バイトを休みたいときは、別に精神的に疲れただけでも構いません。
長期バイトをしていたら、なんとなく疲れて行きたくないときもありますよね?
事前に休みたい日を申請するなら、休む理由を伝える必要もありません。
ただ前日や当日だと、『何となくだるい』という理由では休めないです。
またバイト先の人を不快にさせないための連絡マナーなどにも気を付けましょう。
そこで今回は『バイトがだるいときの休み方』について紹介。
精神的に疲れたとき、どのようにバイトのシフトを調整すればいいのでしょうか。
休むときの連絡の仕方の例文も紹介するので、バイト先に電話するときの参考にしてください。
バイトを休みたい!精神的な理由だと休めない?
まずは精神的に疲れたという理由でバイトを休めるのかについて見ていきます。
結論から言うと、休みたい日程によって休む理由が必要かが変わります。
事前に伝えるなら、”所用があると抽象的に伝えても構いません。
ただ直前の変更となるとバイト先に迷惑になるので、”なんとなく嫌”という理由では休めないんですね。
① 【事前申請の場合】バイトを休む理由は何だっていい!伝える必要もない
事前申告の場合は、休む理由はなんだって構いません。
例えばシフト提出日に休みたい日に、”チェック”をつけて提出する。
店長に理由を聞かれたとしても、『所用があります』とボカして伝えて問題ないんですね。
私もシフト提出日には、いつも休みたい日に”チェック”をつけていました。
シフト提出後であっても、店長との交渉が可能です。
例えば疲れを感じて、少しシフトを減らしたいとき。
店長に『体調が悪いから1日休みが欲しい』と伝えれば調整も可能です。
“精神的に疲れた”というのは、体調不良。
目に見えないからと言う理由で、我慢する必要はありません。
なので精神的に疲れて休むことに罪悪感は不要です。
まずは今後のシフトで調整ができないかを店長に相談してみましょう。
店長の立場からしても、先の話であればシフト変更もしやすいです。
② 【前日や当日に休む場合】バイト先の人が納得できる理由が必要
逆に精神的な理由で休みづらいケースもあります。
それが直前でのシフト変更の申し出ですね。
例えば前日の夜とか、当日の朝に急にシフトを空ける行為は、バイト先に負担をかけます。
もちろん発熱や怪我などやむを得ない事情であれば、欠勤せざるを得ないでしょう。
- 発熱が出た
- 濃厚接触者になった
- 怪我をした
- 家族が入院することになった
- 天候悪化で電車が止まった
ただ『精神的に疲れた』という理由で直前で休むのは、バイト先の人たちに納得してもらえないです。
逆の立場であなたが働いているときに、誰かが『何となく行きたくないから休みます』と言われたらイラっとしますよね。
なので直前での申し出は、却下される可能性が高いです。
“熱が出た”など嘘をついて休むのも危険。
その後に嘘がバレる可能性もあるし、休みグセがついてまた急に休みたくなるかもしれません。
この場合は頑張ってその日のシフトはこなす。
その代わり後日のシフトで1日休みをもらっり、来月以降のシフトを減らすなどで調整しましょう。
もし体調も悪い場合は、以下の記事を参考に店長へ連絡してください。
③ 【直前で休みたいとき】スタッフのシフト交換で乗り切れるかも
どうしても直前で休みたいときは、シフトを空ける以外の方法がおすすめ。
私がアルバイトをしていたときにスタッフ同士でやっていたのが、シフト交換になります。
シフトを空けるのではなく交換する。
どうしてもスケジュールがきついときは、同期にシフト交換をお願いしていました。
シフトの交換であれば、店長からすれば人材不足にはなりません。
なので直前の変更であっても許可をもらいやすいんですね。
今しんどくて、でも寝たら回復する。
そんな精神的な辛さであれば、シフト交換がおすすめ。
お互いに助け合えるスタッフがいれば、お願いもしやすいですよ。
参考⇒バイトのシフト変更したいときのLINEやメールの活用法と例文
