“バイト=時間の無駄”というわけではありません。
ただダラダラ働いたり、目的もなく続けるアルバイトは意味がないです。
大切なのは目的をもってアルバイトをすること。
今回は時間の無駄になる働き方や、バイトの恩恵を紹介します。
バイトをするか迷っている人におすすめの、実験的な働き方もありますよ。
バイトは時間の無駄?目的がないのと意味がなくなる
何となくバイトをしているのは意味はあまりありません。
もちろんバイト代は稼げるし、趣味や遊びに使えるお金は増えるでしょう。
ただ『バイト=自分の時間を売る』という点では、以下のような働き方は危険です。
① 高校生で勉強せずバイトするのは時間の無駄
学生が最優先にするのは勉強時間の確保です。
大学受験するならもちろん、卒業するためのテスト勉強も大事ですよね。
そんな勉強時間を削ってまでアルバイトをするのは無駄。
- バイトしすぎて成績が落ちた
- バイトしたから受験に落ちた
このような結末になると笑えませんよね。
なので高校生がバイトするときは高校生活に支障が出ない範囲内で働くことを意識しましょう。
出勤数が少ないバイトや、夏休みだけの短期バイトなどが働きやすいです。
② 大学生も”勉強⋙アルバイト”!就活中もバイトしないほうがいい
大学生も最優先すべきは勉強です。
バイトを優先して留年したり、単位が足りず卒業できなかったら大問題。
あと就活中もアルバイトは控えた方が良いですね。
確かに就活資金を考えるとバイトを継続した方が安心です。
ただバイトと面接がブッキングすることもあるし、スケジュールを組むのが難しいんですね。
大学3年になったら就活資金を貯めながら、バイトを辞めるタイミングを計りましょう。
③ なんとなくバイトするのは時間の無駄
アルバイトをするなら先に目的があるはずです。
逆に目的もなく、漠然とアルバイトをするのは時間の無駄。
- 趣味に使えるお金を増やす
- 一人暮らしの初期費用を貯める
- 興味がある業界で働きたい
- 学校以外の交流が欲しい
お金は貯まるかもしれませんが、10代~20代の時間を削ってまでやることではありません。
学校生活・人間関係など、今しかない時間に集中した方が後悔も残りません。
『周りもバイトしてるから何となく』という程度の動機では、お金稼ぎ以外のメリットはないでしょう。
④ バイト代の使い道が極端なのももったいない!遊ぶ資金や貯金のバランス
アルバイトのメリットの一つは、使えるお金が増えることにあります。
働く⇒お金をもらう⇒お金を使う
社会人になると誰もが体験することを、バイトを通して練習できるんですね。
なのでバイト代の使い道が極端なのは、もったいないと言えます。
- バイト代を全額、遊びに使う
- バイトして遊ばないで全額貯金する
このようにバイトがないと続けられない生活をしたり、逆に全額貯金するのは危険。
社会人でも貯金できない人や、ケチすぎる人が人生を楽しめない人は大勢います。
バイトをするなら、バイト代をどのように使うかも意識するといいですよ。
⑤ 自分に合わないバイトを続けるのは苦痛だし時間の無駄
目的を持ってバイトをしていても、相性が悪い仕事をするのも問題です。
確かに接客など苦手意識があったものが、仕事を通して克服できることはあります。
ただ基本的に仕事というのは自分の得意なことを活かす場所。
- 人と関わるのが好きな人は接客バイト
- コツコツと取り組むのが好きな人は事務系のバイト
このように自分の適性に合わせたバイト選びをしないと、必要以上のストレスをかかえることになります。
相性が悪い仕事をすることで生まれるストレスは、無駄と言えるでしょう。
- 本分とバイトのバランスが悪いとき
- 周りに合わせてバイトを始めるとき
- 自分に合わないバイトを続けるとき
バイトを時間の無駄にしたくない!働く目的を明確にしよう
全く同じ職場で働いていても、従業員の満足度は変わります。
有意義な時間として過ごす人もいるし、稼ぐだけが目的の人もいるでしょう。
バイトを時間の無駄にしないために必要なのは、働く目的をハッキリさせること。
実はバイトはお金を稼ぐ以外にも以下の5つの恩恵があります。
この5つの中から、あなたの働くモチベーションはありませんか?
