一人暮らしの大学生はバイト選びを慎重にすべきです。
間違った選び方をすれば金欠になるし、大学生活との両立も難しくなります。
そうならないためにも、今から一人暮らしの大学生向けのバイト選びとおすすめバイトを紹介。
- 失敗しないためのバイト選びの基準
- 一人暮らしの大学生向けのおすすめバイト
- 大学生には不向きのアルバイトの共通点
この3つのポイントを押さえれば、大学生活とバイトを両立しやすいです。
では最初は大学生のアルバイト選びの基準についてみていきましょう。
大学生が一人暮らしをしながらバイト!職場選びにおすすめの3つの基準
一人暮らしをする大学生は次の3つの基準を意識してバイトを絞っていくと良いです。
①お得な求人サイト・②どれくらい働くか・③大学生向きの求人の条件
この3つについて解説しますね。
大学生のバイト選びは”お祝い金”がもらえる求人サイトを使う
求人サイトはどれも同じというわけではありません。
一番気を付けたいのが、お祝い金がもらえるかどうかです。
お祝い金とはバイト先が決定したら、求人サイトからお小遣いがもらえるという特典のこと。
例えばマッハバイトという求人サイトは、お祝い金5000円を最短翌日にGETできるようになっています。
全く同じ求人でもタウンワークやバイトルから応募すれば、お祝い金はもらえません。
なのでこれから気になる求人を見つけたら、まずマッハバイトで掲載されていないかを確かめた方が良いですよ。
一人暮らしの大学生がバイト代をどのくらい稼ぐ?平均月収を計算
次は1ヶ月に稼ぎたいバイト代の目安を計算しましょう。
どれくらいバイト代が必要かで、どういった求人を選べばいいかは全然変わってくるからです。
まずは支出について。
日本学生支援機構が行った調査「平成30年度学生生活調査」によると、一人暮らししている大学生(昼間部)の平均生活費は1ヶ月で約9.3万円となりました。
大幅に見積もって毎月10万円が学費とは別に必要だということですね。
(都会の場合は物価が高くなるので、+3万円を目安として加えます)
次は収入について。
大学生の収入源は大きく分けて『①バイト代・②仕送り・③奨学金』になります。
あなたが奨学金を申請しているか、親から毎月いくら仕送りをもらえるか。
この2つによって、1ヶ月にどれくらいバイトで稼がないといけないかがわかります。
ちなみに一般的な大学生のアルバイトの出勤数は週3日が多く、バイト代は月3万円が目安。
もし仕送りと奨学金だけで生活できるなら、無理にアルバイトのシフトを増やす必要はありません。
大学生活は勉強を最優先すべきなので、無理に働く必要もないんですね。
大学生が働きやすいバイトの条件とは?
求人サイトにはいくつも職場が掲載されています。
その1つ1つを見ていたらキリがありません。
そこで大切になってくるのがアルバイトを絞るときの条件になります。
アルバイト求人には『主婦向き・フリーター向き・大学生向き』など特徴があるんですね。
その中でも大学生向きの条件を満たしたアルバイトに絞っていきましょう。
- 家から近い・大学から近い
- 同世代が多く働いている
- 働く時間は夕方から
まずは職場の場所についてですが、家か大学のどちらかに近い方が働きやすいです。
わざわざ働くたびに遠出していると、長くバイトを続けることが難しくなります。
そして同世代が多く働いているかも重要。
仕事の充実度は一緒に働く人との相性に影響します。
下見をして『この人たちなら仲良くなれそう』と思えるアルバイトが働いているかを確認すると良いですよ。
そして最後は働く時間について。
基本的には授業終わりの18時以降から働けるアルバイトが理想です。
授業を休んでバイトに行くといった心配もなくなるので、夕方以降の求人をチェックしましょう。
- お祝い金がもらえる求人サイトを使う
- 生活費・仕送り・奨学金から1ヶ月で稼ぐバイト代を計算する
- 職場の場所・働く人の世代・働く時間帯で求人を絞っていく
大学生で一人暮らしするときにおすすめのアルバイトを厳選してみた