④【例外】 バイトのことを考えると涙が出る!嫌すぎるなら欠勤も良い
精神的な理由であれば、直前の欠勤は避けた方がいいという話でした。
ただひとつ例外があって、それが辛すぎてメンタルが不安定になっているとき。
- バイトのことを考えると涙が出る
- バイトが嫌すぎて胃が痛い
- 出勤が辛すぎて眠れない日々が続く
- 働くことを考えると体が震える
このように精神的な辛さが肉体に影響が出ている場合は、体調不良と捉えていいです。
発熱とか怪我と同じと考えて、店長に報告しましょう。
これほど辛い状況が長期で続くなら、バイトを辞めることも考えた方がいいですね。
伝えづらいかもしれませんが、我慢するともっとストレスにむしばまれることになります。
- 事前申請なら休む理由自体が不要
- でも直前での欠勤は避けた方がいい
- どうしても休みたいならスタッフ同士のシフト交換がおすすめ
- 体調が悪化するほど辛いなら直前でも欠勤の報告をする
- その状態が長く続いているなら退職も考えた方がいい
バイトを精神的にだるいから休みたいときの手順
では精神的にバイトを休みたいとき、どのように報告すればいいのでしょうか。
その連絡の仕方を見ていきます。
① 精神的な理由でバイトを休むときの店長への連絡
シフト変更は重要な連絡事項になります。
事前報告であれば、対面で伝えた方がいいですね。
店長とシフトが同じ日に、時間をとってもらいシフトの変更を申し出ます。
ただシフト変更は早く伝えた方が、店長も調整がしやすいのも事実。
なのでシフトが店長と重ならない場合は、電話での連絡をしましょう。
シフト作成後であれば、休む理由を聞かれるかもしれません。
そのときは『何となく』など正直すぎる回答はダメ。
バレにくい嘘で、店長の同意を得られる欠勤理由を用意します。
- テスト対策で勉強時間を増やしたい
- 短期のインターンが入った
- 部活が入った
- 家庭の事情
店長が受け入れてくれた謝罪とお礼を言います。
シフト提出前であれば、休む理由は私用を伝えても構いません。
ただシフト作成後なら店長に理由を聞かれるので、事前にどう答えるか決めておくと混乱せずにすみますよ。
参考⇒バイトを休む理由って私用でも必要?プライベートな理由の伝え方
② バイト仲間にシフト交換をお願いするときの例文
直前のお休みが欲しいときは、バイト仲間とシフト交換するという手段もあります。
そこで次はバイト仲間への連絡の仕方を見ていきましょう。
バイト仲間に関してはフランクな関係なので、LINEなどで聞いても構いません。
バイト間でグループLINEなどがあれば、個別でもメッセージを送りやすいですよね。
誰かシフトを代わってくれそうな人にお願いをしてみましょう。
グループLINEで全員に聞くというのもアリです。
文章を作るときは、要点を先に書いて完結にまとめること。
言い訳などを書いて長文になると、読み手の負担となります。
詳細は以下の記事でも書いています。
LINEやメールで早く伝えることで、相手のスケジュール調整してもらえる可能性が高くなりますよ。
③ お休みを断られたら来月以降のシフトを減らしていこう
もし店長にもバイト仲間にも断られたら、出勤するしかありません。
ただその代わりに、1ヶ月単位で仕事を減らせないか実行してみます。
精神的に疲れているときは、単純に仕事量が多くて疲れが抜けない状態が多い。
なので来月以降のシフト希望を少し減らして提出してみます。
もし出勤数が固定されているなら、繁盛する曜日や時間帯を避けて提出するのもおすすめ。
出勤数は変わらなくても、1日の仕事量や負担が軽くなれば精神的にも楽ですよね。
(あとは真面目でバリバリ働く人と一緒に働くようにシフトを調節するなど)
精神的な理由でバイトを休もうとすると、どうしても頻度が多くなります。
休みすぎるとシフトを減らされる可能性もあるので、仕事量を減らす方法も考えましょう。
- 店長に伝えるときは対面か電話
- バイト仲間とのシフト交換はLINE(メール)でいい
- 断られたら来月以降のシフトや仕事量を減らそう