① バイトで働く体験ができる
アルバイトのメリットの一つが仕事を体験できること。
社会人になると就職をして働くことになります。
ただ希望していた仕事が、実際にやってみるとイメージと違うなんてことも。
こんなときに『じゃあ辞めます』とすぐ辞めれないのが大人の現実。
その点アルバイトなら正社員と比べて自由に職場を変えることができます。
働くという体験を社会に出る前にできるのは貴重な体験。
私もバイト先で怒られたときに『働くという認識が甘かったな』と思うこともありました。
それが成長のキッカケとなり就職活動や仕事で活かせるんですね。
なのでバイトをするか迷っているなら、一度は働く体験をするのがおすすめ。
② 就職したい業界でバイトができる
なりたい職業や、やってみたい仕事があるなら、同じ業界でバイトすることができます。
全く同じ仕事はできませんが、同じ業界で働き、その人たちの働き方を見ることは可能。
- アパレルで働きたい
- 自分の飲食店を開きたい
- ウエディングプランナーになりたい
こういった目標があるならアルバイトやインターンシップなどで、その業界で働けます。
アルバイトしながら稼いで、本当にその業界が自分に合ってるのかを確かめることができる。
バイト選びと将来の夢を結びつけると、時間の無駄になることもありません。
③ 学校以外の同世代との交流が生まれる
アルバイトのメリットは仕事の体験だけではありません。
職場で働けば人間関係も生まれます。
- 同世代で学校以外の友達ができる
- バイト先で恋人ができる
- バイト先の先輩後輩の関係が生まれる
このように学校以外の場所で、人間関係が生まれます。
実際にバイト先で恋人ができることも多いのも事実。
同世代で全く違う価値観の友達ができるのも貴重な体験ですよ。
④ 働く大人を見て将来の社会人像を描ける
職場の人間関係は同世代との繋がりだけではありません。
一回りも二回りも年上の大人との交流も生まれます。
今まで親や教師といった大人としか接してこなかったなら、貴重な体験になります。
大人の中でもダラダラ働いている人もいるし(笑)、仕事人間で働きづめの人もいます。
いろんな大人を見ることで『こんな風になりたい』と将来の人物像が描けますよ。
⑤ バイト代を使って自己投資ができる
アルバイトは『お金を稼ぐ経験』もできますが、『お金を使う経験』も踏めます。
バイト代が月5万円なら、その5万円をどう使うかで悩めるんですね。
貯金とプライベートの割合をどうするか。
これは社会人として働いた後も大切になる金銭感覚です。
私のおすすめはバイト代を使って自己投資をすること。
将来の夢に関する本を買ったり勉強をするお金に使えば、バイトも時間の無駄にはなりません。
貯金・趣味・自己投資
バイト代をどのように振り分けるを考えるのは、良い経験になりますよ。
参考⇒大学生がすべきバイト代の使い道5選!何に使うのが正解?
- “働く”という体験ができる
- 将来の夢に関する業界で働ける
- 学校以外の同世代の人と出会える
- 親や教師以外の大人と出会える
- お金を使う練習ができる
バイトが時間の無駄か迷うとき!リスクが低い働き方をしよう
- バイトに少し興味がある
- でも時間の無駄ではないのか?
このように悩んでいるなら、実験的にバイトをしてみましょう。
実はアルバイトの中にも、リスクが低い働き方があるんですね。
長期契約のバイトはすぐ辞めるのは難しいです。
でも以下のような働き方なら、自由にバイトするかを決めることができますよ。
① 実験として1度だけ単発バイトをする
バイトが時間の無駄なのか確かめたい。
そんなときは1日だけ働く単発バイトがピッタリです。
単発バイトなら暇な日だけ、1日の契約で働くことが可能。
- バイトが面白いと思えば長期バイト探す
- バイトが無駄だと思ったらそれで辞める
このように単発バイトを実験として使うことができます。
注意したいのは単発バイトは簡単な仕事が多いこと。
すぐできるような仕事なので『楽だけど単純作業でつまらない』となりがちです。
単純作業への不満があるなら、夏休みを利用した短期バイトも検討しましょう。
短期バイトなら仕事も少し複雑になるし、職場の人間関係も生まれやすいですよ。
② 時間がないなら在宅バイトでもいい
『アルバイト=外で働く』というイメージは違います。
今はパソコンがあれば自宅でアルバイトすることも可能。
特にコロナ以降はスキル不要の仕事のニーズも増えてきています。
在宅バイトは時間がないけど稼ぎたいという人にピッタリ。
ただ職場の人間関係などは生まれないデメリットもあります。
【結論】バイトが時間の無駄になるかは、あなたの目的次第
バイトには意味があるかないか。
この論争は昔から続いているし、ハッキリとした答えはありません。
なので迷っているなら、一度あなた自身でバイトを始めるしかないんですね。
アルバイトをすれば『働く⇒お金を使う』という体験ができます。
単なるお金稼ぎにしか感じないなら、バイト以外のことに時間を使った方が良いでしょう。
ただ働くことでの満足感や、職場の人間関係に新鮮さを感じるなら続ける価値はあります。
もしいきなりバイトをするのが不安なら単発・短期バイトや在宅ワークもおすすめ。
単発バイトや在宅ワークなら自由度が高いし、嫌なら続けなければいいだけ。
一度アルバイトをすれば、あなたの『バイトは無駄か論争』に答えが出ますよ。