カラオケバイトに顔採用はありません。
ただ接客をする上で、必要とされている人材は決まっています。
明るくてハキハキと行動できる人を求めていますし、清潔感も必須。
今回はそんなカラオケバイトの面接対策について見ていきましょう。
カラオケのバイト面接で落ちる人の傾向や、志望動機などの対策を解説。
カラオケバイトで必要な人物像に合わせる努力をすれば、採用率を上げることができますよ。
カラオケのバイトは顔採用ある?結果的に美男美女が多い説
カラオケバイトには顔採用はありません。
個人経営の飲食店などであれば、店長が好みで採用・不採用を決めることもあるでしょう。
ただチェーン店が基本のカラオケバイトでは、顔よりも重要なポイントがあります。
① 24時間365日のカラオケ店ならシフトの積極性が最優先
カラオケ店は深夜も、お店を開いている店舗が多いです。
土日祝日や年末年始も混雑するし、常に従業員が働ける準備が必要。
なので面接で一番重視しているのが、シフトへの積極性です。
お店側が人材不足の曜日や時間帯に入れるか。
そして土日祝日など繁盛期にも、出勤してくれるかを見ています。
逆に言えばどれだけ優秀な人材でも、シフトが合わなければ採用されません。
イケメンや美女でも、希望するシフトが少なければ採用率は低くなります。
参考⇒カラオケのバイトに向いている人の特徴は?陰キャでも可能?
② カラオケスタッフは外見も重要?接客業なので顔より雰囲気が大事
なぜカラオケスタッフは、美男美女のイメージが強いのか。
それは面接で清潔感などを重視しているからです。
カラオケバイトは、フロア・ホール・キッチンで募集していることが多いんですね。
その中でお客さんと接するのがフロアとホール。
なので清潔感がなかったり、明るくハキハキ受け答えできないと面接で落とされる確率が高いんです。
- 爪が長い
- ファッションが奇抜すぎる
- 髪が長くてボサボサ
採用されるのは清潔感があって元気な応募者。
そういった店員さんに接客を受けていると、相手に好印象を持ちますよね。
なので『カラオケ店=雰囲気が良い人が働いている』というイメージになります。
③ カラオケバイトは年齢層が若い?男女比はバラバラ
カラオケバイトに美男美女が多いイメージがあるのは、スタッフの年齢層も関係しています。
深夜も働いて欲しい場合は、高校生や主婦は不可。
結果的に学生やフリーターなどの年齢層に偏るんですね。
その中で接客業や調理に向いている人を採用していきます。
若い世代が働いているので、『顔採用しているの?』と勘違いしやすいということ。
男女比についても、基本的に1:1になっている店舗が多いです。
ただ治安が悪い場所などは、男性の割合が多くなっていることも。
- 顔で採用しているわけではない
- まず大前提はシフトの積極性
- その上で明るさや元気の良さで判断している
- 結果的に若い世代が多く採用される
- なので美男美女が多いイメージが付く
カラオケのバイト面接に落ちたのはなぜ?不採用になる原因
カラオケのバイト面接に落ちたのなら、考えられる原因は2つ。
『顔が悪かった』などで自己完結してしまうと、次の面接でも採用率が低いままですよ。
① カラオケバイトはシフトが合わないと受からない
カラオケバイトは能力やスキルよりも、まずシフトに注目されます。
お店側が求めるシフトに合わせられないと、採用は難しいでしょう。
他の応募者が積極的にシフトを希望したら、あなたを採用する理由もなくなってしまいます。
- 従業員が足りない曜日や時間帯に出勤できるか
- 土日祝日にも出勤できるか
- 年末年始やお盆は実家に帰らないか
- 深夜・夜勤も働けるか
もちろん面接では、嘘をつかずに正直に答えた方がいいです。
それでも『週3日以上は働きません』など、自分の都合だけを押し通すと採用されにくいのが現状。
② バイト面接で落ちたら第一印象の誤解を与えたかも
シフトはたくさん希望したのに落ちた!