バイトを精神的に休みたい日が続くときの対応
精神的にモチベーションが高まらないことは誰にだってあります。
その場合は気にせず、ゆっくり寝て、たくさん食べれば気分も回復します。
ただバイトに関して、ずっと行きたくない状態が続くなら問題。
無理をして出勤を続けるより、行きたくない原因にアプローチした方が解決するかもしれません。
① バイト先の何があなたを追いつめている?数値化しよう
精神的に気分が乗らない状態がずっと続く。
そんなときはまず、バイト先の不満や悩みを箇条書きに書き出していきましょう。
できれば数値化して、悩みの大きさを目で見てわかるようにすると良いですよ。
- 店長が怖い 50
- 先輩と合わない 30
- 派閥があって疲れる 10
- 仕事でミスを繰り返す 30
- 接客のクレームが嫌 60
- トイレ掃除が苦手 20
- 忙しい曜日がしんどい 20
- 急なヘルプを頼まれる 20
こんな感じで不満と不満度を挙げていきます。
頭の中で考えていると、同じことをグルグルと悩みがち。
紙に書いてしまえば悩みを外に吐き出すことができますよ。
② バイト先の精神的ストレスは減らすか避けるしかない
ストレスに関しては2つのアプローチがあります。
まず1つ目はストレスを減らそうと試してみること。
先ほどの悩みだと、以下のような対策が考えられます。
- 店長が怖い 50⇒店長のシフトを避ける
- 先輩と合わない 30⇒先輩のシフトを避ける
- 仕事でミスを繰り返す 30⇒メモをして同じミスをしないように心がける
- 接客のクレームが嫌 60⇒裏方に変えてもらえないか店長に相談
- トイレ掃除が苦手 20⇒後輩に仕事を振る
- 忙しい曜日がしんどい 20⇒暇な日のシフトを増やす
- 急なヘルプを頼まれる 20⇒2回に1回は断るなどルールを決める
実際に解決するかもしれないし、解決しないかもしれません。
ただ何個も不満を挙げて、複数にアプローチすれば、いくつかはストレスが軽減されるはずです。
そうすればバイトに行く憂鬱さも少しずつ楽になっていくんですね。
③ バイト先の精神的ストレスを避ける方法って?
もしストレスへの対処が難しい場合は、2つ目の方法を考えましょう。
それがアルバイトを変えるという方法です。
例えば人間関係の悩みなら、部署や店舗を変えてもらえないか相談する。
それが無理なら別のアルバイトに切り替えるという選択肢もあります。
アルバイトはすぐに辞めるのは問題かもしれません。
ただ精神的ストレスを感じて自力で改善できないときは、相性が悪い証拠。
あなたに問題があるというより、相性が悪いだけなので、もっと働きやすいバイトに変えても問題はありません。
私も1つ目のアルバイトから、自分にピッタリの仕事を選べたわけではないです。
いくつも短期バイトと長期バイトをして、その中で自分なりの働きやすい職場が見えてくる。
その経験を踏まれば、次のアルバイト先でもっと充実した時間を過ごせるようになるんですね。
すぐ辞めるのは辞めグセがつくのでおすすめしません。
最初はバイト先の悩みを改善しようとチャレンジすること。
それが難しいときに別のアルバイトを探してみましょう。
- バイト先の不満を箇条書きにして数値化する
- その数値を下げる方法を考えて実践する
- 改善が難しいなら別のバイトを探す
精神的な理由でバイトを休みたいこと自体は悪いことではない
バイトを休む理由に関しては、事前報告であれば何でも構いません。
ただ前日や当日に欠勤したい場合は、職場の人が納得する理由が必要です。
事前報告であれば店長に連絡して、シフトを別日にしてもらえないか相談しましょう。
もしくはアルバイト同士でシフトを交換できないか、LINEで聞いてみるのも良いですね。
精神的に嫌な状態が長く続くときは、その原因を取り除けないか考えた方が良いです。
どうしても悩みが改善されないなら、もっと働きやすい仕事を探しましょう。
バイトの休み希望が通らないときや、シフトを減らせないときは、以下の記事も参考にしてください。