 在宅ワーク
- 週1~週2で働けるバイト
固定シフトのバイトは相性がある!合わない場合は無理をしない
固定シフトは決まった曜日と時間帯に働けるバイトです。
なので毎月のバイト代が安定するし、ペース配分がしやすいのがメリット。
一方でプライベートの予定が入ったり、急なスケジュール調整には不向きです。
そういった状況が多いなら、固定シフトの働き方は向いていないでしょう。
無理に続けていると体力的にも辛いはず。
そんなときはシフトの融通が利くバイトを検討してはいかがでしょうか?
シフトの融通が利くバイトであれば、遊びで休むことも簡単ですよ。