- お祝い金がもらえる求人サイトを使う
- 毎月必要なバイト代を計算する
- 職場の場所や同世代が働いているかをチェック
この3つを意識すれば、アルバイト選びで大きく失敗することはありません。
あなたが働きやすいバイトが見つかりやすいです。
ただそうはいっても、具体的にどういったアルバイトが大学生に向いているのかは気になりますよね。
そこで一人暮らしの大学生向きのアルバイトを紹介していきます。
① 飲食店バイトなら”まかない”に注目!一人暮らしの自炊の手間が省ける
飲食店でのアルバイトを考えているなら、ファミレスがおすすめです。
理由は同世代が多く働いているし、”まかない”がついているお店が多いから。
夕方以降に働く飲食バイトは大学生のアルバイトとして定番ですが、一人暮らしなら”まかない”付きがおすすめ。
職場でご飯を食べられたら食費も浮くし、家に帰ってから料理をする手間も省けるからです。
ただ”まかない”がついていたら、どんなお店でも応募して良いわけではありません。
ポイントは”まかない”が飽きないかどうかです。
例えばラーメン屋さんだと、まかないのメニューの幅に限界がありますよね。
中華とかイタリアンでも、ずっと同じジャンルのまかないを食べていたら、キツイと感じてしまうかも。
ただ幅広いジャンルを扱うファミレスなら、いろんな料理を食べるチャンスがあるので、飽きる心配もありません。
一度お客として来店して、スタッフと料理をチェックすると良いですよ。
美味しいと思えたお店で働けば、まかないとして料理を食べることができます。
② 大学生なら居酒屋バイトをすると仲間ができやすい
友達作りを優先したいなら、飲食店バイトの中でも居酒屋がおすすめです。
夕方以降は同世代の大学生やフリーターが多く働くので、気が合う人が見つかりやすいはず。
バイトが終わる時間も一緒なので、帰りに仲良く話せるチャンスもあるし、出会いも期待できます。
注意したいのは、働くお店の客層や治安についてですね。
酔っ払いのお客さんの相手をするので、嫌な思いをするかもしれません。
なので治安が悪い場所にあるお店には、応募しないことが重要です。
居酒屋バイトも”まかない”がついているお店が多いので、一人暮らしの大学生にとっては助かりますよ。
③ ホテルで接客を学べば就活に活かせる
大学生向けのバイトといえば、接客マナーを学べる求人もおすすめ。
例えばホテルでのアルバイトなら、敬語の使い方を学びながら働くことができます。
こういったスキルは就職活動などでも有利に働きますよね。
家や大学の近くにホテルの求人があれば、どんな仕事があるかを見てみましょう。
接客が苦手だったとしても、ホテルの清掃なども時給が高くて人気があります。
④ 接客が嫌な大学生には品出しバイトがおすすめ
これまで紹介したアルバイトは接客が主な仕事でした。
ただ中には『接客は苦手かも』と不安な人もいるかもしれません。
そんな接客が苦手な人でも取り組めるのがスーパーなどの品出しバイトになります。
私も経験したことがありますが、商品を補充するだけなので、お客と話す機会は少ないです。
たまに『○○ってどこにありますか?』と聞かれるだけなので精神的に楽。
真面目でコツコツと働くのが好きな人に向いているのが品出しバイトになります。
まかないはないので、交通費支給など別の福利厚生をチェックしましょう。
家から近ければバイトの前後に買い物もできるますよ。
⑤ 大学生がバイトするとき掛け持ちしやすいのが家庭教師
大学生ならではのアルバイトの定番として家庭教師があります。
1時間で数千円の高時給のアルバイトとなりコスパは最強。
週に1度のペースが多いので、他のアルバイトとの掛け持ちもカンタンです。
親や近所の知り合いから、誰か家庭教師を探している中高生がいないか聞いて見ましょう。
求人サイトに登録するという手もありますが、まずは信頼できる関係性の中から探した方が良いです。
参考⇒大学生がバイトの掛け持ちをするときのおすすめバイト15選!
