バイトに行きたくないと悩むのは、あなただけではありません。
アルバイトは職場の仕事や人間関係でストレスを感じるもの。
でもだからといってサボったり、バックレするわけにはいきませんよね。
そこで今回は『学生向きのバイトへのモチベーションの高め方』を見ていきます。
私自身も大学時代にアルバイトを掛け持ちしていましたが、”出勤が嫌だ”と思ったことは何度もあります。
そんなときは無理矢理に出勤してると、心も体もドンドン消耗していくんですね。
なので行きたくない原因にアプローチしたり、正しい休息やモチベーションUPを試しましょう。
そうすれば100%ではありませんが、今よりもネガティブな気分が改善されますよ。
バイトに行きたくないと大学生が思うワケとは?
なぜバイトに行きたくないのか。
大学生がアルバイトをする上で、避けられない3つのハードルがあります。
あなたは次の3つのうち、どれが原因でモチベーションを下げていますか?
① バイトの仕事内容への不満!大学生がイライラしやすい業務
大学生がバイトをするとき、希望業務だけできるわけではありません。
仕事上はやりたくないこともやらないといけない。
仕事内容への不満が募ると、やる気が下がりバイトに行きたくなくなります。
- 募集内容とは違う仕事もある
- トイレ掃除が嫌
- 接客が慣れない
- 暇すぎる
- 忙しすぎる
- 覚えることが多い
- 慣れずにミスが多い
とくに大学1年生など人生初バイトであれば、慣れるまでは疲れも溜まります。
大学生活をしながら、アルバイトを一から学ぶのは大変ですよね。
唯一の救いなのが、仕事への不満は時間が解決してくれることが多いこと。
私もバイトをしてすぐの頃は、『こんなの無理』と思っていました。
ただ2カ月ほどすれば、全ての業務を体が覚えて半自動でこなせるように。
こうなると体力的には疲れるけど精神的なストレスはだいぶ減ります。
時間が解決してくれる悩みであれば、業務での不満はそこまで深刻に考える必要はありませんよ。
仕事に慣れるまでは、心と体のケアをする時間を意識的に作りましょう。
(休息の仕方については後で解説しています)
② バイト先の働き方への不満!遠かったりヘルプが多いと体力が消耗する
大学生活と両立が難しいのは、働き方が合っていない可能性もあります。
学校の授業やサークルを優先しながらバイトをするのは大変。
最初はどちらも頑張っていても、時間が経つほどに消耗していきやすいんですね。
体力的に疲れが残れば、バイトに行きたくなくなるのも当然です。
- 職場が学校から近いけど家から遠い
- ヘルプで急にシフトを頼まれる
- シフト希望が通りにくい
- 夜間に働くので睡眠時間が取れない
- プライベートの予定を立てづらい
大学生であれば、あくまで優先すべきは大学生活になります。
その合間にアルバイトをして、自由に使えるお金を増やすのが王道。
なのでアルバイトを”仕事だから”と、無理をして続けるのは辞めましょう。
働き方が合わないときは、将来的にバイトを変える勇気も必要です。
成績が下がったりサークルを辞めてからでは遅いですよ。
③ バイト先の人間関係への不満!飲み会への参加強要など
仕事では不満はなくても、バイトへのモチベーションを一気に下げる要因があります。
それがアルバイト先の人間関係。