そんなときは接客業に向いていないと判断された可能性が高いです。
先ほども言った清潔感や人柄などを、1回の面接で判断されるんですね。
なので第一印象で誤解を与えてしまうと、採用されづらくなります。
- 清潔感がない
- 髪がボサボサ
- 爪が長い
- 服がシワだらけ
- 敬語が使えない
- 面接に遅刻した
- 履歴書の字が汚い
アルバイトの面接対策は事前の準備で解決できます。
服装などに気を配って、最低限の敬語を使えば問題ありません。
ただ遅刻したら受からないので、当日は面接時間だけは気を付けましょう。
③ カラオケ面接に落ちたら残された選択肢は2つ
面接に落ちたあと、残されている選択肢は2つ。
まず1つはカラオケバイトの面接に再チャレンジすること。
カラオケ店は店舗にこだわらなければ、いろんな地域で求人が出ています。
違う店舗や別の会社の求人に応募すれば、次は受かるチャンスが残っているんですね。
2つ目の選択肢は別のバイトに切り替えること。
マイペースに働きたいなど、自分のシフトを優先したい場合はカラオケ店は向いていません。
シフト申告制のバイトなど、働きたい曜日に働ける職場の方がストレスはないでしょう。
同じ店舗に再応募することもできますが、一定期間を開けないと意味はありません。
参考⇒バイトは落ちたところにもう一度、応募できる?再応募マナー
- シフトの出勤数や曜日が合わない
- 第一印象で接客に向いていないと判断された
- 他の店舗で再挑戦するか、受かりやすいバイトに応募する
カラオケバイトで落ちる未来を回避!受かる方法はあるのか?
最後はこれからカラオケバイトの面接を受ける場合の対策について。
これまでの話を復習していけば、落ちる未来を回避できますよ。
① カラオケバイトの採用率は?オープニング求人なら受かりやすい
カラオケバイトは人気バイトの1つです。
なので求人を出せば、複数人から応募があるのが当然。
1人しか採用しないのであれば、応募者のほとんどは不採用となりますよね。
なので人気バイトゆえに、採用率は高くないんですね。
もし受かりやすさを優先するなら、オープニングスタッフを探してみましょう。
オープニングスタッフなら、一斉に大量採用するので受かりやすいです。
客層や混雑度などを下見できないのがネックですが、採用率は他の店舗より高いでしょう。
複数の求人サイトを使って、応募できるカラオケ求人がないか探してみてください。
応募するときは、採用されたらお祝い金がもらえる求人サイトを使うとお得ですよ。
② カラオケの面接対策【前日まで】!格好や志望動機を準備
応募して面接日が決まったら、3つ準備しておきたいことがあります。
まず1つ目は面接当日に着ていく服装。
清潔感を保ちながら、無難な格好をするとマイナス評価を避けることができます。
- 白シャツ
- 黒や紺のチノパン
- 丈の長いスカート
- ヒールの低いパンプス
髪型や髪色は募集要項に書かれている指定に合わせます。
髪型はまとめておくと、採用担当者はあなたが職場で働いている様子をイメージしやすいですよ。
2つ目に用意したいのは履歴書。
履歴書に不備があると、『ルーズな性格なのかな?』と判断されてしまいます。
- 誤字脱字はないか
- 折り目やシワがないか
- 志望動機など空欄はないか
- ボールペンで書いているか
3つ目は志望動機。
バイト面接でも必ず聞かれる志望動機は、事前に回答を用意した方が焦らずに済みます。
正直に応えすぎると相手を嫌な気分にさせてしまうこともあるので注意。
本音と建て前を意識して、志望動機を考えて行きましょう。
“カラオケが好きだから”という理由は、志望動機にはなりません。
なので利用する側の意見ではなく、提供する側の意見に書き換えると良いですよ。
③ カラオケのバイト面接!当日はシフトの交渉をしよう
当日の面接はお店側が求めるシフトにどれだけ合わせられるかが重要になります。
そうはいっても嘘をついて、『いつでも入れます』などを言うのはダメ。
採用されてから『話が違うじゃないか!』と相手に怒られてしまいます。
大切なのはシフトの歩み寄り。
自分の意見を伝えつつ、『ここまでは歩み寄れる』という姿勢を見せましょう。
カラオケのバイトは深夜も働きますが、混雑するわけではありません。
お客が少ない地域であれば、比較的に楽に働いて稼げますよ。
- 採用率ならオープニングスタッフが良い
- 服装・履歴書・志望動機は事前に決めておく
- シフトは正直に伝えつつ歩み寄りを見せる
カラオケのバイトは落ちることもある!ある程度は仕方ない
カラオケのバイトは人気なので、応募しても落ちることはあります。
複数の応募者がいれば、たくさんシフトに入れる人が有利なのは変えられません。
シフトはお店側と応募者側で相性があるので仕方がないんですね。
ただカラオケの求人は他にもたくさん出ているはず。
なので他の店舗で再チャレンジしやすいというメリットはあります。
再応募するときは服装や履歴書などで、マイナス評価を受けないように気を付けましょう。
当日にシフトについて聞かれますが、できるだけ歩み寄れる姿勢を見せると好印象に繋がります。
カラオケバイト自体は大変なこともあるし、辛いと感じる人もいます。
ただ同世代でコミュニケーションを取りながら働けるので、充実感を味わえますよ。