一人暮らしなのにバイトしないの?
大学生として過ごしていると、周りの友人によく『バイトしないの?』と聞かれる。
一人暮らしの大学生なのにバイトしないのは、そんなに珍しいことなのでしょうか?
- 大学生の一人暮らしでバイトしないのは変?
- 奨学金や仕送りだけで一人暮らしは可能か?
- あと少しお小遣いが欲しい時のオススメの稼ぎ方
この3つを確認すれば、あなたの疑問や悩みもスッキリするはず。
結論から言うと、バイトしない大学生も数多くいます。
ただ一人暮らしをするうえで、お金の流れを確認したり、バイト以外の稼ぎ方を知っておくと安心ですよ。
大学生の一人暮らしでバイトしないのは変?
まず大学生の一人暮らしでバイトしないのが珍しいのかを調査していきます。
Webサイトで実施されたアンケートや、私が大学生だったときの話もお伝えします。
大学生で一人暮らしをする割合は?
大学生で一人暮らしをする割合は、どれくらいなのでしょうか?
タウンワークが実施したアンケートによると、『寮に住む大学生が5.5%、アパートに住む大学生が38%』となっています。
つまり半数近くの大学生が自宅以外の場所で生活しながら、大学生活を送っていることになりますね。
ちなみにアパートに住む大学生は国立大学だと半数以上の63%となります。
このことからも一人暮らし自体は珍しいことではないことがわかります。
大学生でバイトをしている割合は?
次は大学生でアルバイトをしている学生の割合について。
ベネッセが実施したアンケートによると、アルバイトをしている大学生は全体の63%という結果になりました。
逆に言うと全体の4割はアルバイトをしていないということになります。
2つのアンケートからわかるのが『一人暮らしもアルバイトをしないことも珍しくないコト』
どちらも約4割の学生に当てはまることなので、『一人暮らしでバイトをしない』というのは変ではありません。
確かに仕送りや奨学金の負担を減らそうと、アルバイトをしている大学生もいます。
ただ、だからといって『一人暮らしするならバイトすべき』というわけではありません。
バイトをしすぎて単位が取れなければ最悪。
大学生の本分はあくまで勉強であって、その合間にするのがアルバイトということが数字を見てもわかります。
大学生で一人暮らしをしてバイトしないのは可能?
次はバイトをしないで大学生が一人暮らしをするには、どれだけのお金がかかるのかを見ていきます。
①大学生活・②入学時期にかかるお金・③毎月の生活費の3つで出費を確認。
さらにそれらのお金を奨学金や仕送りでカバーできるのかを見ていきます。
大学生活を送るために必要な出費
まず大学生活を送るには学費を払わなければいけません。
授業料の平均は国立大学だと53万円、私立だと78万円となります。
さらに授業料とは別途で入学金が平均20万~30万ほど必要。
また一人暮らしを始めるときに必要なのが初期費用です。
平均だと約40万円ほどはかかると言われています。
- 敷金・礼金
- 日割り家賃
- 前家賃
- 仲介手数料
- 火災保険料
- 鍵の交換費
最後にかかる出費が毎月の生活費。
大学生の場合の平均は9万円で、これにプラスして家賃が上乗せされます。
(大学生の家賃の相場は6万円~10万円ほど。)
つまり大学入学までにかかる費用は、入学金と一人暮らしの初期費用で約60万円。
そこから毎年授業料が50万~70万円かかり、生活費は家賃を合わせて平均15万~20万円ほどになります。
こう考えると大学生活を4年送るのは、すごくお金が必要だとわかりますね。
ではこれらの出費を、仕送りや奨学金で補えるのでしょうか?
大学生の親が子供に送る仕送りの平均額は?
まず大学生への仕送りについてですが、 日本学生支援機構の調査によると全国平均が約9.7万円となっています。
およそ10万円が仕送りの平均額。
東京など都心になると家賃が高くなるので、平均より高い傾向がありますね。
先ほどの出費を全額親が負担するとなると、仕送りが毎年120万円がプラスされます。
奨学金で毎月いくらもらえる?