とくに社会人とのコミュニケーション経験が浅い大学生であれば、ストレスを感じやすいです。
- 同世代がいない
- 馴染めない
- 職場で派閥がある
- 店長が怖い
- 男女比に偏りがある
人間関係の不満は、社会人になってからも仕事を辞める理由の上位に入ります。
つまり大人になってからでも、仕事に行きたくないと悩む理由になるということ。
時間が経てば、お互いに良い距離感で働けるようになることもあります。
ただ相手の言動に明らかな問題があるときは、バイトを辞めた方がいいですね。
“すぐ辞めるのは悪いこと”と我慢していると、精神的な疲労が蓄積されてしまいます。
- やりたくない仕事がある
- 働き方に慣れず体力を消耗する
- 人間関係で精神的にきつい
バイトに行きたくない大学生に残された選択肢
バイトに行く気がしないとき、何をすればいいのか。
まずは心と体を休息させることから始めます。
その後で行きたくない原因を改善できないか考えてみましょう。
① モチベーションを回復させる!ココロとカラダを休息をしよう
バイトに行きたくないという感情があるのは、バッテリー不足のサインです。
体力的に疲れているか、精神的に追い込まれているか。
それが原因で、今以上に消耗を防ぐためにモチベーションが上がらないんですね。
なのでまずは正しい休息を取りましょう。
まず肉体的な休息となると、アルバイトの業務と”逆”を意識すると上手く行きます。
例えばバイト中に立ち仕事で疲れるなら、横になってストレッチをする。
逆に座り仕事でじっとしているなら、散歩して体を動かす。
このようにバイト中の身体の負荷と逆をすると疲れが取れます。
精神的な休息となると、アルバイトのことを忘れて没頭できる何かを見つけましょう。
バイトの悩みを考えない時間を作ることで、脳をリフレッシュすることができます。
- 昼寝をする
- VRゲームに没頭する
- 好きな音楽を聴く
- カラオケで熱唱する
- 泣ける映画を見て涙活する
本気で取り組むことで、アルバイトの悩みが頭から離れていきます。
あなたが普段から好きでやっていることができる時間を確保しましょう。
② バイトに行きたくない原因にアプローチする
心と体を休ませたら、次はバイトに行きたくない理由と向き合います。
もしかすると行きたくない原因を解決できるかもしれません。
まずはあなたのバイトに行きたくない理由を挙げていきましょう。
上から順に、特に行きたくない理由で並び替えるとスッキリしますよ。
- 店長に怒られる
- ミスをすると自己嫌悪になる
- 休憩時間に孤立する
- 家からバイト先が遠い
嫌な順に並び替えたら、次は上から順に少しでも状況が良くならないか考えて行きます。
あなたの行動次第で回避できたり、軽減できることはありませんか?
- 店長に怒られる⇒店長のシフトを避ける
- ミスをする⇒メモをして同じミスをしないよう心がける
- 休憩時間に孤立する⇒音楽を聴く、休憩室に入らない
- 家からバイト先が遠い⇒Netfilxを見る時間にする
悩みを100%解決しようとすると難しいです。
ただ少し軽減させる方法はたくさんあるんですね。
③ 一時的にバイトへのモチベーションを上げる方法とは?
バイト先の悩みはすぐ改善することは稀。
仕事を覚えるのも、人間関係に馴染むのも時間がかかります。
その時差の間、どのようにモチベーションを上げればいいのでしょうか?