⑥ 在宅ワークも一人暮らしの大学生が掛け持ちしやすい
- あと少しだけ自由に働けるお金が欲しい
- でもこれ以上はシフトを増やせない
そんな一人暮らしの大学生の金欠を救ってくれるのが在宅ワークになります。
在宅ワークなら家で空いた時間に取り組めるので、マイペースに働くことが可能。
最近はアンケートやモニターなどスキルなしでスマホがあればできるお小遣い稼ぎもあります。
ただ単価という点では低いので、あくまでオマケとして使いましょう。
在宅ワークのみで稼ぐとなると専門スキルが必要になってきます。
参考⇒在宅バイトのおすすめ9選!大学生でも稼げる在宅ワーク集
- ファミレス…まかないがお得
- 居魚屋…同世代の友達ができやすい
- ホテル…接客マナーが就活で活きる
- 品出し…接客が苦手な人におすすめ
- 家庭教師…掛け持ちしやすい
- 在宅ワーク…家でマイペースに取り組める
一人暮らしの大学生におすすめできないバイトの共通点
最後は一人暮らしをする大学生には不向きなバイトを紹介します。
次の3つの特徴のどれか1つでも当てはまる職場に応募するときは慎重になりましょう。
大学生活との両立が難しかったり、一人暮らしの負担が大きくなります。
職場環境のストレスが大きい!【パチンコ店など】
職場が特殊な環境にある場合は注意が必要です。
例えばパチンコ店は時給も高いし大学生にとっては魅力に映るかもしれません。
でもパチンコ店で働くとなると、騒音の中で働き続ける必要が出てきます。
もともとパチンコが好きだったり、騒音が全く気にならない人は問題ありません。
ただパチンコ店を通るときに『うるさいな』と思っている場合は、向いていないと言えます。
騒音・タバコなど、職場の環境がストレスにならないかを事前に確認すると良いですよ。
仕事内容が複雑だと覚えるのが大変!【コンビニなど】
仕事内容が複雑で覚えることが多いバイトも、一人暮らしの大学生には不向きです。
もともと大学生活・自炊をしなければならないのに、アルバイトで勉強することも多いと頭がパンクします。
例えばコンビニバイトなどはシフトの融通もきくので、大学生に定番のバイトの1つと言えます。
ただアルバイトスタッフだけで多くの仕事に取り組むので、臨機応変に対応できる人じゃないと向きません。
ある程度の単純作業があるバイトの方が覚えやすいし、大学生活などへの負担もなくなりますよ。
働く時間と大学生活の相性が悪いアルバイトも避ける
最後は働く時間帯について。
夜間や早朝のバイトは時給が高く稼ぎやすいですが、大学生には不向きです。
睡眠がとれずに授業に集中できなくなるし、成績が下がったら大変ですよね。
または土日に必ず出勤するようなアルバイトも要注意。
大学生になると友達同士やサークル活動で土日に集まることも多くなります。
そういったときに『アルバイトがあるから』と断ると、友達ができるチャンスも減ってしまいますよ。
- 騒音やタバコなど職場環境が合わない職場
- 仕事が複雑で覚えることが多い仕事
- 深夜や土日出勤など大学生活に負担になる求人
一人暮らしの大学生でもバイトはできる!おすすめは夕方募集
今回は一人暮らしの大学生向きのおすすめバイトについて見ていきました。
まずはお祝い金がもらえる求人サイトを活用すること。
そして生活費・仕送り・奨学金から、1ヶ月にどれだけ働けばいいかの目安を知りましょう。
飲食店のバイトなら”まかない”が付いている方が、自炊せずにすむので楽です。
あとは接客の好き嫌いなど、あなたにとって働きやすい仕事内容を絞っていくといいですよ。