- そんなに親にお金を出してもらえない
- 申し訳なくなる
そんなときに考えるのが奨学金制度です。
大学生の半数近くが申請している奨学金制度を使えば、親御さんへの負担も減らせますよね。
奨学金でもらえる額は自分たちで申告します。
2万~5万の中から貸与月額を選び、社会人になってから返済していくというカタチ。
第一種奨学金なら利息がタダとなりますが、条件があるので公式サイトをチェックしましょう。
これでも生活費が足りない場合は奨学金の第一種と第二種の併用も可能です。
アルバイトをしないとなると、親の仕送りを平均より多くしてもらうか、家賃を下げて固定費を下げる必要がありますね。
このように大学生活はお金がかかりますが、一人暮らしをする大学生は仕送りや奨学金を使っています。
アルバイトは必須ではなく、余裕があるときに社会人経験を踏むためのものという考えでOK。
大学生活を優先してバイトはしないけどお小遣いがもう少し欲しいとき
最後はバイトはしないけど、大学生活でたまに金欠になるときの対処法について。
大学生活はサークルの飲み代や教科書代など、急な出費が出てくるもの。
『あと少しだけお金が欲しい』ときに、どのような対応があるのでしょうか。
普段から固定費の削減に取り組む
全く働かずに自由に使えるお金を増やすには、出費を減らすしかありません。
ただ食費や交際費を削ると健康や人間関係に悪い影響が出ますよね。
そこで試したいのが固定費の削減になります。
実は固定費の中には使い勝手はそのままで、出費を安くできるものが隠れているんですね。
- ガスや電気の契約先を変える
- 節水シャワーを取り付ける
- スマホは格安SIMにする
- 服や車をサブスクにする
これらの固定費は安くなっても質がそこまで落ちません。
私も電気は楽天でんきにして安くなったし毎月に楽天ポイントが付与されます。
楽天アンリミテッドにして1年間スマホの月額料金が0円ですし、車もカーシェアリングを使っています。
このように不便なく固定費を下げる方法はないか調べてみましょう。
固定費を1万円安く出来れば、来月から何もしなくても自由に使えるお金が1万円増えることになります。
身近で家庭教師できないか探す
もっと自由に使えるお金を増やしたいときはアルバイトを検討しましょう。
ただ一般的なアルバイトは時間もかかるしストレスも多そうですよね。
そんなときに取り組みやすい働き方が家庭教師。
週に1回で2時間ほど勉強を見てあげるだけで時給数千円の収入となります。
去年まで受験勉強をしていた大学1年生や、高学歴の学生さんは特に人気ですね。
周りで家庭教師を探しているお子さんや親御さんがいれば、勉強を見てあげてはどうでしょうか?
本格的なアルバイトよりもストレスなく取り組めるかもしれません。
アルバイトが怖いなら在宅バイトをしよう
- 誰も勉強を見てあげられるような人はいない
- もっと気軽なお小遣いが良い
そんなときは在宅バイトを検討しましょう。
在宅バイトの中でもスキルが必要ないものもあります。
稼げる額は少しすくないですが、複数の在宅バイトを掛け持ちすれば大丈夫。
通学中など電車に乗ってる時などに取り組めるものもありますよ。
- アンケートモニター
- ポイントサイト
- Webライター
- 軽作業(部品の組み立てなど)
メリットは今日から始められること。
デメリットは時給に換算したときにコスパが悪くなることです。
あくまでスキマ時間にするお小遣いであって、本格的に稼ぎたいなら外で働くアルバイトがおすすめ。
気が向いた日だけ単発バイトをする
『アルバイト=何年も働く』というわけではありません。
求人サイトの中には1日だけ働いてお金がもらえるアルバイトもあります。
これなら大学生活の負担にもならないし、良い刺激になり気分転換にもなりますよ。
- 試験監督
- ティッシュ配り
- ポスティング
単発バイトの中には、体力や知識が必要なく楽に稼げる求人もあります。
そういったバイトは人気なので、定期的に求人サイトで調べておくのがおすすめ。
参考⇒単発バイトのおすすめ15選!楽に稼げるコスパ最強バイト
- 固定費を削減する
- 家庭教師をする
- 在宅ワークを始める
- 単発バイトだけ始める
一人暮らしをする大学生でバイトをしない学生もいる!金欠時の対策は必要
一人暮らしをしている大学生でも、アルバイトをしていない学生はいます。
なので『バイトをしない=ダメ』とは思わなくていいですよ。
ただ普段から大学生活にどれだけお金がかかっているかなど、お金の流れを知るのは大事なコト。
奨学金なども視野にいれて一人暮らしの生活を計画していきましょう。
また大学生活を送っていると『もう少しお金があったらな』という場面が出てきます。
そんなときのために普段から固定費を削減しておくことや、在宅バイトなどお小遣い稼ぎの方法を知っておくと安心。
とくにアンケートモニターやポイントサイトなどはスマホでできるので、通学中や授業の休憩時間に取り組むだけでOKです。
もし少しでもアルバイトに興味があるなら、こちらの記事も読んでみてください。