私が効果を感じたのが、短期的な報酬を自分にあげること。
『成長に繋がる』とか『就活で役立つ』など、将来の報酬だとモチベは上がりません。
そうではなく『バイト終わりすぐ』など、短期的な報酬を自分に上げます。
その方がモチベーションが上がりやすいんですね。
- バイト終わりにスイーツを買う
- バイト代が出た翌日に買い物をする
- その日のバイト代を頭で計算する
- 家に帰える途中にスタバでテイクアウトする
- その日に学んだことを思い出して自分を褒める
バイト中やバイト終わりに報酬を感じるよう意識します。
そうすれば一時的にですかモチベーションを上げることができますよ。
またバイトに慣れるまでは、シフトを少し減らすことも検討しましょう。
心身の負担を少し減らすことができます。
【補足】どうしてもバイトに行く気がしないなら別のバイトを探そう
いろいろ工夫しても、バイトに行く気が起きないこともあります。
そのときは仕事や働き方・人間関係が、あなたに合わないということ。
なので今のバイト先にこだわらず、別のバイトを探すタイミングと言えます。
今すぐバイトを変える必要はありません。
ただ『このバイトを頑張るしかない』と思っていると、どんどん追い込まれていきます。
そうではなく『世の中には別のバイトもある』と知るだけで、少し心が楽になりますよ。
もしコスパ重視でバイトを選びたいなら、以下の記事も参考になるはずです。
- まずは心と体の休息をする
- 行きたくない理由を減らせないか試してみる
- バイト終わりに自分へのご褒美をあげる
- それでも無理なら別のバイトを探してみる
バイトに行きたくない!行く気になれないときのNG行動
最後はバイトに行きたくないときのNG行動を見ていきます。
大学生がやりがちな現実逃避や、バックレ行為などは注意。
あなたにメリットはなく、今より状況が悪化するリスクがありますよ。
① 夜更かしなど間違った休息はバイトへのやる気を下げる
バイトに行きたくないときは、まず休息を取ろうという話でした。
ただ間違った休息を取ると、余計にモチベーションが下がることがあるんですね。
例えば夜更かしをして睡眠時間を削る行為。
睡眠時間が削れば体の疲れを取ることはできません。
そうすれば翌日以降の大学生活やアルバイトが、さらに億劫になります。
また睡眠時間で言うと、バイトの悩みを一人で抱え込むのも良くないですね。
ひとりで考えると夜に慣れなくなり、睡眠の質も下がります。
友達や家族など、誰か相談に乗ってもらい、モヤモヤをスッキリさせましょう。
バイト先の人間関係で不満を感じているのは、あなただけではありません。
周りの友達に相談すれば、お互いに愚痴を言い合って気持ちが軽くなることもあります。
② バイトに行きたくないからと無断欠勤やバックレは辞めよう
バイトに行きたくない大学生がやりがちなのが無断欠勤。
休みの報告をしづらいと、そのまま無断でバイトを休む行為です。
さらにその後も行きづらくなり、無断退職(バックレ)をする人も多い。
こういった行為は社会人失格の行為となります。
反則金を支払ったり、損害賠償の可能性もあるので避けましょう。
実際はバックレてそのまま無事に退職できることもあります。
でもそれはバイト先の人たちが優しかっただけ。
あとで後悔しないためにも、辞めるなら退職の手順を踏んだ方が良いですよ。
参考⇒バイトで自然消滅ってある?ずっと行ってない状態が続くとき
③ バイトに行きたくなくて毎回、涙が出るときは危険信号
無断欠勤はダメと言いましたが、無理をして出勤するのも危険な場合があります。
例えば毎回のように涙が出たり、胃がキリキリして体調不良になるなど。
バイトへのストレスが体の不調になって出ている場合は、危険信号です。
その状態でバイトにムリをして出勤すると、メンタルがもっとひどい状態に。
こんなときは店長に事情を説明してお休みをもらいましょう。
体調不良と説明すれば、店長も許可をしてくれます。
また早めに手を打ってアルバイトの退職を検討しても構いません。
店長に言い出せないときは、退職代行という選択肢もあります。
退職代行を使えば、今日限りでアルバイトを辞めることもできますよ。
- 夜更かしなど間違った休息
- 無断欠勤や無断退職
- メンタルが追い込まれても無理をする
バイトに行きたくないときは休息から!ココロとカラダに余裕を作ろう
バイトに行きたくないときは、まず休息を取りましょう。
そうすれば少しだけ問題と向き合う余裕が生まれます。
そのあとでアルバイトに行きたくない理由と向き合っていきます。
仕事・働き方・人間関係などで、どんな不満があるか挙げていきます。
その中に、自分の行動で改善できるものがないか考えてみましょう。
もし解決できなさそうなら、アルバイトを無理に続ける必要はありません。
世の中にはいろんな仕事があります。
大学生活を優先しながらマイペースに働けるバイトが見つかりますよ。